冬に向けて息子の温かい上着を買ってやろうと思いネットを徘徊し、GAPの中綿ジャケットを購入。これが思ったよりも良いデキだったのでレビューしたいと思います。子供の体は成長するので少し大きいサイズを買いたくなるのが心情で、使い方や服の耐久性、価格を考慮して買う必要があります。私の場合は保育園に着ていく服は西松屋などの激安服で、これはそのシーズンにピッタリサイズでOKだと思っています。激安服のTシャツやトレーナを見ているとだいたい1シーズンで首周りのヨレ、毛玉が気になってくるので、そのシーズン着たら捨ててもいいという考え。それに対してGAPの服は少し高価ですが、ヨレや毛玉のできる量は少ないように感じます。
今回のアウタージャケットは値段がまーまー高いので、2シーズンは必ず着られるよう10cm大きいサイズを購入しました。息子は身長100cmちょいで、ジャケットは110cmです。来シーズンにちょうどいいサイズになるはずで、ちょっと小さいかもしれませんが2年後も着られるかもｗ ちんちくりんじゃなければそれもアリでしょう。選ぶ中で一番のポイントは「ダウンではなく中綿入り」であることでした。以前仕事用に安物のインナーダウンを買ったのですが、フェザーが抜けまくり部屋に落ちる、下に着ている服に付きまくるで散々だったので、それなら化学繊維の中綿でいいと思ったのでした。ドゥベチカやパタゴニアのダウンジャケットは滅多に抜けず、軽くて暖かくて良いのですがそれらの子供服を買うほど裕福じゃない！（ドゥベチカの子供服はないかも）
余談ですがダウンジャケットの中のダウンにはフェザーとダウンボールがあり、その割合はフェザー1対ダウンボール9が理想とされています。保温力はダウンボールの方が高いのですが、全部ダウンボールにするとふっくらしづらいのでフェザーを少し混ぜるワケですね。価格もダウンボールの方が高いので、安物ダウンジャケットにはダウンボールが少なくフェザーが多い。抜けるのは先の尖ったフェザーがほとんどなので、そのフェザーが多い安物ダウンジャケットはよく抜けるのです。（生地や縫製の質もある）ダウン自体のグレードもホワイトダック→グレイダック→ホワイトグース→グレイグースと上がっていきます。
上の画像はドゥベチカのダウンジャケットから頭が出ていたので抜いてみたフェザー。一瞬ダウンボールか？と思うデカさで、そのサイズは500円玉くらい。激安ダウンジャケットから抜けるフェザーは10mm×1mmくらいなので大きさが段違いです。3900円でダウンジャケットを作ろうと思うと、そういった「余り物」みたいなものを集めて入れなければ不可能なのでしょう。反対に高価なダウンジャケットにはそれ相応の違いが見えない部分にもあるものです。
では本題。GAPのCold Control Max パファージャケットを選んだのですが、このジャケット、デキが良くて非常に満足しています。オンライン限定商品で価格は7900円とやや高めですが、私が購入した時は定価商品40%OFFで4740円（税込み）。8000円の商品として見ても納得できるのに、それが5000円弱とは嬉しいですね！
まず色と生地感がいい。強烈すぎず地味すぎない赤でいい色です。僅かに光沢もありますね。触った感じはサラサラしており安っぽさ無し。中綿もそこそこ量が入っているみたいでフカフカ感があります。私の経験で暖かさのレベルというのは、安物ダウンもなかなか良いけど、そこそこ価格の化学繊維中綿も同等だと思います。本来ダウンの方が高価なはずですが、それより高い化繊中綿のメリットは、やはり「抜けないこと」これに尽きるのではないでしょうか。あとは気軽に洗濯できるのも化繊のメリットですね。私はダウンも洗濯機で洗っちゃうけど。
裏地は首周りとフード、前身頃と背中がフリースとなっており、袖は滑り重視なのかナイロンでした。首周りとフードは肌が直接触れる部分なので柔らかいフリースなのはいいですね。尚フードは取り外し可能。
内部で凝っているなーと思うのはパウダースカートですね。雪の侵入を防ぐ為に使うのでしょうけど、内部の温まった空気を逃さない効果もあると思うので、寒い日に外で動き回るなら使ってもいいかも。濃いグレーの部分はちゃんと滑り止めにラバーコーティングされています。
普段は見えませんが、袖口にはリブがあり風の侵入を防ぎます。
ボタンの雄側はテープで補強されています。ジップはプラスチック製で滑りが良好。
これが5000円弱というのは非常に良い買い物でした。GAPは定期的に定価商品○○%OFFとかやるのですが、季節の終わりかけにやるセールではなく、9月に秋冬の新作が40%OFFは本当に有り難いものです。原価いくらなんだ？定価で買った人怒るんじゃない？とは思いますがｗ
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