F54クーパーSDクラブマンの燃費報告34回目。12月の初めからから1月中旬までの燃費で今回はかなり悪いですね。スタッドレスを履いていることもあるか思いますが、1番影響が大きいのは冷えたエンジンが適温になるまで時間がかかるからでしょう。約25分の通勤時間で春や秋なら5分で適温になるところ真冬は10分くらいかかりり、適温で走れる時間が短くなるのが燃費悪化の原因だと思われます。ガソリンスタンドに行くまでにエンジンが温まり、給油し燃費計をリセットした後の帰り道では19km/Lになっていましたからね。ちなみにいつものことですけどエアコンはOFFで暖房のみ使用が9割くらい。1人で乗っていれば25分くらいだとガラスも曇りませんし、なるべく燃費悪化要素は取り除いているつもりです。
では今回のデータ。
走行距離673.9km、給油量47.94L、満タン法燃費14.1km/L、車両燃費表示14.3km/L、平均速度25.9km/h、金額6473円(単価135円)
最近は給油に行くのが面倒なのでギリギリまで走っての給油なのですが、それでも軽油48Lで6400円というのは高い!1年前なら@104円だったのになー。
話は変わってEVのお話を少し。Youtubeのおすすめに出てきた日産リーフによる高速道路1000km移動レポートが面白そうだったので見てみたんですよ。つい最近投稿された動画みたいでメーター内の外気温は0℃付近。100%充電された状態でスタートし、走行可能距離は240kmくらいだったかな。新車で航続可能距離が400kmと謳っていても暖房を使うと電気を消費するので冬だとこれくらい減るのは知っていました。満充電で240km走れるのなら休憩がてら走ってもいいかと思えますが、ここで私の知らなかった「バッテリー温度が上がると充電速度が極端に遅くなる」という問題が出てきます。どうやらバッテリー温度が50℃を超えると充電電圧が極端に下がるみたいで、30分充電しても5%だったのが50%になるかどうかでした。外気温が0℃で走り始めてもバッテリー温度は47℃くらいまでしか下がらず、100km走ってまた充電しようにもバッテリー温度が上がって充電できないループなんですよね。投稿者さんは外気温はバッテリー温度にさほど影響無いと言っていたことから、たぶん夏でも走れば走行風である程度バッテリーは冷やせるし、エアコンの冷房は暖房に比べて消費電力が小さいので走行時のバッテリー温度が上がりづらいのだと思われます。しかし100km走るごとに30分休憩はダルいですね・・・
その関連でポルシェ タイカンの1000kmレポートも見てみました。こちらのオーナーはバッテリー温度について一言もしゃべっていませんでしたが充電電圧が上がらず困っていて、たぶん原因はバッテリー温度なのだと思います。バッテリー容量が大きくなって満充電で1000km走れますと言っても冬だと600km。600kmでも凄いとは思いますが、容量が大きいだけに充電時間もかかるし、バッテリー温度のせいで充電が遅いのでは「200kmしか走れないけど出発するか」となってしまい大容量の意味が無いというジレンマ。充電器の台数も少ないので延々充電していると迷惑でもあり、EVって色々問題あるなーと思いました。バッテリークーラーなるものもあるらしいけど、冷やすのに電気を使うならエコじゃない気もするし、気化熱でバッテリーを冷やすウォータータンクでも付けて長距離走る時は水を足すと解決するのかな?
一昔前は高性能車というのはエリートが長距離を短時間で移動する道具という面もあったといいます。タイカンなんてまさにそういう車なのだと思っていたけど、実は充電が遅くて長距離移動に時間がかかるのなら忙しい人に向きません。どちらかというと時間に融通が効いてゆったり旅を楽しむ人向きですね。コンパクトEVは町中のチョイ乗りには最適なので日常の足としての使い方が良さそうです。ただ充電器の台数はメチャクチャ増やさないと待ち時間が無駄になりすぎるので、真剣にEVを推進するならとっととインフラ整備しろよと思います。私?私はエンジンの音や振動が好きなので当分はエンジンの車に乗るつもりです。
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