ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

代車で乗ったF56 MINIクーパーの感触から中古車を考える

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愛車のF54クーパーSD クラブマンが1年点検で、その時の代車がF56 MINIクーパーでした。前期型の3ドアですね。残クレの買取車かと思われるこの車、初年度登録が2015年10月なので1回目の車検を受けた直後となります。走行距離は26000kmと平均的。代車ということで試乗より乗る時間も長いし、中古で3年落ちのMINI 3ドアを狙うのはアリなのか?前期型クーパーの実力はどのくらいのものか?をお話ししていきたいと思います。

ボディーカラーはエレクトリックブルーメタリックにホワイトルーフの組み合わせ。町中でも見かけますが、爽やかでいい組み合わせです。

やはり3ドアはスタイルが良い!

サッシュレス(ドアを開けるとガラスだけで枠がないタイプ)なのでなのでドアを開く時にはガラスが少し下がり、閉めると上がる。

真正面から見ると可愛いとも間抜けとも言える顔。デカくなったことも含めて今のMINIが嫌いだという人の気持ちは分からなくもない。

3ドアクーパーを運転し始めてすぐに感じるのは、エンジン音がけっこう大きい、ハンドルの感触はクラブマンと似ている、足は少し柔らかめ、小さい割に(と言ってもけっこう大きいのですが)どっしりしている、という4つでした。

まずエンジンですが、1.5Lの直列3気筒ターボは街中を走る限り力不足というのは一切感じません。むしろ停止からの発進は活発な設定なのか、適当にアクセルを踏むとグッと加速するくらい。感触は3気筒ということで少しコロコロした感じはあるし、遮音材が少ないのかエンジン音もけっこう聞こえてきます。その音は「いい音」とは言えないものの悪くはないので元気に走っている感じがして悪くありません。ここで高級感を求めると「五月蝿い、振動が大きい」という感想になるかな。アイドリングストップからの復帰はけっこう揺れるのが残念。トランスミッションはトルコン式の6速。低速でたまに軽いショックを出すことがありましたが、ほとんどの場合は素早くスイスイ変速してくれているので文句はありません。

エンジンルームは3気筒だからと言ってスカスカではなく、4気筒と比べてあんまり違いはありません。

上が3気筒の3ドア クーパー、下が4気筒ディーゼルのクラブマン クーパーSD。

サスペンションはクラブマン クーパーSDより柔らかめ。クーパーとクーパーSの差、タイヤサイズの差、26000kmの走行で渋さが取れた、などなど考えられます。柔らかいと言ってもMINIなので、そこいらのコンパクトカーと比べれば固いんですけどね。コンパクトで軽い3ドアの方がクラブマンよりよく曲がると思っていましたが、この3ドアクーパーと私のクラブマンSDを比べた場合、俊敏に曲がるという感覚は同じくらいか、もしかするとクラブマンSDの方が鋭く曲がるのかもしれません。サスペンションが少し柔らかい為、ハンドルを切る、ロールする、曲がるという一連の流れがあって普通に乗りやすいものでした。車としてはこれが普通ですが、MINIが謳うゴーカードフィーリングはSの方が強く味わえそう。反対にチョロチョロせずにどっしり真っ直ぐ走る、とも言えます。

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そんなサスペンションの乗り心地ですが、普通に乗っているとアタリが優しくて良いものです。ゴツゴツが軽減されるのですからね。しかし揺れが一発で収束せずボヨンと残ることがあり素直に喜べないのが難しいところ。私のクラブマンSDはアタリは多少キツイけど、その後のボヨンが無いので結果的にさほど不快ではないんですよね。

タイヤはハンコックで、MINIの3ドアや5ドアのクーパーではけっこう使われています。おとなしく乗っていたので特に不満はありませんでしたが、なんとなく他のブランドがいいな・・・と思ってしまいます。

内装のパキパキ音について。路面の状態によってメーターからカタカタという音があるのと、ダッシュボードから時々パキッという音がします。これはたぶん新車時からでしょう。私のクラブマンも鳴りますから、そういうものだと思うしかありません。BMWグループの高価な車なのですから、これはMINI全体的にどうにかしてほしい部分。こういうことを気にするのは日本人だけなんでしょうか?

