クラブマンのタイヤをスタッドレスへ交換

異様に暖かかったけど12月も中旬となりようやく寒くなってきました。そろそろタイヤをスタッドレスに交換する時期であります。年末は忙しいので暇なこの時期に交換するのが通例で、先日クラブマンも嫁さんのデミオも交換しました。

実は私がクラブマン用に使っているスタッドレスタイヤはサマータイヤより外形が少し大きいんですよ。以前の愛車だったボルボV60で使っていたミシュランのX-ice3で、サイズ的にクラブマンにもイケそうだったのでボルボのホイールから外してクラブマンのノーマルホイールに装着し使っているのです。

クラブマンの標準タイヤはBSのトランザT001でサイズ225/45R17というもの。X-ice3は215/50R17です。ネットでタイヤの直径を調べると、前者は634mm、後者は647mmと表示され、その差13mm、2％スタッドレスの方が大きいことに。試しにタイヤの外径1周を槍投げとかで使うメジャーで測ってみると、トランザは199cm、X-ice3は204cmでした。3.14で割ると63.4cmと65.0cm。実測だと直径が16mm、2.5%差となり、トランザは調べた数値と一致しましたがX-ice3は3mmプラス。誤差くらいの違いですが、タイヤによって実測とは多少異なることが分かります。

次はスピードメーターの話。レーダーなどGPS測定で速度を表示できる機器を取り付けると、その機器が表示する速度と車のスピードメーターでは少し差があるのではないでしょうか。私の経験では車のスピードメーターは少し高い数値を示すことが多かったです。クラブマンもまさにそれで、5％くらい車のスピードメーターは高い数値を示します。レーダーが60km/hの時に車のスピードメーターは63km/h、レーダーが100km/hの時は105km/hという感じ。

ではサマーからスタッドレスになりタイヤ外形が2.5%大きくなれば、車のスピードメーターとレーダーとの差は2.5％に縮まるはず・・・かと思ったら、なぜかピッタリ同じになりました。どういうことだろうか？ｗ

F系MINIにはタイヤの空気圧低下を警告する機能があるみたいで、車両ステータスの中にその設定項目があります。

タイヤ空気圧を選択したところ。

去年はタイヤを交換した直後にリセットを実行したのですが、今回は試しにリセットせずに少し走行してみました。結果、特にエラーや警告は出ず、ごく普通に走りました。空気圧の低下をモニターする機能だからタイヤが大きくなる場合には反応しないのでしょうか。それとも4本の内1本が小さくなると反応するのか？イマイチよく分からない機能ですね。やたら細かく反応して警告されるよりはいいけど。

スピードメーターがGPS測定とピッタリ同じになった理由も分からないまま。車のオドメーターがタイヤの回転で測定しているなら、標準で履いているタイヤだと実際の走行距離より5%少ない数値にるので、オドメーターが1万kmでも1万500km走っていることになります。それが私の場合はスタッドレスを履いている間は正確になったとも言えますね。

上がスタッドレス、下がサマータイヤ。直径が16mm変わるということは車高が8mm上がり、タイヤハウスとタイヤの隙間も8mm狭くなることに。見た目はホイールのせいかタイヤのトレッド面がゴツイせいか、スタッドレスを履いている方が迫力があるように見えます。

操縦性に大きな違いはありません。普通に乗っているとハンドルが軽くなりグリップがわずかに低下したかな？と感じる程度。このX-ice3もですし、代車で乗ったメルセデス・ベンツ C180も確認しないで気にせず乗っていたらスタッドレス（ダンロップのウインターマックス）を履いていたこともあったし、最近のスタッドレスはドライ路面でのしっかりした乗り味を出しているみたいです。

次はタイヤ交換中のフロント部分。

手ブレで画質がイマイチでしたが、駆動力を伝えるシャフト（中央の蛇腹ブーツから伸びている黒いアーム）は意外に細いんだと驚きました。

こちらは後輪。電気コードがいっぱいです。

覗き込んで撮影するとマフラーの前には大きな空間があるのが分かります。マフラーをこの空間に移動すればトランクの床下収納を深くすることもできそうだというのは素人の考えでしょうか。あ、4WD化する時に必要なスペースもあるかもしれない。

次はタイヤ空気圧警告をリセットしてみたいと思います。タイヤの外径をモニターしているなら、車のスピードメーターとGPSのスピードメーターにまた差ができる可能性もありますからね。