新たな愛車となったMINI クラブマン クーパーSD。納車直後に1回目の給油をし、先日2回目の給油をしました。最初の給油時にトリップメーターやボードコンピューターはリセットしているので満タン法での燃費が計測できます。画面に表示される燃費は15.9km/Lとなっていますが、さてさて満タン法でのディーゼルの燃費はどのくらいでしょう。
走行距離は587.1km、給油してみると41.86L入り、燃費は14.0km/L。14?何か間違えたか?と調べてみましたが、何も間違っていません。満タン法14.0に対して車の燃費表示は15.9ですから、実際の燃費は88%となり、12%も悪い数値です。歴代の車では車両が10.0km/Lと表示している場合、満タン法で9.7とか9.6くらいだったので、その差は3~4%くらい。この程度なら誤差として仕方ないかと思えますが、12%はもう誤差の範囲を超えており、ちょっと問題ですね。
それからガソリンメーターの残量と給油量の予想も一致しませんでした。メーターでは残り1/4くらいの位置で給油したのですが、クラブマンの燃料タンク容量は48L。よって36Lくらいの給油だろうと予想したのですが、ストップしたのが41.86L。となると残りの燃料は6.14Lだったということで、エンプティーランプが点いてもおかしくない残量です。ちなみに給油前の航続可能距離は170kmくらいあったと記憶していますが、車の表示している燃費である15.9km/L走ったとしても残り6.14Lでは95kmしか走ることができず、こちらもかなり差があります。*これについては最後に訂正があります。
1回目給油した時には満タンよりかなり前でストップし、今回はストップが遅かった。そこで3Lくらいの差が生まれたという可能性もあります。41.86Lから3L引いた38.86Lが正しい給油量だったとすると満タン法燃費は15.1km/Lとなり、車の表示の95%になるので誤差として納得できる範囲に入ってきますが、給油後20kmくらい走ったら燃料メーターが少し減ったので、満タンを通り越して給油された可能性は低いと思われます。車によって燃料メーターの減り方はマチマチで、最初は全然減らないのに後半はグングン減るというパターンが多い気がしますが、クラブマンはどういうクセがあるのかも観察する必要がありそう。
まだ1回試しただけなので断言はできず、今後も観察と計測してみたいと思いますが「大丈かよ・・・」と心配になってきました。特に燃料メーター1/4でも実は残り6Lちょいというのは問題で、クラブマンの説明書によると「残りの走行可能距離が50km以下になる前に給油せよ。じゃないと燃料供給ができない可能性があり、最悪故障するぞ」と書いてあります。ディーゼルエンジン車の燃料噴射装置というのはガソリン車以上に繊細で、理想的なタイミングで理想的な燃料噴射を実現すべく、非常に高精度な部品だそうです。これが走行中燃料が送られてこないと壊れるというのは聞いたことがあり、だったらなおさら燃料メーターが1/4を表示しているのに実際は1/8しか残っていないというのは危険ですよね。逆なら許せますけど。時計が進む方向に狂うのは仕方ないけど、遅れる方向に狂うのは許されないのと同じです。エアコン表示もおかしいままですし、燃料メーターについても一度ディーラーさんで診てもらうのが良いかもしれません。
追記
燃料計は液晶でジワジワ減るタイプかと思いきや、実は8段階だということが分かりました。正確には0/8から8/8までの9段階と言うべきでしょうか。1段階の幅が大きいし、1/8になる直前でも表示は1/4なので給油量が予想より多くなったのはのはそのせいだと思われます。それから点検で燃料計も診てもらいましたが、異常無しとのこと。燃料の残量と給油量が一致しないのはゲージの目盛り幅が大きいということから来るズレだと理解することにしました。それと、クラブマンの燃料タンクの容量は53Lくらいあることが分かりました。残りの走行可能距離も53Lで計算すればそれなりに正しい数値となりますので、ここで訂正させてもらいます。詳しくは「F54クラブマンの燃料タンクは52~53Lっぽい」を御覧ください。
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