ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

たまに使うと画質に感動するシグマDP2メリル

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たまに使うと画質に感動するシグマDP2メリル

私が普段使っているカメラはソニーα6000。以前はニコンD7000を使っていたのですが、ミラーレスのコンパクトさに興味を持ちソニーNEX-7を購入。そしてα6000に至っています。たまに家電屋で光学ファインダーのカメラを触るとファインダーのクリアさが気持ちいいと感じますが、見た目がゴツすぎず、軽くて画質も良いミラーレスカメラは私の使い方に合っていると思っています。

それとは別に持っているのがシグマのDP2メリルで、こちらはたまに使う程度なのですが、今回旅行に持って行き「やっぱ独特のクッキリ感と色でいいなー」と再認識しました。コンパクトでサブに持っていても苦になりませんしね。ではなぜ常用しないのか?というのは、シグマのカメラを使ったことがある人なら分かってもらえるはずで、バッテリーが保たない、メモリーカードの書き込みが遅い。この2つをメインに、オートフォーカスが遅い、高感度耐性が無いに等しいというのがプラスされるからです。

バッテリーの持ちの悪さはかなりのもので、私は常にRAWで使用していますが、マニュアルフォーカスで慎重に撮影していると40枚くらいで無くなります。400枚ではなく40枚。購入から4年経以上っているのでバッテリー劣化(昔のblogを読み返したら70枚で無くなったとあった)もあるでしょうが、使う前には必ず充電が必要。RAW撮影後のメモリーカードへの書き込みも非常に遅く、7秒くらいかかるのでテンポ良く撮れません。これはじっくり考えて撮ることで解決すると言えばそれまでかもしれませんが、早いなら早いだけ嬉しいですよね。

オートフォーカスについては、薄暗い場所では諦めることが多いのですが、明るければちゃんと合うし、正確なのでセーフ。高感度耐性は元々DPシリーズに求めていないけど、400が常用できれば手ぶれ対策が少し楽になると思います。DP2メリルには手ぶれ補正というものはありません。

そんな感じで使用感に文句はあるのですが、シグマのデジタルカメラが採用するfoveonセンサーの画質は独特なクッキリした解像感と色のりであり、等倍表示しても非常に美しい画質が得られるのです。これが他のカメラには出せないからDPシリーズは魅力的なんですね。

等倍表示というのはデジタルカメラの知識がある人には馴染みのある言葉かと思いますが、現在のデジタルカメラの画素数は2400万画素くらいです。α6000もそうで、出て来る画像は長辺6000ピクセル、短辺4000ピクセル、6000×4000=2400万画素。これをモニターを介して見る場合、4Kモニターの長辺は3840ピクセルなので、36%縮小されて見ていることになります。FullHDモニターなら長辺1920ピクセルなので、68%も縮小されます。虫眼鏡のマークで画像を拡大していくと、画面の端っこにパーセント表示が出ると思いますが、これを100%にしたのが等倍表示ですね。FullHDモニターで2400万画素の画像を等倍表示するとかなり拡大されたように感じますが、同時に画像がボンヤリするはず。これはどのカメラでもだいたいそういうもので、画像全体を見た時はモニター解像度的に凝縮されているのでクッキリ見るのです。ここまで話してようやくシグマDPシリーズが等倍表示してもクッキリ見える話に移れますw

DP2メリルで撮影した画像は長辺4704ピクセル、短辺3136ピクセルであり、1475万画素となります。画素数としては見劣りしますが、ローパスフィルターとカラーフィルターの入っていない、光の3原色をすべての画素で記録できるfoveonセンサーの1475万画素は等倍表示でも非常に美しいのです。下の画像はDP2メリルで撮影したもので、長辺1280ピクセルまで縮小していますが、写っている範囲は触っていません。

ニャンコの顔のみをトリミングし、等倍で掲載したのが下の画像。クリックで等倍表示となります。

分かる人には「えっ?これ等倍表示?」となるクッキリさ。

すべての画素で光の3原色を記録できるということで、赤い薔薇も美しく撮れます。こちらも等倍表示。これは通常のベイヤー配列カラーフィルターのカメラが苦手とするところ。

植物も得意ですが、金属も得意分野で、その質感を美しく伝えてくれます。(等倍表示)

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足場と電柱。ごちゃごちゃした物も得意。(等倍表示)

最初のニャンコの画像のように、薔薇もペンチも足場も、もっと広い範囲が写っている中から一部をトリミングしたものです。広く撮っておいて、後で一部を切り出しても美しい画質が得られるんですよね。これは例なので構図はちゃんと決めるのは基本ですが、ミスした時の救済としては助かります。PCモニター上で見る場合には、全体を見た後一部を拡大していってもシャープなままなのは気持ちいいもの。

注意点は、大きなサイズでプリントする場合には1475万画素の数値がそのまま反映される点。私はA4までしかプリントしたことはありませんが、A4はまったく問題無し。たぶんA3も余裕です。考えてみれば一般用途でそれ以上のサイズにプリントすることは稀というか、そういう人はそれ用のカメラを使うと思うので大きな問題ではないですね。

それからノーマルだとグリップが非常に悪いのがDP2メリルの特徴で、一応すべり止めのポツポツがありますが、ほぼ意味無し。よって落下防止にストラップを使うか、グリップを付けるかです。幸いサードパーティーからいくつかグリップが販売されており、私はボディーカバー兼グリップのレザージャケットを使っています。

ULYSSES(ユリシーズ)というブランドのもので、アンティークなレザーの質感が気に入っています。グリップもこの出っ張りがあるだけでずいぶん違うし、レザーなのですべり止め効果もアリ。現在メリル用は廃盤みたいで、シグマ製品は最新のdpクアトロ用のみみたいですね。

すべてのボタンは隠れず、バッテリー&メモリーカードへのアクセスもジャケットを装着したままできますが、三脚の穴は隠れてしまいます。

というわけで、久しぶりにDP2メリルを使ってfoveonセンサーの魅力を再認識したのでした。次回、千里浜で撮ったV60の写真を載せつつ、シグマのRAWファイル現像について少し触れたいと思います。

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