そろそろダウンジャケットをクリーニングに出す時期が近づいてきたと思いますが、ダウンジャケットを自宅で洗えるって知っていますか?
今回は車とはまったく関係ないですが、ダウンジャケットを自宅で洗う方法について書いていこうと思います。どんなダウンジャケットでも大丈夫という保証はありませんが、けっこう多くのモノが洗えると思います。使う洗剤はモンベルというアウトドアブランドのダウン製品用洗剤です。私は6年ほど前から愛用しており、最初はユニクロのもので試しましたが、大丈夫そうなので、その後はドゥベチカのダウンジャケットもこれで洗っています。まぁ私の性格が適当で、細かいことは気にしないというのもありますので、自分で自分のことが神経質だと思う方はやめておいた方がいいのかもしれません。
動画でも紹介しています。
まず大前提として、ファーや革やウールのパーツを使っていないこと。それから防水素材でないこと。シワになりそうな素材ならやめておくこと。ダウンジャケットは大抵がナイロン製の生地でできていると思いますが、ポケットや袖口、裏地などに本革やウールが使ってる場合はやめておくのが無難です。まぁ本当に一部分がウールという程度なら平気かもしれませんが、一応。それから色落ちするような素材はNG。ダウン製品というか洗濯の基本ですね。2wayになっていたり、フードが取り外せるなら、すべては外します。
シワについては、ほどんどのダウンジャケットは大丈夫だと思いますが、私の知らないような素材のものもあるかもしれないので、一応注意ということで。
防水のダウンジャケットというのはあまり聞いたことが無いですが、防水素材が痛む可能性があるのでやめた方がいいでしょう。表も裏地も防水だったら中のダウンが洗えないと思ったのですが、裏地まで防水ということは無いでしょうね。防水性は無視していいのなら、裏地から水が染み、汚れも抜けるはずなので洗えなくはないと思います。
あと、洗うとフェザーが抜けることがあります。これは着ていても抜けやすいものは洗濯してもよく抜けるし、着ていて抜けづらいものは洗濯しても抜けづらいということになります。
本当は手洗い推奨なのでしょう。が、私は面倒なので洗濯にぶち込みます。チャック類はすべて閉め、裏返しにしてネットに入れるくらいはしますけどね。それから洗剤がダウン用ということで、他のモノといっしょに洗ったことはありません。大きなダウンジャケットなら1着のみで洗濯。インナーダウンとかなら2着くらいいけるかな、と思います。
襟や袖口の汚れが酷い場合は、シャツの襟なんかに塗る洗剤(なんて呼ぶのか分かりません)を少し塗り、軽く揉んでから洗濯をスタートさせると綺麗になります。
準備ができたら洗剤を適当に入れ洗濯機をスタートするのですが、ここで1つ注意です。
ダウンは水をとても多く含みますので、重い塊のようになっています。脱水まで自動でやると、重さが偏ってメチャクチャ洗濯機が揺れます。よって、すすぎ後排水したら一度止まるようスタート前に設定し、すすぎが終わったら一旦ジャケットを出し、自分でギューっと潰して水を絞り出します。雑巾をしぼるようにネジってはダメですよ。優しく押して水を抜きましょう。
それから洗濯槽が垂直の水を張って洗うタイプだと、ダウンジャケットは水を含むまで浮いているので、水が張れたら上から押して沈めてあげましょう。斜めドラム式は特に何もしないで洗濯スタートで大丈夫だと思います。
ほどほどの重さになったら脱水し、あとは干すのみ。干すのは陰干しがいいと思います。
この時ダウンジャケットはビックリするくらいシワシワのペタペタになっていますが、乾けば元に戻るはずなので大丈夫!普通にハンガーにかけて干すのみです。半分ほど乾いたら手でパンパン叩いたり、振ってみたりして中のダウンの塊を分散させ、また乾かします。これを2、3回していれば、完全に乾くころには元のふっくらした状態に戻るはず。洗剤の謳い文句にダウンのロフトを復活させるとあるので、もしかすると洗う前よりふっくらしているかもしれません。
ということで、自宅でダウン製品を洗う方法でした。色落ち、シワ、縮みなどは素材によってあるかもしれません。私は責任は負いませんのであくまで自己責任でやってほしいのですが、まず安物からテストしてみるのがいいと思います。けっこう多くのモノが洗えると思うんですよね。
コメント
コメントはありません。