ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

新型リーフ エクステリア&インテリアを画像でチェック

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今回は画像で内外装を紹介しつつ、グレードによる装備の違いを調べてみました。画像はGのものです。

ハッチバック車というよりショートワゴンのように見えるシルエット。実際ゴルフ7より全長が20cmほど長いので、そう見えても不思議ではないです。全高もゴルフ+6cmあり、実物を見ると「けっこう大きいな」と感じました。国産車でサイズが近いのはマツダ アクセラなのですが、このアクセラは全高がリーフよりも7cm低く、プロポーション的にカッコ良く見えるはず。リーフの場合はプロポーション的に不利ではあるものの、少しづつ下がっていくルーフライン、リヤガラスの角度、シャープなヘッドライトやサイドのプレスライン、特徴的なCピラーなどのおかげでズングリに見えづらく、上手くデザインされバランスを取っているように感じました。

試乗車はオーロラフレアブルーパールという青。鮮やかすぎず地味すぎない絶妙な色味で、新型リーフに似合っています。43200円有償カラーですが、安めなので好きな色を選べば良し、といったところでしょうか。ツートンの場合も70200円と54000円であり、こちらも安め。廉価版であるSでもツートンを含めたすべてのカラーが選べるが親切(全色選べるのは上級グレードのみの場合が多い)ですね。ただ日産公式の見積もりページはボディカラーを確認するのにちょっと使いづらい・・・

Cピラーからリアへ繋がるブラックアウトされた部分はBMW i3に似ている気もしますが、自然に繋がっていますね。先代リーフのリヤバンパーがもっこり出っ張っていて不自然に感じましたが、新型はスッキリ。ホイールはGのみアルミ17インチ、XとSはキャップ16インチとなります。

給電口(という言い方で正しいのかな?)へのアクセスは室内のスイッチでカバーのロックを解除して行います。カバーの下には急速充電が左、200Vが右と2つの給電口があり、それぞれ蓋が付いています。画像は2つ共開けた状態ですね。この蓋が無いと雨天時の充電に片方の端子が濡れてしまうし、晴れていてもゴミやホコリも付くはずなので必要なのでしょう。BMW 330eは200Vのみなのでカバーを開けたら端子が見えます。リーフも夜間用に照明はありますが、リングが光るBMWの方がオシャレ。細かい部分ですが、BMWの給電口カバーはドアロックと連動なので、ドアロックが開いていれば押すだけで開きます。帰宅後充電する場合、330eは車を降りる、カバーを開けてプラグを挿す、ドアロックするという流れになるのですが、スマートキーはドアノブに触れる必要があり、フロントフェンダーに給電口のある330eは給電ケーブルをまたいでノブに触れるか、リモコンキーのスイッチでロックすることになります。リーフの場合は、給電口ロックを解除して車を降りる、スマートキーでドアロックする、カバーを開けてプラグを挿す、という順番になるはずで、これはリーフの方が便利か?と考えました。自宅充電器の設置場所にもよるのでしょうけど。

下はプリウスPHVの給電口。急速と200V用があるのでキャップが付いています。充電中はキャップがコードでだらーんと下がることになるので、ここはリーフの方が使いやすくスマートですね。

ヘッドライトはGが標準LEDで、XとSはハロゲンとなります。光り物が好きな私としては絶対に外せない装備ですが、幸いXもSもオプションで付けられ、価格も5.4万円と安めなので一安心。この角度から見るとボンネットのプレスラインは非常に鋭く見えプレス技術が高そうに感じるのですが、ボディサイドのプレスラインははここまで鋭くないんですよね。

インテリアはシンプルそのもの。シフトレバーの形状が変わっていますが、ナビ画面、エアコンスイッチ、エアコン吹き出し口など、至って普通。ガソリン車から乗り換えてもまったく違和感無く使えます。全体的な質感は悪くないので、デザインに遊び心と「これは特別な車なのだ」という主張があっても良かったかなーと個人的には思いますが、メーカーさんとしては普通に乗って欲しいのかもしれません。電動パーキングブレーキがGのみ標準、XとSは足踏み式という珍しいパターンで、全部電動にした方がコストが下がりそうなものですが、電動はそんなに高価なのでしょうか。

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メーターは半分が液晶によるインフォメーション、半分はアナログスピードメーターですが、EV=先進的な乗り物というイメージで頑張ってフル液晶にしてほしかった部分ですね。

ステアリングの革質はサラサラスベスベではなく、少しだけシボがあるタイプでグリップはサラサラよりも良し。D型ステアリングは最近日産が色々な車種で採用していますが、個人的にスポーツタイプ以外は普通のステアリングでいいのでは、と思うところ。

シフトレバーは円盤型。上部がパーキングポジションを選択するボタンになっています。ジョイスティックのように操作後は中立に戻るタイプで、レバーにパーキングボタンがあるというとBMWっぽいですね。画像を拡大してもらうと分かりますが、→↓でドライブ、→↑でリバース。シフトパターンの右にあるのがeペダルのONOFFスイッチ。その右はプロパイロット パーキングを使う時に押し続けるボタンです。

ドアの内張り。シンプルです。ガラスがほぼ写っていませんが、一番上は樹脂、ドアノブがある面積の大きな部分はソフトパッド、アームレストはシート同じジャージのような織物となっており、安っぽさはありません。

ジャージのような織物のシートはさわり心地GOOD。ブルーのステッチも効いていますし、シックな柄で良いですね。サポートは意外に(失礼)しっかりしており、柔らかい表面としっかりした芯のある感触。

比較対象となるのはプリウスPHVなのかとも思いましたが、純EVのeゴルフとサイズの近いアクセラスポーツ ディーゼルをチョイスしました。40kWhのバッテリー容量、航続距離400kmというのは流石にインパクトがあり、パワーもトルクもeゴルフより上なんですね。何気にアクセラのリヤサスがマルチリンクなのに驚きました。

グレードによる違いは日産公式HPが見やすかったので詳しくは書きませんが、トップグレードのGと中間のXではホイールがアルミ17インチかキャップ16インチか。パーキングブレーキが電動か足踏み式か。ルームミラーがカメラ+液晶画面のインテリジェントルームミラーか普通のミラーか。プロパイロットとパーキングが付くか付かないか。ヘッドライトがLEDかハロゲンか、といったところです。プロパイロットが必要かどうかをまず考え、不要ならGを選ぶのが基本かと思いますが、電動パーキングブレーキの有無は迷うところ。それでもGの399万円は高い気がするので、私はXにLEDヘッドライト(5.4万円)を付け、ボディーカラーは白青ツートンにした363.7万円がベストとみました。

youtubeで試乗動画もアップしていますので、よろしければ合わせて御覧ください。プロパイロット パーキングの作動シーンも後半にあります。

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