内装の装飾は少なめ。それは別にいいけどマルチファンクションステアリングが欲しいところ。(マイチェンでクーパーにも標準になった)細かい違いではエンジンスタート後の「テケテケン・テケテケン」という音が現行モデルより低い音だったり、メインモニターのメニューグラフィックやアニメーションが違ったりします。

3年26000kmで車がヘタっている感があるか?ですが、これは「多少はあるかも」という感じ。室内のガタピシ音は仕方ないとして、サスペンションの動きにシャキっとした感じが薄く、多少のヘタりはあるように思います。良く言えば「足が馴染んで渋さが取れた」と捉えることもできそうですし、クーパーSではなくクーパーの足は元々こういうものなのかもしれません。(クーパーSは少し前に試乗したけどクーパーは未試乗なのです)

燃費は私が借りた時にボードコンピューターの走行距離が600kmくらいで、燃費は14.3km/Lを表示していました。ここから私が約60km乗り14.4km/Lになったので、私自身は15km/Lくらいで走っていたのでしょう。このことから14~15km/Lが前期型3ドアの燃費かと思います。ちなみに燃料はハイオク。

では最後に中古車の3年落ち3万km以下の3ドア クーパーは買いなのか?という話。MINIに限らず最近は新車価格が微妙に上がっているので、2年前の価格で表を作りました。マイナーチェンジ前なのでどのグレードもDCTではなく6速トルコンAT。

2015年モデルの3ドアクーパーの中古車をさらっと調べてみると、安いもので170万円、高いものだと240万円くらいなのでだいたい200万円と思っておくのが良さそう。走行距離は0.5~4万kmくらいで、2万km前後が多かったです。中古車相場が200万円で考えると新車との差額が80万円。3年で30%程しか下がっていないことになるのでイマイチお買い得とは思えません。しかし中古車の多くはLEDヘッドライトとナビが付いており、これは標準装備ではなくオプションでした。(ナビはマイナーチェンジ後から標準)ということは新車で買った人は30万円くらいのオプションが追加されているワケで、車体価格は310万円となり、3年で110万円35%安くなったということになります。35%・・・まだお買い得とは言えませんが、ギリギリ納得できる範囲でしょうか。中古車でも車体価格に登録&整備費用がかかりますから、これができるだけ安い店か、オプションがさらに多数付いていて綺麗な個体なら中古車もアリ!だと思います。反対にあまりオプションの付いていない個体(ハロゲンヘッドライトでナビ無しとか)はよほど価格が安くない限り割高になるはずなので、中古車を考えている方は価格、ボディーカラー、オプション、登録諸費用をよく考えて購入すべきですね。

ボディーの状態については、3年くらいで塗装は痛みませんからキズと凹みの有無を確認するくらいでしょうか。だだし樹脂のフェンダーとバンパーは特有のシマシマになるみたいなので、これはワコーズ スーパーハードで黒く復活させたいところ。

新車を考えるならマイナーチェンジを挟んでいるので、トランスミッションが7速DCTになってナビが標準化、テールランプはユニオンジャック柄になっているなど、けっこうなアップデートが施されているます。それでいて価格は大きく上がっておらず294万円なので、車としての魅力は2年前の新車より上がっていると言え、その新車と200万円の中古車というのは・・・けっこう悩ましい選択になりそう。個人的にはユニオンジャックのテールランプが好きなので、もし自分で買うならちょっと無理しても新車を買うんじゃないかな、と思いました。中古で買うならどこか妥協できるポイントを決めて探すことになり、3色くらい好みのボディーカラーを決め(ここで少し妥協している)、オプション多数で200万円くらいの個体を見つけるまで3ヶ月くらいは探す気持ちで望むことでしょう。

いかがだったでしょう?少しでも中古のMINI 3ドアを検討している方の参考になれば幸いです。

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