ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

BMWジャパンの過剰ノルマと新古車 実はMINIにもその傾向が・・・

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2019年9月11日の東洋経済onlineの記事に、BMWジャパンがディーラーに過剰な販売ノルマを課し、達成できない場合は自社登録を強要している、というものがありました。2020年1月には正規ディーラーの権利を打ち切られた社長が実名で告発する記事もフライデー ディタルに載りビックリしたのは記憶に新しいところで、過剰なノルマを課せられ新古車が増えて苦しいのに販売店負担で店舗のリニューアルまでも強要し、断ったら正規ディーラーの販売権利を一方的に打ち切られたという内容でした。BMWジャパンには公正取引委員会が入っていますし、元ディーラー社長も裁判を起こしているのですが、その後どうなったという情報が出てこないのでBMWジャパンが白なのか黒なのかハッキリせず結果が気になります。でもこれ、BMWに限った話ではなくメルセデス・ベンツも大量の新古車を抱えているんですよね。メルセデス・ベンツの営業ノルマについては大きな話題になっていないので、同じことをやっていてもBMWの方がノルマとペナルティーが厳しかったのか?たままたBMWが先だっただけか?その辺りはよく分かりませんが、BMWと他ブランドの現在の新古車状況を調べてみると、調子がいいと思っていたMINIにも似た傾向が出てきていることが分かりました。

まずBMWですが、3シリーズがG20型になったのが2019年3月なので今(2020年2月下旬)から約1年前。新古車を探すにはいいタイミングだと思います。カーセンサーで年式を2019年以降、走行距離5000km以下のG20で絞り込むと204台となり、このうち320i Mスポは106台。価格は安いもので約430万円、高いもので約520万円ですが中心となるのは470〜490万円といったところ。新車価格は594万円なので100万円は安いと考えればOKですが、新古車にはパッケージオプション付きの個体も多く、それも踏まえると130万円くらい安い感覚でしょうか。問題なのは新型になってから1年未満でこの状態なことです。安い新古車がゴロゴロあると買う側は「これなら新車にするか」というレベルまで値引きしないと純粋な新車が売れませんからね。

ライバルのメルセデス・ベンツ Cクラスセダン、W205型は2014年デビュー、2018年7月にマイナーチェンジされておりモデル自体は3シリーズより古いことになります。3シリーズと同じ条件で中古車検索すると525台も出てきて驚きですが、新車効果で需要の高い3シリーズは新古車も売れていると考えられるので「ベンツの方が新古車多い」と一概に決めつけることはできない気もします。まぁそれでも500台オーバーは多いですね。ここからC200アバンギャルド AMGラインに絞ると116台となり、その価格は430〜470万円くらい。新車価格は時々価格改定で変わるものの580万円くらいなので110〜150万円安で、3シリーズと似たような価格差となりました。

コンパクトクラスを調べると2018年10月デビューのAクラスも72台あり、Cクラス程安くはなりませんが60万円くらい安く売られています。ではBMWの新型1シリーズは?というと、こちらは意外にも無し!2019年11月デビューなので新しすぎたかな。こうして比較するとメルセデス・ベンツも本部からかなりのノルマを課せられているのだろうなーと思えてきます。競うことは悪いことじゃないし日本一売れている輸入車ブランドという看板が欲しいのも分かりますが、販売店があって売れる訳ですからその販売店に無理な負担をかけるのはどうかと思いますね。

他のブランドも見てみると、アウディA4セダンは同じ2019年以降5000km以下という条件で73台となりました。販売店の数、販売台数的にBMWやメルセデス・ベンツより少ないのは当然ですね。TFSI35スポーツの新車価格が485万円のところ380〜400万円で売られているので上の2ブランドと割合的には似ています。

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ボルボ V60 T5モメンタムは55台。新車価格が約500万円のところ450万円前後で売られており、毎年細かい仕様変更があるので展示車と試乗車を入れ替えるとこれくらいの台数は出るかな、という台数です。新古車の値下がり率は低めで、私が旧V60を買った時代ならこの2倍は新古車がありその分新車の値引きも大きかったのが、今の世代になって変わってきたみたい。

フォルクスワーゲンはゴルフで調べてみましたが133台ありました。これも販売店の数からいくと特別多くはない台数だと思います。価格はコンフォートライン テックエディションが新車で303万円のところ220万円前後とやや安めではありますが、モデル末期なのでこちらも想定の範囲内。

レクサスはというと、ISが2台、NXが10台という結果でした。ノルマはあるのかもしれないけど、新車を販売店に買わせることは無いと見ていいでしょう。

マツダはCX-5で調べてみたところ201台出てきました。販売店が多いので仕様変更前の展示車や試乗車を売り出せばこれくらいの数は出てくると思います。価格は新車価格342万円が290万円前後ということで50万円安くらい。ボルボV60も50万円安でしたが、V60は元値が高いのでCX-5は値下げ率がボルボより高いと言えます。

最後に我が愛車のミニ。販売は好調、値引きしないブランドとして有名なミニの新古車は、同じ条件で3ドアと5ドア合わせて214台。クラブマンとクロスオーバーは含まず214台は・・・多いですね。さらっとどんな車があるのか調べてみると、マイナーチェンジ後のクーパーS 3ドアが298万円。新車時388万円です。同じく3ドアのJCWが345万円。こちらの新車は466万円。クーパーD 3ドアは298万円で新車は357万円。60〜90万円安でけっこうな数の新古車があるという結果が出ました。ちなみに新車価格はオプションを含んでいないので、ちょっとオプションが付いている個体ならさらに20万円ほど安い感覚となります。214台という台数と60万円以上安い価格。これはミニの店舗にもキツめのノルマが課せられている可能性アリですね。同じBMWグループですし・・・私が今のクラブマンを買った時には確かに値引きはほぼ無しでしたが、もしかすると今は30万円くらいあるのかも。これから半年に1回くらいミニの新古車台数と価格の推移を調べ、台数が増えて価格が下がるようなら厳しいノルマがあると考えていいと思います。買う側は新車は値引きが大きくなるし、状態の良い新古車も選びたい放題で喜ばしいことですが、5年後くらいにはブランドの価値が衰退していくのかもしれません。BMWジャパンさんよぉ、なんでそんなことするかねぇ。適正に売れる数を売ればいいじゃないかと私は思うよ・・・

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