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40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

YAMAHA PAS AMIを2年半使った感想

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YAMAHA PAS AMIを2年半使った感想

子供を保育園に送迎する為に購入した電動アシスト自転車のヤマハ パス アミですが、来年の春で購入から3年となります。ここで2年間半使ってみた総合的な感想を記録しておきます。

パス アミは「女子の願いを叶えるファッショナブルモデル」という40歳手前のおじさんには厳しいキャッチコピーが付いていましたが、デザイン的にカッコイイと思うんですよね。フレームのラインとかハンドルとか。同じくオシャレ系ヤマハ電動アシスト自転車のパス ミナも良いのですが、標準状態で前カゴとキャリヤが付いていないしスタンドもサイドスタンドということで、子供用のチャイルドシートを装備するには色々とオプションを付けなければならないのが面倒でお金がかかるんですよ。その点アミはキャリヤ、前カゴ、ゴツいスタンドが標準装備なので、追加するのはドレスガードというスポークに服が巻き込まれないようにするプロテクター(3000円くらい)のみで済みます。

カラーはマットオリーブでかなりミリタリーぽい色。これは非常に気に入っています。公式サイトでは2017年冬の段階で無くなっているので人気が無かったのでしょうが、人と被らないカラー(今後増えることもない)なので喜ばしいくらいです。

アシストの自然さ、力強さはどうなのか?これはなかなか自然かつ力強いと思います。時々自分の予想よりもグッとアシストされたり、反対に思ったほどアシストされないという違和感もありますが、ほとんどの場合は予想通りのアシストをしてくれますね。電動アシストは人間がペダルをこぐ力のに比例してアシスト力も高まる仕組みであり、ペダルにかけられたトルクを自転車のセンサーが感知してアシストトルクを発生させます。よってわずかなタイムラグや感覚のズレがあるのは仕方ないことですが、走り出しについてはゆーっくり漕ぎ始めるのではなく、ある程度グッと力を入れてあげる方がアシスト力も強くなり、結果的に楽に速度が乗るという感じ。3段の変速が付いていますが、平地ならトップギヤの3速でも余裕で走り出せ、1速はローギヤすぎるので、この設定なら2速、3速、4速に相当する3段にしてほしいところ。まぁこれは主に平地を走る私の意見で、急な坂が多い場所では今の3段ギヤが適正なのかもしれません。

ヤマハに限らず電動アシスト自転車は24km/hでアシストをやめるようになっていますが、最大ギヤである3速でも24km/h出すにはメチャクチャペダルをグルグル回すことになり、よほど高速で回転させる自信が無ければ不可能に近いです。やってみましたが私には無理でした・・・ブレーキが超強力か?と聞かれればそうではなく普通で、車重は25kgくらいあるのでそれも含めてあまりスピードは出すなということですね。

バッテリーの減りについては、乗る頻度と充電する頻度が低い私の場合、減りが早くなったという感覚はありません。購入後充電した回数は15回くらいで、バッテリー劣化を抑える為に毎回30%くらいで充電していますし、冬の間は乗る機会が減ることを予想し残量60%くらいで保管してあります。(リチウムイオン電池は完全放電した状態で放置すると劣化が早まる)

スイッチは80と表示してある数字部分は昼間でもハッキリ見えるものの、強、標準、オートエコなどのインジケーターは光が弱く見えづらい。画像で判別できないけど、実際には見る角度でギリギリ分かる感じです。

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ヘッドライトはバッテリーから給電されるので非常に明るく、停止中でも点灯しています。光センサーなので暗くなると勝手に点くものGOOD。

テールランプは太陽電池で充電されるタイプで、こちらも暗くなると自動で点滅します。揺れを感知するセンサーにより、停車され一定時間揺れが無ければ自動で消灯してくれるので、こういったランプ類はとても便利。

乗り心地はサスペンションが無いのでサドルによるクッションの良し悪しに左右されますが、もう少しムッチリしたサドルクッションが欲しいなーと思います。形状も平坦なので、尻にフィットする立体的デザインもあわせて欲しいところ。

チャイルドシートはOGKのRBC-007DX。カラー黒×茶。ヤマハとかブリジストンのロゴが入ってはいても実はOGKの製品だったりするものがあり、ロゴ入りは値段が1万円以上しますが、それさえ拘らなければ7000円くらいで買えます。ベルトが5点式で、左なら左の肩からと腰からのベルトの留め具を重ねてセンターの留め具に挿し込むことでロックするのですが、これを重ねるのがすんなりいかないのが難点。私は少々重ねづらいと思う程度ですが、母はイライラするそうですw  目を閉じていても一発で重なるような形状だと最高ですね。それからクッションが皆無であり、子供もキツい段差を超えると「お尻がイタイ」と言ってます。「油断するな!前のタイヤが段差を超えたと思ったら尻を浮かせろ!」と教えているので、最近はそういったテクニックを少しづつ実践しているみたいですが、クッションが良いにこしたことはないですねw

それからチャイルドシートを付けると鍵がかけづらいというのもあります。子供が足を乗せる部分が邪魔なのですが、これは仕方ないかな。鍵は内側に穴があるタイプでそう簡単にコピーはできなさそう。バッテリーを外す時にもこの鍵を使うことになるので、バッテリーを盗まれる心配も少なそうですね。

パス アミは値段が12万円前後するなかなかの高級品ですが、電動アシスト自転車の中ではパス ミナと並んでデザインが良いのと、カラーバリエーションが多いのがナイス。ついでにチャイルドシートを乗せても違和感が少ないのが良いですね。子供が成長しチャイルドシートを外した時には普通にカッコイイママチャリになってくれますし、長く乗るなら値段が少々高いのも納得できるというものです。

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コメント

  • なんか渋くてかっこいい色ですね。
    AMIって何の略なんだろう…。
    Assist Motor Integratedが一番妥当そうだけど
    そもそもPASがアシスト付き自転車の代名詞みたいなものだし…。

    by のん 2017年12月16日 8:56 PM

    • ヤマハの電動アシスト自転車はママチャリ、お洒落ママチャリ、コンパクト、スポーツと色々種類があり、それぞれにシリーズ名が付いているんですよ。
      PASが電動アシストであることを示し、その後にAMIとかSIONとかCITYというシリーズ名が付く感じですね。
      AMIやMINAがお洒落ママチャリですね。意味はあるのかないのか、よく分かりませんw
      しかしマットオリーブはカッチョイイですよ!我ながらナイスな選択だったと思っていますw

      by mumu 2017年12月17日 9:03 AM

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