ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

我が家のオカメインコちゃん(31歳♂)Twitterで反響があったので現在までの病気や飼育環境についてまとめました

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我が家のオカメインコちゃん(31歳♂)Twitterで反響があったので現在までの病気や飼育環境についてまとめました

ワタクシTwitterをしておりまして、だいたい車のことを呟く「車アカウント」なのですが、時々日常的なことも呟きます。で、ある時母の飼っているオカメインコ(♂)のピーちゃんがこの夏で31歳になることを呟いたらこれがすごい反響で軽くバズったんですね。その時のtweetがこちら。

私がロードスターのことで呟くとだいたい10~50いいね(稀に100)なので4000というのは驚くべき数字です。呟いた直後は普通だったのに翌日の夜にスマホをイジっていると通知がバンバン入ってきまして、スマホの画面上にいいねをくれた人のアイコンが出るのですが、インコのアイコンがコロコロ更新され、んん?と思ってTwitterを見たらいいねが1000、1200、1500とガンガン増えていくではありませんか。オカメインコのご長寿ギネス記録は32歳(非公式だと35歳というのもあるらしい)とのことでので我が家のピーちゃんもギネス記録に近いおじいちゃんであり、ヨボヨボではあるけど一応元気に活動しているのが凄い!という反響だったようです。

コメントや引用リツイートも沢山いただきました。紹介させてもらうと、貫禄がありますね、私と同じ年です、インコってそんな長生きなんですね、愛されて育てられているのでしょうね、などなど嬉しいものばかり。中には仕事で嫌なことがあったけど元気が出ましたというものも。私もぴーちゃんといっしょに育ったので嬉しいし、飼い主の母もコメントを見せてあげたら喜んでいました。

最初のtweetではスマホで適当に撮った写真と共に呟いたので、沢山のいいねありがとうございますという想いを込めて一眼で撮った昔と現在の写真を載せ、お礼させてもらうのと同時に、飼育環境の話題が出ていたので簡単に説明させてもらったのですが、いかんせん1tweetの文字数が決められているので上手くできず、改めてこの場で書くことにしました。ペットのことを書くのは初めてですけどTwitterの反響を見るとロードスターの40倍の需要がありそうですしねw

母がオカメインコのピーちゃんを飼い始めたのは1992年8月でした。44歳の私が1978年生まれなので13歳の頃ですね。それまで飼っていたセキセイインコが死んでしまい、その数年後に今の言葉でいくと「お迎え」したカタチ。なので鳥を飼うのは初ではありませんでした。インコは雛から育てる場合はふやかした粟をスプーンや注射器みたいなのであげるのですが、確かピーちゃんは自分で餌を食べられたと思うので生後1ヶ月くらいの子を買ってきたと思います。購入先は小鳥屋さんで、我が家の近くには犬や猫は扱わない「小鳥屋さん」というのがあるのでそこで購入。このお店は現在も営業しており、今でも餌を買いに行くと少し雑談してきます。小鳥は多くの場合犬や猫と違って血統書や証明書というのがありません(今はあるのかな?)ので、ご長寿ギネス記録を超えている子もその証明ができないそうな。狙っている訳ではないのでどうにかして証明したい!とは思いませんけど、名誉なことではありますから惜しい気もします。

そんなピーちゃんは単独飼育です。途中私がセキセイインコを飼っていた時期がありまして、若い頃は同時に出して遊ばせたこともありましたが、基本的に臆病でいっしょに遊ぶことが少なかったので別々に遊ばせておりました。というかピーちゃんは人懐っこい性格ではなく、臆病なのにわりと凶暴で母も私もよく噛まれましたし、撫でてほしい仕草や外に出せ出せアピールをあまりしない子だったので、飼い始めてから10年くらいは頻繁に外で遊ばせていたものの、それ以降は朝だけ1時間、15年目くらいからはケージの掃除の時に少しだけみたいな感じでしたね。You Tubeなどでは人懐こっくて甘えん坊なオカメインコちゃんが沢山出てきますが、強烈に噛む子もいます。そして短命な子から長寿な子まで様々ですから、どんな子でも最後まで面倒見るという覚悟を持って飼ってほしいですね。

ケージの置き場所は昼は家族のリビング、夜は母と父のリビングという感じで移動しておりまして、朝のみ擦りガラスとレースのカーテン越しに数時間日光浴していますが昼間は人工照明下です。夜には光を通さないカバーをケージにかけるといいみたいなことを見た気がしますが我が家ではそういうことはしておりません。母が夜遅くまで(2時とか)DVDを見ていることもあり、電気が消えて真っ暗になる時間はかなり不規則です。それから父も私もタバコを吸うのでインコちゃんにとって環境が良いとは言えないでしょう。

ちょっと稀なケースだと思いますがウチでは冬、仕事の都合で昼のリビンで暖房が使えません。(夜は使う部屋にいるので大丈夫)室内気温は測っていた訳ではありませんが寒い日は10℃、普通だと15℃くらいかと思います。インコは南国の生き物なので日本の冬は寒すぎるはずですが最初の10年くらいは透明なビニールシートをかぶせるだけですごしていて、15年目くらいからペット用の小型ヒーターを使うようになりました。夏はわりと人間の都合で冷房のON、OFFをしています。昼間は常にONだとしても夜は人が寝るまでの2時間タイマーとか。先ほど書いたように南国の生き物なので暑さにはある程度強いはずで、ご老体となった現在は冷房のかかりすぎには注意が必要かと、冷房がしっかり効いた後はビニールシートをかぶせたりしています。そんな感じで空調は基本的に人間本位であり、年老いてから少し気を使うようになった程度ですね。

