ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

モーター+エンジン+マニュアルシフトで燃費テスト

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モーター+エンジン+マニュアルシフトで燃費テスト

F30 330eで家族で遊びに行った時の燃費についての話なのですが、今回はマニュアルモードを駆使してバッテリーを温存しつつ走らせるという方法で往復してみました。スタート時はバッテリー100%です。

人数は子供を含めて5人乗車ですが、重さとしては4人乗車に近いと言えます。エアコンは7割使用といったところですが、この日は11月にしては気温が高く、バッテリーの負担は軽め。高速道路は使わずバイパス道路をメインに91km走り、車の表示した燃費は17.3km/L。電費は21.7km/kWh。平均速度31.9km/h。帰宅時のバッテリー残量は10%でした。下が帰宅時に撮影したもの。

以前330eの走行モードについての不満で書いたように、100kmくらいの距離をバッテリーを温存し、かつ燃費も良く走る走行モードがないので、今回はマニュアルシフトを多用して走らせるとどうなるのか?というのを実験してみました。オートeドライブとエコプロの組み合わせで、停止から30~50km/hまではモーターで走り、そこからシフトレバーをMSにして強制的にエンジンを始動。その後は1900rpm前後でパドルを使ってシフトアップし回転を抑えつつ走る。前の信号が赤なら即シフトレバーを戻しエンジンを停止させ、回生ブレーキによりバッテリーを充電させ、そのまま停止中はアイドリングストップ。またモーターでスタートするというものです。

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発進後、どのくらいの速度までモーターで加速するかは、バッテリー残量と前の交通状況で変えます。空いていたら50km/hくらまでモーターで加速し、その後エンジン走行へ。混んでいてノロノロが続くならある程度空くまでモーターで走る、という感じ。

まず出発直後はセーブバッテリーモードでエンジンを温めることに。バッテリー残量が低く、これを充電すると燃費の悪いセーブバッテリーモードですが、バッテリー残量92%以上あれば充電にエネルギーは使わない、つまり燃費は悪化しないことが分かっているので、これを使っていきます。
エンジンが温まったらオートeドライブとシフトレバーのMSモードでモーター走行とエンジン走行を使い分けるのですが、最初はコールドスタートの影響もあり8くらいだった燃費がモーター走行を組み合わせて暫く走ると13程度まですぐ上がります。バイパス道路は信号が少なく流れも順調で、バッテリーも温存することができましたが、行きの行程の7割ほど走ったところで市街地に入り、速度が落ちるのでモーター走行が多くなります。当然燃費は上がっていきますが、バッテリーは消耗。それでも残量55%で片道が終了し、燃費は17とまぁまぁの数値。

信号や交通量が多い場所ではモーター走行からエンジン走行にチェンジし、かつマメにパドルでシフチェンジ、というのはけっこう面倒くさいもので、今回は試しにやってみましたが、頻繁にやりたくはないですね。

さて帰路です。夕方の渋滞も予想しバッテリーはそこそこ残したいのですが、市街地はモーター走行に頼りがち。エンジンも少し冷えており、これを温めますつつ、ノロノロ区間はモーター走行でバイパス道路に戻りました。バッテリー残量は35%まで減りましたが、燃費は17.4km/L。その後バイパスが短い区間ではあるものの渋滞し始め、ここをモーター走行で乗り切ります。残り25%で渋滞を抜けて、燃費はこの日最高値の17.8km/Lに。後は空いたバイパスをエンジン主体で走るのですが、ここから燃費がジリジリ落ち始めます。モーター走行からエンジンへの切り替え速度を20~30km/hに落とした影響でしょう。17.1km/Lまで燃費は落ちました。その後はバッテリー残量20%で自宅に近づいてきたので、最後にバッテリーを使い切り、17.3km/Lまで戻して帰宅、というのが今回の流れでした。

平均速度が30km/hを超えているので流れはかなり良かったと言えますが、大人4人乗って17.3km/Lはまぁまぁ良い燃費だと思います。オートモードで走らせた場合とどのくらい燃費に差があるのかは分かりませんが、シフトレバーをガチャガチャする手間がある分、ちょっとくらいは良いと思いたいですね。今回やってみて分かったことは、信号と交通量が多い場所ではシフトレバーをパドルを操作する回数が増え、それがけっこう面倒くさいことです。空いているバイパスなら苦にならないのですがね。なのでどんな道を走るか分かっていれば、バッテリー100%のセーブバッテリーモード+エコプロでバイバスを抜け、市街地ではオートeドライブ+エコプロ。帰りはオートeドライブ+エコプロでバッテリーをそこそこ使い、残量30%くらいでスポーツモードにしてバッテリーを渋滞の為に温存、という方がシフトをガチャガチャする必要が無く楽チンで、燃費の悪化も最小限のような気がしてきました。スポーツモードで延々走ってみた燃費はこちら

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