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40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

中古のV40ってどうだろう?

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中古のV40ってどうだろう?

スマートキーのセンサー修理が丸1日かかりその日の代車がV40 T4だったので、この車を中古車として見た場合どうなのだろう?と思い、この記事を書いています。ボルボの中古車はけっこう安いし、走行距離が少ないものも多いですから。

まずスタイルですが、町中でけっこう見かけるV40は、シュっとしててカッコイイです。この車はビアリッツブルーメタリックという色ですが、いい色ですね。ホイールはスタッドレスだったので、純正ではないと思います。

真横から見るとスタイリッシュ!

ボディサイズは4370×1785×1440mm、ホイールベース2645mm、重量1430kgと、それなりの大きさがあります。

ガソリンエンジン車は初期と後期で異なり、初期は1595ccの180psで、トランスミッションは6速DCT。1983ccのT5も存在します。後期の新世代エンジンになるとT3が1497cc 152psとなり、T4は消滅。T5が1968cc 245psとなります。新世代エンジンモデルは6速ミッションでもDCTからトルコンに変更されています。その後T2が追加。排気量はT3と同じながら、パワーは112ps。ガソリン車はいろいろ変更があるので注意が必要ですね。

ディーゼルのD4はデビューからスペックが変わっていませんので、予算と相談でOK。

新世代のボルボのエンジンは部品の共通化を勧めており、T2やT3の1497ccエンジンは内径×行程が82.0×70.9です。T5の1968ccエンジンは82.0×93.2と、内径が同じなんですね。これはエンジンブロックがほぼ共通で使えるということになります。さらにディーゼルも82.0×93.2とぴったり同じ。細かい違いはあるのでしょうが、こんなことができるもんなのかと関心しました。マツダもそうすればいいのに。トランスミッションも、T5とD4は8速トルコンとなりますが、そのギヤ比はファイナル以外同じとなり、これも賢いやり方ですなぁ。

それから初期のモデルはスポーツシャシーというのが採用されていたそうですが、途中からツーリングシャシーに変更され、乗り心地がソフトになったそうです。具体的には2015年の2月あたりです。エンジンとトランスミッションは2015年の7月、8月あたりで新世代になり、2016年7月にマイナーチェンジで外観が少し変わりました。言い換えると、旧型の外観でも中身は新しい個体が1年ほど販売されていることになり、中古車を選ぶのを難しくさせます。というか詳しく調べないと分からないレベル。

ざっくりまとめるとこんな感じ。

2013年2月 デビュー 1600ccクラスのT4と2000ccクラスのT5があり。どちらも6速DCTトランスミッション。

2014年11月 T5Rデザインがエンジン旧世代ながら8速ATに。(DCTかトルコンか不明)

2015年2月 シャシーがツーリングシャシーに。

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2015年7月 ディーゼルがデビュー。8月にガソリンはT4消滅で新世代エンジン1500ccクラスのT3に。6速ATはトルコンになる。

2016年7月 マイナーチェンジで外観変更。

こんな感じでしょうか。中古車を調べる時は、車検が残っているものなら何年何月に登録されたか分かりますが、あくまで「登録」なので、例えば2015年2月が初年度登録だけど、車自体は2014年モデルだという可能性もありますから注意が必要。

内装の変更は調べていないので分かりません。というか、この代車はT4だから1600ccの6速DCTというのは分かるけど、スポーツシャシーなのかツーリングシャシーなのかが分からん・・・と思っていましたが、写真を拡大すると車検シールが平成30年3月です。車検は最初3年なので、27年(2015年)3月が初年度登録となります。・・・まさにさっき例で挙げたパターンでした。どっちだろう?けっこう硬い乗り心地だったのでスポーツシャシーだと思っていましたが、この場合、試乗車に使っていたのの売れ残りならツーリングシャシー。ユーザーからの買い取りならスポーツシャシーの可能性もあるというところです。1万km走っていたので後者の可能性が高いかな。

乗り始めてすぐに、乗り心地はけっこう硬いと感じました。これまた代車で乗ったV60 D4 Rデザインの方が乗り心地が良かったです。もしこの車がツーリングシャシーで乗り心地が良くなったと言うなら、その前はさらに硬かったワケですから、上品な見た目とギャップがありますね。比べることができたら私に分かるレベルで違うのかという疑問もありますが。

私が乗っているV60と同じエンジン、同じトランスミッションなので、動力性能的には近くけっこう速いです。スロットル開度の設定のせいか、停止からの走り出しは重く感じますが、踏めば速いと言って差し支えないでしょう。ただDCTの悪癖で停止からグイっとアクセルを踏むとガクンと走り出します。

内装の色がお洒落ですなー。エスプレッソみたいなダークブラウンのシートとダッシュボードとベージュのコンビ。いいですね!

新世代のXC90、V90、S90などでは廃止となった薄いパネルのエアコン操作部分。私はこのデザイン好きだから続けてほしかった。タブレットみたいな画面でほぼすべて操作するようになったのだから、もうこの部分全部画面にしてしまえばいいのに。

ダッシュボードのシボが独特です。これも好きな部分。乗り心地は硬いけど、動力性能は高め、エクステリアもインテリアもお洒落なV40です。中古車相場は2017年3月現在、初期モデルT4なら170~200万円くらい。2015年で調べると270万円前後ですが、たまに240万円台もあり、このあたりが狙い目かと思います。さらに新しいモノを狙うなら、ボルボは新車値引きもそこそこあるはずなので、新車の見積もりを出してもらって考えてもいいですね。

 

 

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