ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

NDロードスター燃費報告32回目 オープンは早朝のみ 偶然白のNDと同じ場所で日の出を見たので並べて写真を撮る

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NDロードスター(MT)の燃費報告32回目。9月も中旬ですが毎日死ぬほど暑いです。といってもここ数年は毎年こんな感じなので期待はしておらず、常にクローズド、エアコン使いまくり。オープンにしたのは息子と日の出を見に行った時だけでした。昼間に気持ちよくオープンで流せるのは10月になってからでしょうねー。

セルフタイマーで息子と後ろ姿を撮ってみました。立ち位置カンペキでしたね。

同じ場所で朝日を見ていた若者がいたので話しかけていっしょに写真撮ってみたり。仕事でこっちに来たのでついでに朝日を見に来たそうで、こういう偶然の出会いというのは良いものです。程よく車高が落ちているのでナンバープレートのオフセットがよく似合い、エアロはまったく付いていないシンプルで私の大好きなスタイル。(これで完成なのかは分からないけど)10分くらい雑談してバイバイしました。私は大勢集まるミーティングに興味はありませんが、こうやって軽く話すのはわりと好きなんですよね。

 

 

そんな感じで今回の使用状況は高速道路0、郊外3、市街地7という割合で、エアコン使用率95%、オープン率5%です。

では今回のデータ

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走行距離463.5km、給油量33.08L、満タン法燃費14.0km/L、車両燃費表示13.9km/L、価格5591円(単価169円)

ここからは少し雑談です。2週間ほど前、セローに乗っていた私の友人がトライアンフのボンネビルT100というバイクに乗り換え、少し見せてもらいました。今度ロードスターと2台で走りに行くことになっているので、また書くとは思いますが、ボンネビルは兎に角カッコイイ。この一言に尽きます。

友人は大型バイクを買うにあたり、カワサキやヤマハやBMWの大型ツアラーバイクを試乗したりレンタルで乗ったりしたけど、どれも特に感動することはなかったが、ボンネビルT100は「これだ!」と感じたそうな。主な使い方はツーリングであり、特にスピードを出すことがない彼にはオートバイとしての基本とも言えるスタイル、乗り味が刺さったようです。ちなみにハーレーも考えたそうですが、乗っている人間のイメージが悪いので辞めたそうな。

バイクも車もジャンルがあって、こういう使い方をするならコレが適している、みたいなのがあります。速く走る、長距離を快適に移動する、悪路を走る、荷物が積めるなどなど。ただ、レトロな外観だけど中身は現代的というジャンルは車には少ないし、ミニやフィアット500は外観が現代的にアレンジされまくっているところ、バイクは新車で買えるトライアンフにしてもハーレーにしても、50年くらい(もっとかな?)基本的なデザインは変わっていませんよね。

最大のシンボルであるエンジンが剥き出しという構造なので、これを美しく魅せるデザインはすでに完成されている。そして車よりも雰囲気を大切にする人が多いから過去のデザインをほぼそのまま再現するのでしょう。一方車は衝突安全性という昔は無かったものが重視されてしまうので不利でもありますし、どうしても実用性を求められるのである程度の大きさがないと売れない、つまりボディはデカくなり、それに合わせてデザインしなければいけないのがキツイところ。まぁ昔のデザインをほぼ完璧に再現しても、車の場合はたいして売れない気がするんですよね。一部の人は喜ぶけど、結局小さすぎて狭いとか荷物が積めないと言われそう。

乗り味についても、まだ詳しく友人に聞いた訳ではありませんが高性能すぎるバイクは乗らされている感が強くて楽しめなかったのでは?と思います。スピードを出すならば性能は高ければ高いほど良いけど、法定速度プラスαで走るには刺激が薄かったりバイクに支配されているといった面が目だってしまう。しかし古典的スタイルで風を受け、程良い振動とドコドコという排気音を聞きながらのんびり走るボンネビルT100は彼の心に響いた、といったところでしょう。

もしそうなら私がロードスターに感じているところと似ていて、ほどほどのパワーで気軽に走れる爽快感というのは高性能車に無い魅力で、車と一体になったような気になれるのです。どこに満足感や爽快感を求めるかは人それぞれだけど、日常的に楽しく走れるメリットは大きいと思いますね。それから高性能車に乗ってて新型が○○馬力アップとか自動運転搭載と言われたら悔しいけど、ロードスターだとまったく気になりません。パワーや先進装備とかどうでもいいですから。古典的な走る喜びというのは昔からだいたい決まっており、これを備えているバイクや車はずっと愛され続けるのだと思います。