ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

自宅で車のタイヤに空気を入れる方法

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私のyoutube動画に嬉しいコメントを頂きました。簡易的な電動コンプレッサーと人力による自転車用空気入れで自動車タイヤに空気を補填するならどちらが早いか?という動画でして、これが参考になったという事が丁寧に書かれており、アップした私としては「やって良かった」と嬉しくなるものです。その動画がこちら。

アップロード日は2017年1月1日。2年以上前なのでどんな内容だったかな?と久しぶりにこの動画を見てみたところ、なんか恥ずかしかったです。(内容が恥ずかしいのではなく自分の喋り方が恥ずかしい)ちなみに現在の再生回数は約4700回ということでメチャ少ないのですが、参考になったというコメントが1つでももらえると報われた気分になります。

コメントしてくれた方は電動コンプレッサーで空気を入れていたそうですが、そのコンプレッサーが騒音の割に空気が入らない、使わないで保管していたらゴムが劣化したということで自転車用空気入れはどうか?と動画を探していたところ、私の動画を見つけたそうな。どんな空気入れを使っていますか?という質問もあったので、この場で私の使っている空気入れについて紹介したいと思います。と言っても自転車用の空気入れは特に珍しいものではありませんが・・・

まず自転車用はこちら。

本当に何の変哲もない空気入れ。買ったのは15年くらい前でしょうか。

自転車に空気を入れる時は上の画像のクリップで空気を入れる金具をつまむように固定して使いますよね。

車に使う時にはクリップ部分を外し、この穴に空気入れ部分を差し込んで使います。ちょっと分かりづらいですが、穴の反対側がロックレバーになっており、上の画像ではロック解除状態になっています。車の空気注入口にしっかり押し込みロックすれば準備OKで、あとはひたすら空気を送り込むのみ。往復運動する回数はタイヤサイズと抜けた空気の量次第ですが1本あたり30~80回くらいとなり、これを4本やるのはちょっとしたトレーニング並みに疲れますw

それから自転車の空気入れって補助タンクが付いているものと、私が使っているような補助タンク無しの2タイプがありますよね。これはどちらが楽なのかと調べてみると、「感覚的に補助タンク付きの方が楽に感じるけど、実際の労力は同じ」とのことでした。なのでこれはお好みでどうぞ、ということですね。それよりも重要なのはクリップ部分が外せ、車の注入口にサイズが合うかどうかです。商品説明に「車にも使えます」と書いてあることは無さそうですが、私の仕事場にある別の自転車空気入れも同じ構造で車に使えたので、クリップ部分さえ外すことができるならサイズはこれが一般的なのかもしれません。

続いて電動コンプレッサーの紹介。

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日立モバイルのHAC-130-Cという製品。10年くらい前に通販で6000~7000円で買った記憶があり現在は販売されていないみたい。電源は車のシガーソケットから取るタイプ。

圧力メーターの下に黒いホースが出ており、このホースの先にタイヤ接続用の金具があります。反対側に飛び出ているのが空気の取り込み口。メーター下の放熱フィンになっている部分にはピストンが、その下にクランク、黒い円柱部分にはモーターという構造だと思います。モーター単体の力で空気圧を200や300kPaまで高めるのは不可能なのでピストンを使い、徐々に空気を送ることで圧力を出すことができるのでしょう。その分時間がかかります。音はブブブブッという感じで掃除機ほど五月蝿くありませんがそこそこの音量。本体もけっこう振動します。

こっちの画像の方が空気の取入口が分かりやすいですね。電源スイッチの上にはMADE IN JAPANの文字が。ゴムホースのひび割れはありませんでした。それから本体にオイルの注入口はありません。メンテナンスフリー、というかできない。

圧力計は700kPaまで表示されますが、実際入れられるのは300くらいかな。それ以上は入っても時間がかかりすぎる気がします。空気を入れている最中は振動で激しく針が動くので、どのくらい入ったか確認する時には電源を切る必要があります。

