ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

NDロードスターにRSプロダクツのメタルゲージキットを取り付け 針外しにミスるもなんとか完了

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NDロードスターにRSプロダクツのメタルゲージキットを取り付け 針外しにミスるもなんとか完了

注文から3週間、ついにRSプロダクツさんのメタルゲージキットが届きました!んでさっそく開封して中身を確認すると、タコメーターパネルの「5」の部分に10mmと7mmくらいの傷が・・・そこそこ目立つのでこれはちょっとなーと思い写真を撮ってサポートにメールしてみると、日曜日の午後8時だというのに即電話がかかってきて、「スミマセん、完全にこちらのミスです。良品を明日発送します」と対応していただけました。最初から傷の無いモノが届くに越したことはありませんが、こうした素晴らしい対応をしていただけるとRSプロダクツさんはしっかりした会社なんだなーと信頼度が上がりますね。

さて、私が選んだのは1番ベーシックなタイプでカラーはブラック。文字が白なので文字盤はブラックの方がコントラストが高くて見やすいというのが理由です。貧乏人なので液晶パネルカバーは無し。

弱くてフラットな光の元では全体がグレーに見える。

LED照明を点けると反射して白っぽくなる部分とブラックの部分がハッキリ別れます。うーん、金属の質感が良いではないか!

レーザー刻印された文字も美しいし、パイロットランプもかっちょいいですな!ただ、パイロットランプ下の文字は透過ではないので夜間には何のランプが点いているのか分かりませんね。

フォントがオシャレなんだよなー。

では取り付けていきましょう!今回はエアコンフィルターも同時に交換するので、助手席の膝上パネルも外しました。ここは何度もやったので簡単なのですが、カプラーが1つだけどうやって外すか分からず苦戦し、調べることに・・・

次にハザードスイッチが付いてるパネル、メーターバイザーを外していくのですが、付属の説明書は丁寧でどの位置にクリップがあるかを示してくれているので力を入れるべき場所と方向が分かりやすい。分かりづらい場合にはそれぞれの工程で動画もあるのでそれも合わせて行えば問題ないでしょう。

動画を見ても苦戦するのがメーターバイザーのマイクカプラー外しです。メチャクチャ固くて親指は痛いし、あんまり引っ張るとカプラーの配線が切れる恐れがあります。やっていて思ったのですが、このカプラーはロック解除して引っ張ればスポッと外れるものではなく徐々に緩んでくるので、指を休憩させながらやるといいですね。いっしょに写っているメーター本体のカプラーは外すのはいいけど付ける時が完全に手探りになるので、誰かに車外から見てもらって「もうちょい左、角度がこう」と指示を出してもらうと楽です。完璧な位置と角度でないと差し込めないので手探りは厳しい。

ノーマルのタコメーターもこうしてみると立体的でカッコイイ・・・

メタルゲージキット取り付け作業はタコ&スピードメーターの針を外し、黒いシートを外し交換、金属の文字盤を取り付け針を戻すというものですが、難関は針外しです。特にスピードメーターの。タコメーターは反時計回りに30周くらい回すと徐々に浮いてきます。細かく書くならゆっくり回すとゴリゴリとした感触があり、早く回すとその感触が無くなり、どうもこのゴリゴリした感触がある時は緩んでいないみたいなので、感触が無くなるスピードで回していく必要があるみたいですね。

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そして問題のスピードメーターの針外し。説明動画ではタコメーターと同じ方法でも外れるんだけど、稀にメーター本体から生えている芯の棒がいっしょに抜けてしまうことがあり、これが抜けると完全に復旧させることが最悪できないかも?という面倒なことになるそうな。なので指針の両サイドに付いている黒い装飾を左右共外し、ベースとなっているグレーのパーツを外し、芯を押さえながら透明なパーツを引っこ抜くという方法が紹介されています。(その為の簡単なツールも付属する)黒い装飾パーツを外す時に爪が折れることがあるそうですが、これは仮に折れても両面テープで補修し、キットに含まれるニードルキャップで見えなくなるので問題ないとのこと。

