前回嫁さんが妊娠したけど流れちゃったと書きました。妊娠が分かってから流産が確定するまでの間、もし家族が増えたら俺も3列シートのミニバンを買うことになるのか？（基本ミニバン嫌い）もし買うとしたら何がいいか？と考え、行き着いた先がシトロエン グランドC4スペースツアラーだったので今回はそのスペースツアラーについて書いてみようかと思います。
日本はミニバンが多い国であり、わりと小さなものから大きなものまでありますよね。私としてはミニバンはデカくて重く、フル乗車したらさらに重くなるのですからディーゼルエンジンが相性良いと考えます。しかし国産メーカーでディーゼルのミニバンは存在しません。正確にはハイエースがありますけど乗りたくない。輸入車だって3列シートのミニバンでディーゼルなんてBMW 2シリーズ グランツアラーかC4スペースツアラーかベンツのVクラスしかないんですけどね。Vクラスはいらないので最初から2択となるのですが、正直マトモな選択は2シリーズ グランツアラーだと思います。BMWの中古車は豊富で2020年8月現在カーセンサーに登録されている2シリーズ グランツアラーの台数は237台。ディーゼルモデルはガソリンより30万円ほど高いですが240万円でそれなりに選べそう。安いのは200万円くらいなので足として使うのに良い選択だと思います。しかしBMW330e（F30）が家にあると、内装が似ていて新鮮味がありません。そこで登場するのがC4スペースツアラー！
新鮮味というのはけっこう大切だと思います。外観も内装も超新鮮！シフトレバーがコラムなんだけどやたら高い位置にあったり、フロントガラスが目線の真上近くまであったり、いろいろ斬新です。ディーゼルではありませんが一瞬フィアット ムルティプラも考えました。覚えていますか？あの変な顔の車を。あまりに変な顔で不評たったので後期型で普通の顔になったものの、「普通になったムルティプラなんてムルティプラじゃない！」とこれまた不良で消えた車です。現在は変な顔の前期型に一部のマニアが価値を見出しているそうで（それでもクソ安いけど）、私も面白そうだし安いなら買ってもいいか？と一瞬考えましたが、壊れると嫌なので却下。MTがあれば少し迷ったかもしれないけど、古いイタ車のATは絶対ダメ。
話をC4スペースツアラーに戻します。シートのデザインも日本車やドイツ車には無いセンスで素敵。こういうところを日本車も見習ってほしいものです。外観の個性的なデザインは混み合うショッピングモールでも一発で自分の車だと分かることでしょう。個人的にボディーカラーは赤が良いと思います。スペック的なものは表にまとめました。
発売当初はグランドC4ピカソという名前だったのが途中からグランドC4スペースツアラーに改名されていました。ディーゼルモデルは途中から追加されているので初期型はガソリン車のみ。ATが6速から8速にグレードアップしているので、性能では8速がいいけど価格差によっては6速モデルを選ぶのもアリだと思います。カーセンサーにおける改名前と後のガソリン＆ディーゼルの総数が39台しかなく、ディーゼルに絞ると15台になってしまうので、年式、走行距離、ボディーカラー、グレードなどすべての要素を満たす個体に出会える確率は低そうで、どこか妥協するしかないでしょうね。価格の方は3年落ち3万kmで230万円くらいとそれなりに買いやすい価格でした。
私は昔から「全幅より全高の高い車は嫌だ」と思っています。だって不安定になるに決まってるじゃないですか。C4スペースツアラーも2シリーズ グランツアラーも全幅が1800mmクラスなのでその点は少し余裕を持ってクリアしていますね。シエンタは幅が5ナンバーサイズの1695mmと少ないので高さとほぼ同じ、ノアに至っては幅がシエンタと同じで高さが1800mm超えですよ。トヨタ勢のハイブリッドはモーターが強力なイメージなので、それで加速を補ってくれるのかもしれませんがエンジン性能が非力な点も気になりますね。その他では2シリーズ グランツアラーのみリアサスがマルチリンクというのがBMWのプライドを感じさせます。
と、そんな感じに比較して性能面では申し分なく、デザインが斬新なシトロエン グランド4C スペースツアラーが面白そうだ、という結論に達したのでした。家族は増えないので買いませんけどｗ グラブマンはあと2年乗りますけど、次はマニュアルの車に乗りたいですね。ロードスターか、シビックタイプRか、メガーヌRSか・・・
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