説明書。14インチタイヤを1000→2000kPaにするのに約2分。耐久性はこの作業1000回分。連続稼働時間30分らしい。連続で使っていると本体は熱くなるので30分は妥当なところだと思います。最初に紹介した動画内では1900kPa(動画内では1.9と言ってる)のタイヤを2300kPaまで上げるのに約1分30秒かかっていました。タイヤは215/50R17で14インチより大きいし圧も高いので時間も納得できる範囲内ですね。

空気圧チェックは月に1回くらいが良いそうですが、私が行うのはせいぜい4ヶ月に1回くらい。減っていれば給油のついでにガソリンスタンドで入れるのがほとんどです。ならば自宅で空気を入れるのはどんな時かと言うと、スタッドレスとサマータイヤの交換時です。特に保存期間の長いスタッドレスは500kPa近く下がっていることもあり、燃料がたっぷり残っている場合には電動コンプレッサーか人力のどちらかで空気を入れるんですね。我が家、というか近くに住んでいる親戚と商用車を含めると、スタッドレスに交換する車は7台あり、これを全部人力空気入れでやるのは泣きそうになるので電動コンプレッサーの出番となるのです。まぁ私一人で全部のタイヤ交換と空気圧チェックをするワケではなく私の父と叔父の3人でやるし、1日ですべて交換することもないので泣きそうになるというのは大げさですが、7台×4本で28本のタイヤの空気を人力で入れるのはなかなかの労力なのですよ。

で、両方使っている感想ですが、当たり前ですけど電動は楽です。遅すぎて我慢できないこともないし、騒音は住宅街ではないから自分さえ気にしなければ問題無し。電動コンプレッサーで1本入れている間に誰かが他のタイヤに人力空気入れる。これを交代で行い時間短縮と労力軽減をしている感じですね。これはスタッドレスとサマーのタイヤ交換時の話で、日常的に点検し、そのついでに空気を入れるのならどうかと考えると、人力と電動、どちらも一長一短かと思います。

人力はまず準備が楽。空気入れを持ってきて繋いでピストンするだけですから。エアゲージで圧を確認、適当に空気を入れる、一旦外してまた圧を確認するという手間はありますが、エアゲージ付きの空気入れならその手間も省けることでしょう。こういったタイプの数値が正確なのかは分かりませんが。また、100kPa下がっている程度なら20回くらいのピストンで済むので4本やっても労力は大したことありませんが、車が中型以上のSUVになるとタイヤが大きいのでピストン回数が増えるのは覚悟しなければなりません。

それに対して電動コンプレッサーは兎に角楽です。騒音はモノによって大小あるかとは思いますが、私の使っているものなら昼間であれば静かな住宅街でも問題無いレベル。夜間はちょっと迷惑かも。電源ケーブルの長さから車の右側と左側で一旦本体を移動させる必要があるという手間はあるものの、大した問題ではないように感じます。空気を入れるのにかかる時間は少し人力の方が早いのですが、このコンプレッサーならそこまで大きな差は無いので無視していいレベル。こうして考えると楽な電動コンプレッサーの方がいいような気がしてきますね。

そうそう、以前の愛車であるボルボV60にはスペアタイヤが無く、パンク修理剤と電動コンプレッサーがトランクに入っていました。昔のことだし正確に時間を計ったワケではありませんが、試しにこの電動コンプレッサーで空気を入れてみたらかなり時間がかかった記憶があります。200kPa上げるのに2分とかだと思うのですが、この場合400kPa上げるのに4分以上かかり、さらに4本やるなら16分以上かかるんですね。パンクという緊急時なら時間がかかっても文句はありませんが、普段使うのに遅いのはイライラするので、もし電動コンプレッサーを買う場合はそれなりのパワーがあるものを選ぶべきだと思います。説明書の画像に仕様が書いてあるので、このスペックを大きく下回る製品は「時間がかかってかったるい」可能性が高いですね。