最近は軽自動車でも4WDでオプション付けていくと200万に近いものがあるし、この前試乗して、一応見積もりを出してもらった新型スイフトのターボモデルもコミコミにすると220万くらいしました。やはり世の中の物価は上がっているのでしょうか。
というワケで?車の価格がどれくらい上がったのか調べてみました。ソースはカーセンサーのカタログという項目で、車種によると思いますが、20年くらい前まで指定した車のグレードと価格を調べることができます。
調べるにあたり、当然ですが昔から現在までモデルチェンジをしてきた車種を選びます。グレードもできれば昔から存在しているもの。これを国産車、輸入車2台づつ選びました。
その車種は、トヨタ クラウン、スズキ ワゴンR、BMW 3シリーズ、フォルクスワーゲン ゴルフです。グレードはクラウンがロイヤルサルーン2.5。ワゴンRはFX。3シリーズは320i。ゴルフはGTIとしました。基本安いグレードを選びましたが、ゴルフだけは廉価版グレードの名前が変わっていた為GTIを選択。フルモデルチェンジ直後の年代と、その価格を書いていきます。
まずクラウン ロイヤルサルーン2.5です。
1999年 338万円 2003年 340万円 2008年 368万円 2012年 409万円
という結果でした。71万円、約21%UPという結果。けっこう上がりました。
次はBMW 320iいきます。
1999年 418万円 2005年 399万円 2012年 450万円 2016年MC 489万円
マイナーチェンジも含めましたが、71万円、16%UPですね。
ゴルフGTIはどうでしょう。
1998年 295万円 2004年 336万円 2009年 366万円 2013年 369万円
74万円、25%UP。
最後はワゴンR FX。
1998年 109万円 2003年 97万円 2008年104万円 2012年 110万円
ほぼ同額。一回下がったのはなぜなのか?ちなみに同グレードではないですが、上級モデルのスティングレー(昔はRR)を比較すると、
1998年 126万円 2003年 130万円 2008年123万円 2012年 133万円
7万円、5%UPですね。
と、ここまで書いて気づきましたが、これ税込み価格かっ!消費税は2014年2月から5%から8%に上がったので、この差3%は抜かなきゃダメですね。
それでも20%上がっている車種のあるので、やはり車は値上がりしていると言えます。しかしモデルチェンジの度に装備が豪華になっているので、単純に値上げというのは違うのかもしれません。
軽自動車が高くなっているイメージは、スライドドア車が増えたからっぽいです。ワゴンRを見る限り、廉価版は値上げされていませからね。豪華装備車は、やはり装備のハイテク化の分値上がりしていますが、これは仕方ないと思います。
ということで、まとめ。車の価格は上がっていますが、いろいろなハイテク装備が標準化していることが原因っぽいです。これが無いとライバル車と戦えない、あるいは装備車を増やすことでコストを下げる、といった理由で、昔は上級モデルしか装備していなかったものが、下のクラスに降りてきているんですね。
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