9月29日のことですが、嫁さんと伊吹山ドライブウェイを走ってきました。モチロンオープンで。今までは暑かったので夜にしかオープン走行しておらず、風は気持ちいいものの景色は基本的に真っ暗であんまり楽しめなかったワケですが、今回は標高が1000m以上あり涼しくて空気も綺麗、そして昼間なので景色も良く気持ちいいコーナーが続くドライブウェイを走ると・・・メッチャ気持ちいいじゃないですか!俺が求めていたものはコレだ!運転中はサンバイザーが視界の上に入っており視覚的な開放感は少なめですが、澄んだ風を浴びつつ素直に走る車を運転するのは格別の気持ちよさです。
最初はもっと強い風を浴びたいと思いましたが、慣れてくるとこれくらいがちょうどいいように思えてきました。長時間オープン状態で乗っても疲れることのない適度な風量であり、そのおかげで速度が上がっても快適&冬も暖房を効かせつつオープンドライブできる(サイドウインドウを上げてだけど)という丁度いい塩梅。女性の髪の乱れも60km/h以下ならサイドウインドウを下ろしてもあんまり気にならない程度であり、ウインドウを上げればほぼ乱れない優しさで良いじゃありませんか。ガラス部分から手を出すと速度に応じた風を受け、これをやると室内の風がいかにコントロールされているかよく分かります。
ただ、MTの運転はまだ下手くそな私にはATの方が気持ちよく走れるのかもしれません。シフトアップはそれなりに慣れたけどシフトダウンはダメでヒール&トゥがまったくと言っていいほどできません。オルガンタイプのアクセルペダルはヒール&トゥがしづらいという意見が多いのですが、私が思うにオルガンか吊り下げかという違いよりもアクセルペダルが奥にあるのがヒール&トゥしづらい原因に思えます。考えてみればヒール&トゥを使うのなんてタイムを競うようなハード走行をする時であり、フルブレーキングしながら行うもの。ブレーキを深くを踏み込めばアクセルペダルの高さはちょうどいい位置にあるはずで、素人が大人しくワインディングを走る程度の軽いブレーキングではアクセルが奥に感じるのは当然なのかもしれません。とは言え慣れればできないことはない範囲にも思えるし、周囲に誰もいない状況なら普段から練習していこうかと思います。ブレーキペダルを踏む足の位置が常に同じ場所にならないと足首の捻り具合や踵の押し込みが一定にならないので、第1段階としてそれを意識し、チャンスがあれば踵でアクセルを踏んでみることにします。
ちなみにヒール&トゥではなくブリッピングによるシフトダウンはそこそこ成功するんですよ。ぴったりタイミングが合ってショックが出ずシフトダウンできると気持ちいいし、少々タイミングがズレてもショックが少なければOK。しかし4→3はいいとして3→2はやりづらく失敗が多いんですよね。シフトレバーが動かしづらく入りが渋いのと、そもそも3→2って速度もかなり落とさなければならない状況なのでブレーキを踏みたい訳で、そうなるとヒール&トゥしなきゃいけないことになってしまいます。なので今はブレーキ踏みつつ半クラッチでゆっくり繋いでいくような使い方になってしまい、はやり軽いブレーキングでヒール&トゥできるのが理想ですね。
話を伊吹山ドライブウェイに戻します。こちらは頂上駐車場から下っていく画像。伊吹山ドライブウェイはクラブマンで来たことがなかったので6年ぶりくらいでしょうか。通行料が3140円もすることに驚きました。この日は平日だったのに頂上駐車場にはそこそこの台数が停まっており、私達が休憩していた30分くらいの間にも少しづつ上がってきます。1日100台だと約31万円、土日で300台になれば約94万円だからなかなかの金額ですね。夏休みのピーク時には1000台いくこともあるのだろうか・・・ロードスターだと2速と3速がメイン、たまに4速という感じで路面はそこそこ綺麗です。景色が良くなってくるのは半分を超えたあたりからで、入り口から山頂駐車場までのんびり走って25分くらいなのでちょっと物足りない気もしますね。
山頂駐車場は車の写真を撮るにはイマイチなので少し戻って撮ります。白ボディは昼間に撮ると真っ白に飛んでしまいがちだけどこの日は薄曇りで直射日光ではなかったので条件は悪くないですね。上の写真はα6400とソニー50mm F1.4の組み合わせ。
こちらはDP2 MERRELL。30mmレンズなので少し広く写り、独特な色とカッチリした描写。奥には琵琶湖が見えています。このように車全体と景色を撮るのは普通だけど、フェンダーやボンネットのラインなど車の一部を切り取るのが下手クソで同じような写真を量産しており、これも練習だなぁと最近思います。しかしクラブマンの時より車の写真を撮りたい!という欲求はロードスターの方が強いですね。造形が美しいからだろうか。
嫁さんに撮ってもらいました。ボカシが入ってますが満面の笑みですw
ちょっと場所を変えてα6400とシグマ19mm F2.8で撮影。広角レンズはあまり使ってこなかったけど面白いですね。
伊吹山ドライブウェイをロードスターでドライブすると、こういう道ってどんな車で走ってもそこそこ気持ちいいのだろうけど、スポーティーに走れる車ならさらに気持ちよく、それがオープンならもっと気持ちいいという具合に快感が倍増していくように思えました。固い足回りでゴツゴツを感じ、クローズドで走っていても遮音性が低くて風の音がゴーっと聞こえるロードスターは普段から多少の我慢を強いられるものですが、こういうステージに立つと本領を発揮し快感を与えてくれ、この快感があるから普段使いの多少の不便はどうでもよくなるのかもしれません。
帰り道は嫁さんに運転してもらい、私は初めての助手席です。元MTコペンオーナーだけあってすぐ慣れたみたいで私は快適!
ロードスターの写真が撮りたくて朝活もしております。先程書いたように白いボディは昼間に撮ると白飛びしてしまうので夜や朝夕に撮影するのが良いのです。
DP2 MERRELLでスマホの壁紙用に撮影。縦写真を撮ることがないのでこれも慣れていきたいところ。私のiPhone12miniの画面サイズは2340×1080ピクセルで縦横比19.5:9。16:9だと思い込んでいたらもっと縦長で、上の写真も19.5:9にクロップすると車はギリギリでした。
現在の壁紙はこんな感じ。車全体を入れようとすると車がポツンとなってしまうので一部をクローズアップした写真が撮りたいのです。
何度か出かけるも雲が多くしっかり朝日が見えない日ばかり。なので何度も早起きして撮影に行くのですが、勝手に4時頃目が覚めるオジサンなので苦にはなりません。朝日を横目にオープンで走るのも最高に気持ちいいですしね。そんな話を息子にしたら「僕も朝日が昇る瞬間が見たい!」というのでいっしょに出かけてみました。
10月6日5時28分撮影。前日から一気に涼しくなり気温15℃なのに防寒対策を怠ったので寒く、最初はクローズドで移動し、コンビニでおにぎりとお茶を買ってオープンにします。サイドウインドウは上げた状態でシートヒーターと暖房をかけると快適でした。いやー、クラブマンにはシートヒーターが付いていなかったので久しぶりですが、やっぱ快適ですね!w 寒いと言って車から降りない息子が助手席に乗っています。残念ながらこの日も曇りで太陽は見れませんでしたが、赤から金色になっていく雲が見れてそれなりに満足したみたい。私は私で早朝の凛とした空気の中でタバコを吸いつつ愛車と朝日を見れて嬉しかった。太陽が昇る瞬間も見たいと息子が言うので、真剣に寒くなる前にリベンジしたいと思います。
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