ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

DP2メリルとシグマのRAW現像ソフトPhotoPro

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DP2メリルとシグマのRAW現像ソフトPhotoPro

前回シグマDP2メリルについて書きましたが、今回はシグマ純正のRAW現像ソフトであるPhotoProについて書いていこうと思います。RAW現像というのもデジタルカメラに詳しい方にはおなじみの言葉ですが、軽く説明すると、圧縮されていないファイルで、情報量が豊富、多くの場合は専用ソフトでないと開くことができないという特徴があります。これを誰でも見ることができるjpegなどのファイルに変換することをRAW現像と呼ぶのですが、この時露出や彩度、ホワイトバランス、コントラストなどの補正を画質の劣化最小限に留めつつできるメリットがあります。「急いで撮ったからちょっと暗かった」というのは簡単に補正できますし、もう少しインパクトが欲しいと思えば彩度とコントラストを少し上げれば良し。こういったことがどのメーカーのカメラでもRAWで撮影すればできるはずです。

私はニコン、ソニー、シグマのRAW現像ソフトを使ってきて、基本はどれも同じなのですが、シグマのPhotoProには「X3 Fill Light」というパラメーターがあり、これを変化させるとずいぶん異なる印象の画像になるのです。明るい部分の露出は変えず、暗い部分にハイライトを当てたような効果と説明にあるのですが、どんなものか見ていきましょう。

まず、明るさや色などのパラメーターを触っていない画像。全体のサイズのみ2000ピクセルに調整してあります。車はやや暗いのですが、逆光気味なので全体を明るくすると背景の夕焼けの色が白くなっていきます。

露出-1.4で全体を暗くすると車はさらに暗くなりますが、金色に輝く雲と、夕焼けの赤味が増してきます。太陽の上に見える雲のディテールも分かりますね。上の画像では見えていなかった雲のディテールが出て来るというのは、画像データに含まれていたけど、明るすぎて見えていなかった、ということです。この見えていないけどデータには含まれているのがRAWの特徴で、故に少しくらい補正しても画質の劣化が無いのです。そしてファイル容量がやたら大きいのもその為です。

露出-0.6で雲のディテールを出し、X3 Fill Light+0.8を加えたもの。太陽周辺は上の画像と露出が違うので少し明るいのですが雲のディテールは確認でき、車や地面が大きく明るくなりました。

露出-1.4 彩度+0.5 X3 Fill Light+1.5にすると、なんかCGっぽくなってきます。普通に撮った写真としては現実的にあり得ないからCGっぽく見えるのですが、インパクトはあり、これはこれで面白い。BMWのカタログ写真がこんな感じだと思ったり。

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インパクトを求めると不自然さが出て来るので、ほどほどのところでバランスを取るのがベストと判断。構図を変えた画像から露出-0.6、彩度+0.6、X3 Fill light+.08とし、一旦jpeg化。その後ニコンのCaptureNXで水平線を斜めに。ロープのような漂着物を除去したものがこちら。私お気に入りの1枚です。太陽と雲をいっしょに入れるなら車を動かす必要がありましたが3歳の子供は待ってくれないのです・・・こんな時、色々な角度から撮りたいのに書き込みが遅く、次の写真を撮るのに7秒ほどかかるDP2メリルは少しイラつきます。帰宅して撮れた画像を見れば「このカメラで撮って良かった」と思うのですがね。

暗めでテールランプを強調したもの。ランプについてはフロントもリヤも特徴的なデザイン、光り方をする車が増えてきましたが、デビューから6年経ってもV60のテールランプはデザイン、光り方共に美しいと思います。余談ですが他に「これはっ!」と思ったのはシトロエンDS3のテールランプ。3Dのように奥行き感のある美しい光でした。

下は2日目の午前中にα6000で撮影。RAW現像時にクリエイティブスタイルでクリアを選択しているので、コントラストが高められています。自然な画像もいいのですが、こうしてコントラストを高めるとクッキリとクリアに見えるので、車の撮影には合っているように感じます。

X3 Fill Lightは露出と組み合わせることで色々な表現ができる、面白いパラメーターだと思います。基本的には不自然にならない程度に使うのが良いと思いますが、大きく上げてCGみたいにするのもアリではないでしょうか。

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