餌は殻を剥いたもの、油分の多いラグビーボール型のもの、栄養価の高いもの、それとかじる岩塩の4種類を常に与えていましたが、飼育開始から15年くらいで一度病気にかかり(どんな病気かは忘れた)、鳥も診てくれるという獣医さんにかかった時に「餌は1種類でいい」と言われたことを母はハッキリ覚えているそうな。しかし長生きしているのですから悪いことではなかったのでしょう。ただ、獣医さんに「殻付きの餌の方が新鮮で、それを1日に食べ切れる量入れておいて、毎日換えなさい」とも言われたそうで、それ以降は殻を剥いたものを殻付きに換え、常に少量入れておくというのは守っているものの、種類は変わらず4種類入っています。だいたいどれも均等に食べるので好きなのだと思います。

奥が油分の多いタイプ、左下が殻付き、右がペットリンという栄養価の高いもの。

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他の餌より量が少ないのに高いそうな。水菜など野菜は基本的には与えず、気が向いた時だけ少量あげる感じでした。ウチではキャベツが多いかな。このへんも完全に人間本位ですね。

先ほどから15年前という言葉を頻繁に使っていたのは病気で医者にかかり、そのタイミングでヒーター入れたり餌が変わったりと飼育環境が変わったからです。「そろそろおじいちゃんだし、気をつけてあげなきゃな」と感じ始めたのがこのタイミングだったんですね。他に病気というと1年前に背中にオデキができたものの、獣医さんに診てもらって水に混ぜる薬を出され、それを飲ませていたら10日くらいで完治していました。オデキが気になるのかクチバシで触るらしく、血がついていた時は驚いたけど薬が効いたみたいで良かったです。

ここで若い頃の写真をどうぞ。

2009年1月撮影ですから17歳の頃です。もう若いとは言えない歳でした・・・

2010年1月。18歳ですね。私がデジタル一眼レフカメラを買ってテストがてら撮っていたのがこの時期。1992年生まれのぴーちゃんを記録に残すならフィルムカメラか8mmビデオカメラになっちゃって、写真くらいは撮ったかもしれませんが残っていないんですよね。Windowsでいうなら95が出る前に生まれたぴーちゃん・・・そう考えると歴史を感じます。当然インターネットも一般的には普及しておらず、飼育の仕方を学ぶのはお店で聞くか本を読むかくらいで、ウチでは「オカメインコの本」というのを買って学んでいたような気がします。人間の食べ物を与えるのは良くないだろうなーと思いつつ、欲しがるのでいろいろ与えていました。ご飯、パン、リンゴ、煎餅、トンガリコーンなどのスナック菓子、果てはラーメンなど、少量ですが絶対良くないですよね。SNSでそんな動画をアップしたら炎上しそうですが、少量とは言え与えていたのは事実なので一応記しておきます。流石に年老いてから油っぽいものはあげませんけど、煎餅なんかは今でも私が食べていると鳴いて「くれ!」とアピールするのであげちゃいます。

こうしてまとめるとかなり人間の都合で餌をあげたり寒暖差のある環境で生活させたり、夜暗くなる時間が不規則だったりタバコ臭かったりで・・・良い環境どころか悪いんじゃないかと思えてきます。私の友人の娘さんもオカメインコをすごく大切に飼っていたけど10年弱で虹の橋を渡ってしまったそうで、これが個体差というヤツなのでしょうか。

そして2023年7月。ケージの床は本来網状になっており糞は下に落ちるのですが、歩き方がヨタヨタになってからはこのように網の上に新聞を敷いて足が落ちないようにしました。おかげで歩きやすそうですが羽に糞がつくのが難点です。

目の力もかなり弱く見えますね。そういえばぴーちゃんの目はどのくらい見えているのでしょう?濁りはないので白内障とかではなさそうですが、ハッキリは見えていないのかもしれません。ケージから外に出す時間が短いのでここ数年飛んだのを見ておらず、いったい何歳くらいから飛べなくなったのかは不明です。止まり木に登るのもギリギリという感じで、1日のうちほとんどを隅の地面で寝ており、水を飲む時、餌を食べる時だけヨタヨタ歩いて移動し、また元の場所に戻って寝るというのを繰り返しています。

私のtweetを引用リツイートした方がこんな風に書いていました。「個体差もあるのだろうけど、その子が望む飼育の仕方だったことでストレスが少なかったのではないか」と。かまってほしい子はかまってあげる、ほっといてほしい子はほっとく、みたいな考え方だと思うのですが、これは有り得そうですね。他にも「私もオカメインコを飼っていますが、このように自然で穏やかな老いを共にできることを願います」というコメントもありました。考えたことなかったけど、人もペットも老いに抗うことはできない(ある程度はできるけど)ので、ならば自然に穏やかに老いていくのは幸せなことということですね。素敵な考え方です。ぴーちゃんがこれからどれくらい生きられるか分かりませんが、自然な死を迎えられるようサポートしていきましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。

追記:この記事を書いた8日後の2023年7月27日、お迎えが来たようでぴーちゃんは息を引き取りました。31年間お疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。関連記事:31年間おつかれさま おじいちゃんオカメインコのぴーちゃん、虹の橋を渡る

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