ということで説明に従って黒い装飾パーツをテコの原理で外すのですが・・・固い。硬すぎる。(テコの支点になる部分は養生しとかないとノーマル文字盤に跡が残るので注意。私は残りました・・・)作業しながら、これホントに外れるのか?と不安になってきます。しかしこれが外せないと先に進めないのでグリグリやっていると・・・バキッと爪が折れました。そして反対側も・・・折れた箇所が違いますが、どちらも折れてます。こうして透明のパーツが裸になったのでピンで芯を押さえて外し、構造を見てみると、どうもこういうことらしい。

下手な絵で申し訳ありませんが、こういうことだと思います。芯と指針は透明パーツで繋がっており、グレーのパーツと透明パーツは左右の黒い装飾パーツで固定されているっぽい。これ、分解できる前提で作られていないんじゃないですかねぇ?まぁ普通は分解する必要無いんだろうけど。

爪が折れてしまっては指針がバラバラになってしまうので、キットに付属していた両面テープで貼り付けてみます。この両面テープはかなり強力なのでしっかり貼り付くけど耐久性がどうなんでしょう?キャップでカバーされるので紫外線の影響はゼロですが、真夏の暑さで剥がれたら、またメーター外して直さなきゃいかんのか・・・私は自分のことをそこそこ器用でこういう仕事も丁寧だと思ってたけど、実は不器用で雑なのかも・・・と、ちょっと凹みました。

とりあえず難関はクリアしたのでシートを交換し、文字盤を付けてアルミ装飾カバーを付けた指針を戻します。指針はグイッと押し込むだけなのですが、5mmくらい浮いた状態にするということで、ダンボールを指で潰してクッションとして置き、上から押し込むと・・・ギギギっという嫌な感触で入っていきました。高さとしてはちょうど良かったです。後はゼロの位置をしっかり合わせるのですが、ここは狂うとカッコ悪いので妥協せずなんどもやり直しました。何度もやっていると「さっきの方が良かったのでは?」ってなりますw

ホコリを取り除き、カバーを取り付ければ完成です。

これ、実は下に見えているエプロンみたいなのの戻し方を間違えているんですよね・・・メーターを車に取り付け、内装パーツもすべて戻してから気づいたので直す気が失せた訳ですが、内側に入ってしまって分からないので良しとしましょうw

車に取り付けエンジンをかけた状態。いやー、カッコイイですね!マイル表示も含め細かく刻まれたインデックスとオシャレなフォント、パイロットランプがレトロな計器という感じを醸し出しています。金属の質感もモチロン良いのですが、この文字盤デザインなら黒いプラ版でも十分カッコイイ気がします。

スピードメーターのデキも最高!なのですが、警告灯とのクリアランスが超ギリギリで、ここは個人的に1mmくらい余裕があってもいいのでは?と思いました。(ちゃんと見えるから実用性は問題無いのだけれど)とりあえずスピードもタコも、死ぬほどカッコイイのは間違いありません。

実際に走らせてみるとですね、「数値を瞬間的に読み取る」ということにおいては・・・けっこう不利に感じます。根本的に文字が小さいのとゴチャゴチャしているからですね。RSプロダクツさんの公式サイトでも視認性は純正に敵いませんとあり、これは事実です。レッドゾーンは赤なので見間違いは無いと思いますし、音とアクセル開度からだいたい回転数は予測できるけど、指針に数字がかぶるとその前後の数字を見るしかなく、そんな時500rpm刻みだと混乱するのです。まぁ慣れもあって、交換直後の今は何か違う車を運転しているような感覚だけど、これが自分の車のメーターなんだという感覚になれば、気にならなくなるのかも。光の反射が気になるシーンはありませんでした。

ということでRSプロイダクツさんのNDロードスター用メタルゲージキットの交換作業&レビューを書いてみました。気になっている方の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追記:この記事から半年後、高速道路を走ったらスピードメーターが狂うというトラブルが発生。どうも針がパイロットランプに触れてひっかかることでズレるみたいで、その修理として再度メーターを外し、針を付け直した記事がこちら

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