前回クラブマンの燃料タンク容量は48Lではなく52L以上あるっぽい、ならば自分の車でできるだけ減らして何L入るか確かめてみようと書きました。今回はその結果です。
残りの走行可能距離90kmと50kmで給油を促すメッセージが表示され、通勤の往復距離から給油のタイミングを探り、ギリギリすぎないポイントで給油しました。
給油時のトリップメーターの距離は835.3km、平均燃費は17.3km/L。
残りの走行可能距離は24kmというタイミング。「52L入ったことがありました」とコメントしてくれた方に残りの走行距離はどのくらいでしたか?と質問したところ、25kmくらいでしたという返信がもらえ、その方と非常に近い距離になりました。ということは52Lに近い数値になるはず。そして給油量は・・・
49.45Lの給油でした。あれー?50は超えると思ったのに・・・残りの走行可能距離は過去10分だか20分だかの燃費から算出されるので、田舎道を60km/h一定で走るような場合はあまり減らず、渋滞やコールドスタート直後はガクッと減る傾向にあります。が、今回の私の場合はエンジン始動後ガソリンスタンドに直行でコールドスタートだったものの、移動中の約15分はスムーズな流れだったので体感的に平均燃費くらいの走りだったはず。仮に残りの走行可能距離が17km/Lで算出されたなら、タンク内の燃料残量は1.41Lです。そこに給油した49.45Lをプラスした50.86Lがクラブマンの燃料タンク容量ということになるわけですが、車の表示する走行可能距離にも10〜20kmくらい余裕をもらせてある可能性もあるので、そういうのを含めて52Lタンクくらいかな、というのが私の予想です。
では52L入った方はどうなのでしょう?給油機のオートストップが私のは早めに働き、コメントをくれた方のは遅めだったのか?あるいは車が表示する走行可能距離はゼロになってもそこから40kmくらい走る燃料が残っていて、タンク容量は53Lくらいあるのか。(それだと私の走行可能距離が変だけど)正直よく分かりません・・・ちょっとあやふやですが、クラブマンの燃料タンク容量は52〜53Lくらい、としか今回の実験からは言えないことになります。微妙な結論で申し訳ない。
で、タンク容量が52Lだとすると、今まで私が書いてきた「走行可能距離がアテにならない」というのは間違いだったことが分かります。満タン48Lだと思っていたけど実は52Lタンクだったのなら、この4Lの差で60kmくらい走れますからね。
燃料が少ないという警告は残り走行可能距離が90kmと50kmになった時の2回ありました。まず90kmを切ると「デケデケン」という音と共にメーター内の液晶に燃料が少ないというメッセージが出ます。
画像は信号待ちで撮影したもの。液晶右上に!マークがあり、これはメッセージがあることを示しているのでメインディスプレイでメッセージを確認すると、
ほう、50km以下になると損傷が発生するかも、とな。ディーゼル車のインジェクターは非常に緻密な噴射制御を高圧で行う精密部品だそうで、圧をかけようとしているのにガス欠によって燃料が来ないと壊れるというのは聞いたことがあります。ガス欠でなくても一瞬燃料が来ないと壊れる可能性があるぞということが言いたいのでしょう。
メーター内の燃料が少ないぞというメッセージは走行中は消えますが、次回エンジンを始動した時に再度表示されます。そして50km以下になると
エンジン始動時にオレンジ色で航続距離が表示され、
走行中も消えることなく給油機のイラストが出っぱなしになりました。警告音は最初に90kmを切った時しか鳴らなかった気がします。50kmを切ったも鳴りそうですが、記憶にないんですよね。
基本的に燃料は1/4くらいのところで給油するのが良いと思いますが、今回ギリギリまで減らしてみて警告はしつこくない程度にしてくれるし、走行可能距離もまずまず信用できることが分かったのは良かったです。以前高速道路を走った時は燃費が21km/Lを超えたので、仮に52L入るなら1000km無給油も可能となります。このくらいのタンク容量で1000km走れるというのは小型ディーゼル車だからこそできることですね。(その時の記事は高速道路ならリッター20km超え クラブマン燃費報告9回目)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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