ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

新型V60 エクステリア&インテリアをV90と比較

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今回は新型V60のエクステリアとインテリアをV90やXC60と比べながら見ていきたいと思います。

ボディーカラーはデニムブルーメタリック。なかなか渋い色ですが個人的にはもう少し彩度が高い方が好きですね。

上がV60、下がV90。バンパーやヘッドライトに違いがあるものの非常によく似ています。

2017年春にデビューしたV90のブルー系はマジックブルーメタリックという色で、私はこのブルーが好きだったのですがいつの間にかカタログから消えていました・・・

続いて真正面。

上がV60、下がV90。うーん、分からんw

全幅を比べるとV60は1850mm、V90は1880mmということでV60の方が30mm狭い。全高はV60が1435mm、V90は1475mmなのでV60の方が40mm低い。縦横の比率的には似ているのですがV90の方がワイドに見えるのはバンパー下部が横方向に広く空いているから、かな。

次は横から。スペース的に真横が撮れませんでした。

上がV60、下がV90。

V60 V90の順で全長が4760mmと4935mm、ホイールベース2870mmと2940mm。V60は175mmと70mm小さいことになります。真横同士の写真ではないのが申し訳ないですが、リヤオーバーハングの長さとリヤガラスの角度の2つが分かりやすい違いですね。V60もけっこう大きな車ですが、比べるとV90には大型ワゴンらしい伸びやかさがあり、リヤガラスが寝ているのでスマートさもあるという良いシルエット。それに対してV60は凝縮(あくまでもV90と比べると)された感じ。

斜め後ろも停まっていた位置的に苦しいのをご理解いただきたい。

こちらも上がV60、下がV90。

ランプのデザインが同じなのでパッと見で判別するのは難しそう。そのランプは点灯するとこんな感じ。まずはスモールランプ。

ストップランプ。

スモール&ウインカー。

リヤフォグ。これは濃霧の時のみ使いましょう。普段からリヤフォグを点けて走っている車をたまに見かけますが、眩しいので後続車に迷惑です。

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斜め後ろから、少し寄ってみます。

ガラス下の鋭いラインは途中で消えているのが分かります。ドアノブから下は窪んで、さらに下では1本強めのラインが。この窪みがフェンダーの膨らみを強調するみたいで、ちょっとセクシーにも見えてお気に入りのポイント。

XC60ではガラス下のラインの処理は似ているものの、ドアにはハッキリした台形のプレスがありました。この台形は無くなるとノッペリ見えてしまうのかな?

次はインテリアを見ていきましょう。

上がV60、下がV90。

ウッドパネルの使い方が異なりますがモニターとシフトレバー周辺は共通ですね。シートもまるっきり同じものなので、V60としては車格よりも高級なシートが付いている、と思える部分。このシートは素晴らしい座り心地で、インスクリプションはシートヒーター、電動調節&メモリーは勿論、ベンチレーションにマッサージ機能まで装備!ただバイブレーションするだけでなく揉むような動きもしてくれます。運転中にマッサージ機能使って眠くならないかが心配ですが・・・そういえばマッサージ機能は運転席にはあるけど助手席にはあったのか確認しませんでしたね。どちらかと言うと助手席にあったほうが喜ばれるような気もします。このシートに1つだけ注文があるとすれば、少し滑ることです。座り心地は文句無く最高クラスなので、滑りだけはもう少し抑えてほしいところ。

インスクリプションはレザーダッシュボードとなります。全面ではなく手前の方のみですが、やはりソフトパッドとは一味違う見栄えの良さがありますね。助手席のウッドパネル上部分もレザーに。最近のボルボ車全般的に半光沢のシルバーパーツの質感が高いのもポイントで、エアコン吹出口周辺や風向調整のツマミの質感が非常に高い。このシルバーの装飾パーツとウッドの組み合わせがナイス!

ステアリングのデザインがV60のスポーツワゴンっぽい外観からすると野暮ったいのが玉に傷、かな。V90だとこれでいいんですけど。

上はXC40 Rデザインの内装。Rデザインのステアリングになると6時位置のスポークがシルバーの中抜きになるので雰囲気が変わります。でもエアバッグ部分が大きすぎるのが根本的な問題っぽい。

ドアも手抜き無し。インスクリプションはハーマン・カードンオーディオが標準装備で、最高出力600W、サブウーファーを含む14個のスピーカーという豪華さ。レザーダッシュボードも標準装備。

後部座席も座ってみましたが十分な広さでした。座り心地も良く、全席より横方向へのサポートは弱くなるもののちゃんとお尻、腰、背中を支えてくれます。センタートンネル(黒いので見えづらい)が高いのが気になる点で、5人乗車するとこのセンタートンネルはちょっと邪魔ですね。

ということでV90と比べながら新型V60を見てきました。見る角度によっては間違い探しレベルの違いですが、実物を見ると凝縮感があって「走りそう」なイメージが強いV60。それに対してエレガントなV90といった感じです。写真で見るよりも実物は伸びやか、シャープといった要素が強く感じられると思うので、気になっている方は実物を見てみることをおすすめしますね。

V60のディーゼルはやらない、と公言されているのが残念ですが、Rデザインはそのうち出そうな気がします。このデザインだとRデザインの方が似合う気がするし、価格がインスクリプションより安いと嬉しいところ。そして前回も書きましたが価格を抑えたT4の導入を願いたいものです。T4 Rデザインが450万円くらいだった・・・いいですね!欲しいですね!

関連記事:ワゴンの方がカッコよくない?新型ボルボV60 試乗

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