8月末の土曜日、休みだったのでベスパに二人乗りで息子と1時間ほどツーリングしてみました。今までは近所を15分くらい走っていただけなので、1時間級は初めてです。家を出て郊外を走り、ちょっとしたワインディングを一周りして帰ってくるこのコース、途中で「帰りたい」と言われてもすぐ戻れるので時間的にちょうどいいし、車も少ないので快適なはず。暑さも午前中なので和らいできたし、山に近づくと空気が冷たくなる体験もできます。
そういえば子供と二人乗りする時は後ろに振り落とされないよう太いミリタリーベルトで息子と私の体をロックしていたのですが、動きづらいので専用品を買いました。子供の両腕を通すベルトと運転手の腰に巻くベルトが一体化したような製品です。子供はリュックを反対向きに身に着けるような使い方で、荷物を入れるスペースの代りに運転手の腰に巻くベルトがある感じ。こっちの方が運転手は自由に動けて楽ですね。完璧に運転手と子供を繋ぐものではないので、例えば子供が熟睡してしまったら真後ろへ落ちることはないけど横へ傾くことはありそう。子供も基本は運転手の腰やクラブバーで自分の体を支える必要があり、このベルトは油断して力を抜いてしまった時の補助という感じです。
田舎道を走ると大抵遅い車(高齢者ドライバーが多い)の後ろにつくことになりますが、LX125だと前の車が遅くても気になりません。
(クラブマンのドラレコ映像なので車はいませんが・・・)
息子と二人乗りしているので飛ばそうという気が起きないのもありますが、そもそもでLX125で飛ばしてもあまり楽しくないのです。流石にこの道を30km/hだとかったるいけど、40km/hならトコトコ走ればいいや、という気持ちになる。ベストは50~60km/hですけどね。山が近づいてくるとあるポイントで空気が急に冷たくなるのを感じられるのはバイクならでは。
(こちらもクラブマンのドラレコ映像)
トンネルの中の空気の冷たさと、車の走行音が反響して増幅されたような五月蝿さを感じるのもバイクならではですね。私も息子もジェット型ヘルメットなので耳は覆われていますが、対向車とすれ違う時はかなり大きな音がするのです。
見晴らしの良い場所を走るのはやっぱり気持ちいい。
駐車スペースにバイクを停め、休憩しつつトンネル五月蝿かっただろ?なんて会話をします。
もう少し遠くまで走ってもいい気もするけど、あまり遠いと「もう帰りたい」と言われた時に時間がかかるので、これくらいの距離で慣らしていくのが良さそうかな。それなりに楽しかったけど帰り道に私の目の前に車線変更してきた車にはビビった。片側2車線の道で工事によって短い区間左の1車線が塞がれていたのでみんな右車線へ。工事区間が終わって私は左車線に戻りしばらく走ったところで、右車線から私を追い越したジュークが目の前で車線変更してきました。私の右前方視界に入った途端ジワジワ寄ってくるような感じで、こちらも急な操作ではなくアクセルOFFで前に入れる程度で済みましたが、いくらなんでも近すぎ。もう少し余裕をもって、完全に抜かしてからウインカー出して車線変更してくれ。速度は40km/hくらいだったけど、考えてみれば40km/hで動くアスファルトのベルトコンベアの上に倒れたらどうなるか?って話ですよね。腕でも膝でも最初に接地した部分がズルムケになるわ!あのジュークは横に並ばれるまでノーマークでしたが、もっと周囲に注意を払い危険察知能力を磨かないといけません。安全に楽しくバイクに乗るにはこの能力が必須だと痛感しました。あおり運転対策にもなりますしね。
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