注目のマツダディーゼル車。その最新モデルであるCX-5に試乗してきました。
今のところ撮影許可待ちなので、動画や写真は撮っておりません。許可が出るといいんだけどな・・・
つい最近試乗した同等のサイズを持つVWティグアンや、5シリーズのディーゼルモデルである523dとも比較しつつレポートしたいと思います。
まずドアの閉まる音がいいです。ドムっと閉まります。ドアの重さ自体も重すぎず軽すぎず、ちょうどいいですね。これって密閉度やドア自体の作りが良ければ、例えばアルミなどの軽量なドアでも重厚感のある音になるんでしょうかね?逆にドアが重くても作りが悪いと安っぽい音になるのか、ちょっと分かりませんが、CX-5のドアの開閉音は良いです。
乗り込むと、ダッシュボードのステッチが本物なのに驚きます。C-HRは型押しで、このblogでも本物にしてほしかったと書きましたが、それが本物になりました。試乗車はグレードが高かったけど、一番安い20Sだとどうなのか、調べてみなければいけません。
メーターの高級感というか、イイモノ感もなかなかで、しかも見やすい。エアコン吹き出し口の半光沢のシルバーパーツもいいし、iドライブみたいなコマンドダイヤルのクリック感も気持ちいいです。それからシートの座り心地にまったく不満はありませんでした。ちゃんと体にフィットします。
ちょっと語らなければならないのが、モニターの位置についてです。マツダ車はBMWのようにモニターをダッシュボードから独立して立たせているデザインです。よく国産車にある2DINという取り付けスペースは、ナビを交換するにはいいのですが、どうしても低い位置にモニターがきて、視線の移動が大きい。なので輸入車の一部は10年ほど前からエアコンの吹き出し口上にモニターを設置してきました。視線移動が少なく見易いのと、デザインに一体感がありましたが、車体価格が高くなるのと、ナビ交換が難しいというデメリットもありました。マツダは国産車の中でレクサス以外では初めてモニターを高い位置に持ってきたメーカーではないでしょうか。これは喜ぶべきことだと思います。モニターを立たせているデザインは賛否あるかと思いますが、視線移動が少なく安全なのは確かです。
全体の質感として、価格帯からすれば脅威の質感の高さだと言えます。より高価なティグアンを上回ったと言っても過言ではないでしょう。ティグアンは高級に見せようとしていない気もしますけど。
質感はパーフェクトですし、デザインも良いのですが、文句がまったく無いワケではありません。まず1つ。モニターのサイズをもう少し大きくしてほしい。これは現代の基準からしてギリギリサイズに感じ、数年後には小さく感じるのではないかと思います。全幅がそれなりにある車なのでセンターコンソールも幅が広く、そこからバランスと取ると2インチくらい大きい方がいいと思います。
20%大きくしたモニターを合成してみましたが、どうでしょう?
これくらいがちょうどいいと感じます。
それからエアコンの操作パネル。その上に何もないスペースがあるので、そこをエアコン操作スペースにした方が操作しやすいと思うのですが、なぜあそこを空にしたのか疑問です。
あと、これは難しいかもしれませんが、内装色のバリエーションが少ないのが寂しい。Lパッケージのレザーシートだと白もあるのですが、なぜ白なのか?そこはベージュでは?と思います。恐らく限定車や特別仕様車で内装にブラウンを使うモデルなんかが出るのでしょうが、レギュラーモデルで革シート以外でも黒以外の色が選べたらいいなーと思います。シートやダッシュパネルのステッチの色が明るい色になるだけでも雰囲気変わる思うんですけどねー。
乗ってみた感想は次回に続きます。
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