私のVR師匠であるW君が、中古でOculus Riftを買ったので試しに使ってみないか?とメールしてきた。彼のHTC Viveで遊んだのがきっかで私もVRに興味を持ちPSVRを購入したワケですが、PCのVRにも当然興味はあります。で、昨日W君がRiftを持って我が家に遊びに来てくれたのでさっそくセッティングしてみました。(写真を撮り忘れたのでアイキャッチ画像はHTC Vive Pro)
Riftをゆうパックのダンボールで持ってきたW君。メルカリで買ったのか。箱に高級感が漂いカッコイイ。Riftは赤外線によるトラッキングセンサーを机などに設置するタイプですが、このトラッキングセンサーも金属製でしっかりした作りです。ヘッドセット本体はメインのモニター部分を・・・あれはなんと言えばいいのか、クッションプラスチックみたいな素材で覆ってあるシックな外観です。コントローラーは面白い格好ですが握り心地は良好。人差し指と中指にそれぞれボタンがあるのが特徴ですね。
ヘッドセットからUSBケーブルとHDMIケーブルが。トラッキングセンサーからUSBケーブルが出ているので、トラッキングセンサーが2個だとPCにHDMI出力端子×1、USB3.0端子×3が必要。ハブは使わずPC本体に接続しないとエラーが出ることがあるらしい。尚トラッキングセンサーはUSB2.0でもいいとのこと。このトラッキングセンサー、2個の場合は自分の前に設置するのですが、追加でもう1つ買った場合には後ろに設置して動ける範囲を広げられるみたいです。
PCへの接続が終わり、Oculusの日本サイトからRiftを認識、動かす為のアプリをダウンロード(合計12GBある)してインストール。これを起動するとグラフィックボードのドライバが最新ではないというメッセージが出たのでNVIDIAサイトから最新の対応グラフィックボードの最新ドライバをインストール。RiftはNVIDIA製グラボだとGeForce970か1060以上を推奨しており、私のPCには1060が入っているのでセーフライン。推奨CPUはcore i5 4590。4コア4スレッド定格3.3GHzの標準からやや高性能なCPUです。私のPCにはi7 6700kが入っており、2世代前のCPUですが4コア8スレッド定格4.0GHzなので条件は満たしています。
アプリを起動すると日本語でセットアップを進めていくことになります。ヘッドセット、トラッキングセンサー、コントローラー、すべてグリーンで認識されているので問題無し。そして最後の決定ボタンを押すと、なぜかハードウェアの問題で起動できない的なメッセージが出てそこから進めなくなりました。これだとSteamVRを起動しようとしてもVR機器が正常に動いていない扱いでヘッドセットに映像が表示されないのです。音はヘッドセットから出ているのに・・・PCの接続機器を確認しても、スピーカーとしてはヘッドセットを認識していますが、映像出力機器としては認識されていません。メッセージにエラーコードも出ないので、ネットでトラブルシューティングするとUSB端子を変えてみる、Riftアプリを一旦消して再インストール、他のUSB機器を外して再起動というのが出てくるので、3時間くらいW君と2人で試してみるものの、同じエラーメッセージで進めません。
ここで「もしかしてこのRift壊れてるんじゃない?」という疑いが出てきます。W君は購入後に付属品のチェックはしたものの起動させてはいなかったそうで、私の家で初めて使ってみたらこういう結果だったんですね。なので一旦帰って家のPCで試し、それでダメなら壊れてるから売り主に連絡するということになりました。
その後売り主に連絡したらあっさり返金します、という返事がきて、即返金されたそうです。しかもRiftは返品しなくていいからそっちで処分してくれと。本当に壊れているか確認もしないで即返金、モノを確認する必要も無しというのは壊れていると分かっていて売ったということ。こういうのがあるから個人売買は疑わしくなるのだ。まぁ返金されただけでも良かったんですけど。このRiftが直るかどうかですが、Oculusは正規ルートで販売されたものしか修理はしないらしく、ユーザー登録の関係もあるので修理は難しいかもしれません。トラッキングセンサーは3個目として使えるし、コントローラーも予備にはなるので自分で保存しておくのもアリですが、肝心のヘッドセットが壊れているのはやっぱ痛いですね・・・
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