定期的に欲しくなるおもちゃである電動キックボード。今もスタイリッシュなのがいっぱい売っていますね。最重要部品であるバッテリーがリチウムイオンとなり、軽量でパワーのあるものが販売されているみたいです。2、3万円なら遊びで買うのもいいのですが、安物でパワーが無いとかすぐ壊れるのは嫌だし、かと言って10万円だと、どのみち公道では使えないのだから「ホンダのエイプでも中古で買ってカスタムするか・・・」という結論となるのです。
実は10年ほど昔、ヤフオクで3万円の中古電動キックボードを買ったことがあるんですよ。上のアイキャッチ画像がまさにそれなのですが、これはバイク用の12V鉛バッテリーを直列で3個つないで36V化したもので、重さも20kgくらいあったと思います。最高速度は20km/hくらいでけっこう速く、ちょっとした坂もグイグイ登るパワーがありました。あまり自慢できる話ではないのですが、私はこれを近所の足として使っていたんですよ。場所取らない、楽、素早く乗れると、なかなか気に入っていたのですが、3日ほどでご臨終しました。
満充電した状態で出品者が送ってきて、けっこう遊んでバッテリーが無くなったので、いっしょに送られてきた充電器で充電しようとしました。が、この充電器が他の製品のものだったみたいで、ショートして電極が一部損傷してしまったんですよ。これには驚きました。青白い閃光で目が眩みましたからね。電極が溶けた、と当時の私は思ったのですが、熱くはなかったと記憶しており、化学反応なのかもしれません。幸いゴムの部分を持っていたので怪我はありませんでしたが、金属部分を持っていたら指先が無くなるくらいのエネルギーはあったのか・・・そう考えると恐ろしいです。
ここから私は「電気というものはナメていると危ない」、ということを学んだのでした。ちなみにキックボードの方は壊れて充電できなくなってしまい、ジャンク品としてヤフオクに出品。5000円ほどで売れた気がします。また、出品者に充電器が違ったからショートしたとメールしたところ、半額返金してくれたので、私の懐のダメージは軽かったですね。そしてそれ以降、ヤフオクで中古品は買わなくなりました。いい勉強だったと今は思いますが、これで片手の指先が無くなっていたらそんなことも言ってられませんね。みなさんも電気をナメないように注意してください。
こちらはフロアに鉛バッテリーが入っているように見えますが、ファットなタイヤとサスペンションなどがメカメカしくてカッコイイですね!
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