休みの日にはひたすらオープンドライブを楽しんでいる管理人です、コンニチワ。相変わらず小学生の息子が学校へ行き帰ってくるまでの時間内で行ける範囲でのドライブですが、今回は嫁さんと伊吹山ドライブウェイを走ってきました。
伊吹山ドライブウェイはロードスター買った直後に一度走っていますが、その時は運転に慣れていなくておっかなびっくりだったのでペースがゆっくりだったしInsta360も持っていなかったので、今回は少しスピードを出して走らせてみたいのと絶景をInsta360で撮ってみたいという2つの目的があります。伊吹山は周囲の地形から平地が晴れていても霧に包まれることが多いということですが、山頂ライブカメラ映像を確認すると快晴なので天候は大丈夫そうですね。通行料が車3140円、バイク2200円のところスマホ画面でクーポンを見せれば2900円と2000円になります。(納車直後に走った時の記事はこちら)
伊吹山ドライブウェイは全長17km、9合目の標高1260mまで登れ、山頂駐車場はだだっ広く売店、軽食レストラン、トイレがあります。全体的に路面が綺麗ですし常にセンターラインがあるので走りやすい。(砂利や砂がたまにあるのでバイクは注意ですね)勾配は一部キツイところがありますが基本的には緩やかであり、大きく回り込むヘアピンコーナーは少なめでほどほどのRのコーナーが多い、S字コーナー少なめ、ストレート区間がそこそこある、という感じです。景色は中盤以降が開けて綺麗に見えるところが出てきますが、木が生い茂っている場所も多いので本当にスカッと見晴らしが良くなるのは後半2、3割くらいでしょうか。
駐車場の手前には犬鷲の撮影を目的とした大型望遠レンズを三脚にセットしたおじさん達が常に30人くらいいて、安く見積もっても3000万円くらいの機材が集まっていることになりますw
のんびり走るなら4速と3速で走ることになるけど、少し飛ばすなら1段下げてストレートは3速(長ければ4速)、コーナーは3速か2速で曲がっていきます。MAX回転数はタコメーターの針が真上にくる5500rpmくらい、コーナーもタイヤが鳴くよりずっと手前の速度ですが、車が「待っていました!」と言わんばかりに応えてくれるではありませんか。エンジンは元気に回り、コクっと入るシフトを3速にしてさらに加速。コーナーが迫ってきたら軽くブレーキを踏みつつヒール&トゥで2速にシフトダウンし、ハンドルを切れば少しロールしつつ滑らかにスーッと曲がっていきます。頂点を抜けたら徐々にアクセルを踏み脱出したら再び3速へ。ヤバい、気持ちいい・・・以前のクラブマンだとハンドルを切った瞬間からグングン曲がり、ロールが少ないので大袈裟に言うと内側のタイヤがレールに乗っているような感覚でした。対してロードスターはタイヤがレールにひっかかっているような感覚は無く、外側のタイヤに力がかかっているのが分かります。軽くてサスが比較的柔らかいからゴリゴリの接地感は感じないものの素直にロールしながら曲がっていく、物理法則に逆らわない自然な感触です。ミニの車たちが謳うゴーカートフィーリングも痛快だけどロードスターの自然な動きも良いものですね。
そしてスピード感。まず視線が低いので普通の車よりスピードを感じやすい。次にギヤ比がわりとローギヤなのでエンジンを回してもそこまで速度が出ないのにエンジン音&排気音で速度感が増します。さらにフロントガラス以外何もないという開放感と風!この3つによりスピードメーターの針は常識的な数値なのにすごく速く走っているように感じるんですよ。普通の車では味わえない刺激と爽快感で、ロードスター買って良かった!と思いますね。画像のとおり上りの途中から運転は嫁さんいお願いし私は動画撮影していました。後半は景色が良いのでスピードを出して走るとすぐ終わってしいもったいないのです。
そうそう「ヒール&トゥで」などと書きましたがまだまだ下手くそで成功率は30%くらいです。上りだとブレーキ踏まずともシフトダウンするだけで曲がれる速度になってしい、ヒール&トゥする時もブレーキの踏み込み量が少なくアクセルを上手く踏めないことが多いんですよ。強めにブレーキを踏みつつ行うと成功率が上がるので、ヒール&トゥはハードに走る時に使うもの、ということにしておこう。チャンスがあれば通勤中も練習するけどなかなかそのチャンスが無いんですよね。
帰ってきてblogを書きながら思い出したのは990Sやネイビートップが登場したタイミングで搭載されたKPCの存在。キネティック・ポスチャー・コントロールの略で姿勢制御技術の1つです。他メーカーだとコーナーリング中に内側のブレーキを軽くかけ車を曲がりやすくするという機能が数年前からあったのですが、マツダがロードスターに採用したKPCは似て非なるもので、目的は車を曲がりやすくするものではなくコーナーリング中のロールを僅かに抑えタイヤの接地感を高めるというもの。0.3G以上の力がかかれば作動するということで今回何度も作動していたはずですがハッキリ言って効果は分かりませんでした。ONとOFFの挙動を比べれば体感できるのかもしれませんが、KPCは単体でOFFにすることができず横滑り防止をOFFにすることで同時にOFFになる仕様でして、タイヤグリップにはまだまだ余裕があるもののなんとなく怖いので試していません。とりあえず変な感じはしなかったので一般人には邪魔にならないものなんだと思います。
で山頂駐車場。ロードスターRFが2台停まっており、1台は私達と入れ替わりで帰っていくところでした。50歳くらいのご夫婦でしたね。売店で息子のお土産を買い、トイレに行ってしばらく休憩するも気温は9℃くらいだし風がハンパなく強くてメチャクチャ寒い!
琵琶湖です。ガスが少なくクリアに見えました。ボーッとこの素晴らしい景色を眺めるのも良いですがひたすら寒いし写真を撮る体力も残さねばならないので適当なところで帰路へ着きます。前回は琵琶湖が見えるところで撮影しましたが同じ場所では面白くないので今回は濃尾平野から関ケ原が見える場所で撮影。
山頂駐車場から5分くらい下った砂利のところで、上ってきた時は人がいたけど帰りは誰もいなくてゆっくり撮影できました。
シグマ19mmで撮影。背景は関ヶ原方面ですね。
嫁さんに撮ってもらいました。カメラのセンサーに汚れがついてて空の中央から左上にシミが映り込むんですよ。センサークリーニングキットを買って掃除しよう。
こちらはソニー85mm。車がキュっと締まって写りますね。
バリアングルモニターで地面スレスレのローアングル。ホント、ロードスターはどの角度から見てもカッコイイですねー。
寒さの限界が来たので車に乗り暖房ON!メチャ暖かいぜw 奥琵琶湖パークウェイに行った日は暑かったのに今回は寒かったので逆にすれば良かった。
今回伊吹山ドライブウェイを走らせてみて、ロードスターは街乗りでも楽しいけど少しスピードを出すとさらに楽しいことが分かりました。サーキットやジムカーナで腕を磨いてタイヤのグリップの限界付近を使ったり、滑った時のリカバーなんかも学べればさらに楽しくなるんだろうと思うけどタイヤやオイル代が貧乏人には厳しぜ・・・
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