デビューしたばかりの新型5シリーズ(G30)に試乗させてもらい、展示車の写真も撮らせてもらいました。
この記事ではエクステリア、インテリアの写真を紹介し、試乗した感想はその2でやらせてもらうことにしました。
まずは正面(画像によってはクリックで大きくなります)展示車は523d Mスポーツ、カラーはブラックサファイアでした。
キドニーグリルとヘッドライトが繋がったデザインは3シリーズからの流れですね。今回からキドニーグリルの中にシャッターがあり、エンジン熱を逃がす必要が無い時はシャッターを閉じ、空気抵抗を減らすギミックがあるそうです。ボンネットがグリルまで1枚で繋がっており、スマートな印象。そういえばボンネットのプレスラインが減りましたね。これもスッキリ見える要因でしょうか。
全長×全幅×全高 4945×1870×1480mm ホイールベース2975mm という堂々としたサイズ。先代との比較は最後に表を載せておきます。
サイドのラインは増えましたね。フロントフェンダーに日本刀の剣先のようなプレスがあり、それがスタートとなり2本のラインが後方に走ります。下の方にもエアダクトから繋がるラインがあります。
マフラーが左右となり、丸ではなく台形っぽい形になりました。展示車は523d Mスポーツですが、ラグジュアリーや6気筒モデルだとどうなるんでしょうね。
ヘッドライトの中も凝ったデザインで、近くで見るとお金かかってそうな感が漂ってます。
内装は間接照明が増えましたが、全体のイメージは先代と似ていますね。まぁこの間接照明がカッコ良く、夜乗ったらウットリしそうで羨ましい。色はブルー、ホワイト、オレンジなどの中から選べ、上下で変えられるみたいですが、全色好きな組み合わせができるワケではなさそうでした。
フル液晶メーターですが、周りのシルバーリングは実物を貼り付けてあります。これのお陰で立体感ができて、アナログメーターを見慣れた人にも違和感が少なくなるみたいですね。私はこの方式が見やすくて好きです。ナビ画面を表示させたりする自由度は下がりますが、「この場所は速度とエンジン回転数を読み取るのがメインの場所なんだ」というのがBMWの考えなのでしょうか。見やすいので賛成です。
ドアの内張りも、5シリーズになるとスキはありませんね。ブルーのステッチはMスポーツ専用でしょうか?色が入ると華やかでいいです。しかしこのダークブラウンのウッドパネルはカッコイイ。今回からMスポーツはこれが基本のようです。私はウッドパネル好きなので、今までのシルバーよりも断然こっちが好きです。ステアリングのデザインだけは前の方が好き・・・かな。
4気筒モデルのみ集めた先代との比較表です。
内径×行程のデータが無かったのが残念ですが、総排気量と形式が違うことから、ガソリンエンジンは新型でしょうか。反対にディーゼルエンジンは一部改良といった感じ?でもパワー&トルクが少し上がり、燃費もすごく良くなっていますね。
ギヤ比も調べてみたのですが、先代とは別物になっていたのでトランスミッションも新開発なのかな?面白いことに先代は1~8速までのギヤ比は同じで、ファイナルだけガソリンとディーゼルで変えてあったところを、新型はファイナルまで共通でした。それだけガソリンのトルクが増したから?
今回は530iを試乗したのですが、こうしてスペックを見るとかなりのハイパワー。トルク35.7kg-mってディーゼル並ですよ。そしてガソリンエンジンの軽快な回転上昇という武器も備えているので、恐ろしいエンジンです。
ということで、今回は画像でエクステリアとインテリア、スペック比較を紹介させてもらいました。次回は試乗した感想を書きたいと思います。
コメント
色について質問ですが、カーボン ブラックとの記述ですが、日本仕様のMスポーツには、カーボンブラックが設定されていなく、サファイア ブラックを注文しました。本当はアメリカ仕様のカーボン ブラックにしたかったんですが。笑
by 涼 2017年5月29日 9:52 AM
涼さん
コメントありがとうございます。間違っておりました。おっしゃる通り、カーボングラックの設定は無くブラックサファイヤです。修正しておきました。
アメリカにはカーボンブラックがあるのですか。それも知りませんでした。ありがとうございます。
by mumu 2017年5月30日 1:48 AM