新車でクラブマンを購入後、ワコーズ スーパーハードで樹脂パーツを保護したのが去年の3月でした。もう1年以上経つのか・・・おじさんになると月日が経つのは異常に早く感じます。施工後の耐久性は?と考えると、あまり体感はできませんが徐々に薄れている感じ。私のクラブマンの樹脂パーツは、フロントタイヤハウスの左右を新品に交換してあります。理由はボンネットから垂れる油汚れが樹脂フェンダーに付着し、綺麗に落とすことができなかったから。下の画像がそれ。
交換されたのが去年の12月で、このフロントフェンダーはワコーズ スーパーハードによるコーティングはしてありません。隣り合うバンパーやドアの下側との色の違いが大きかったら交換直後にコーティングしたと思いますが、「少し黒が薄いかな」という程度の違いだったのでそのまま放置だったのです。このことから8~9ヶ月経つと黒さが薄れ、無加工パーツとの差は大きく違わないことが分かりますね。
そして今回、1年以上経ったことだしフロントフェンダーはコーティングしていないし、一気に全体をコーティングすることにしました。
前回はムラなく仕上げるのは難しいと感じましたが果たして今回はどうか?
結論から言うと、前回より上手く仕上げられたものの、やはり完璧に均一ではないという感じです。特にドア下の横長のパーツにムラができました。タイヤハウスは上手くできたと思う。液の量を減らし薄く伸ばそうとすると最初に触れた部分が濃く、その後すぐに薄くなり濃度の差でムラができる気がするので、今回はそこそこの量をスポンジに垂らし、最初はこれを大きく広げ、その後均一な濃さを目指して伸ばしていく、というのを心がけて塗っていきました。
上の画像は施工後。タイヤハウスは良い仕上がり。フロントバンパーサイド部分はムラになっていますね。
放置時間は10分くらい。最初にフロントバンパーを塗り、フロントフェンダーを両方塗りつつバンパーの乾き待をち、バンパーを拭きあげた後にフロントフェンダーを拭く。次にドア下を両方塗り、先に塗った方を拭く、という感じで進めていきました。拭きあげに使うタオルは普通のタオル。前回は使い古したシャツを切ったもので拭いていましたが、硬いし水分の吸いが悪いので普通のタオルを使うことに。6月の10分だと7、8割は硬化しているみたいで、ムラがある部分をボカすように拭いてもあまりボケず、濃淡の差は隠しきれません。ゴシゴシ擦るのも嫌なので多少のムラは諦めることにしました。タオルは少しネチャついた感じになります。
面白いのは、ドア下の水が流れた跡や、バンパーの水平部分にできた白い輪っか(たぶん水に溶けたミネラルが残ったもの)が消えるということ。シャンプー洗車ではゴシゴシ擦っても落ちなかったのに、ワコーズ スーパーハードを塗ると消えるんですよ。
上が施工前のフロントバンパー。白い輪っかがあります。下が施工後。撮影日が翌日で写真の明るさが違って分かりづらいですが、輪っかは目立たなくなっているのが分かります。ただし完全に消えるワケではなく、よく見ると薄く残っています。
次はドアの下。
施工前は水が流れる部分に白い筋がありますが・・・
施工後。水の跡は見事に消えています。ムラは下の画像のように広く見ると分かってしまいますね。
2回目ということで1番目立つタイヤハウス周りの樹脂パーツはムラなく仕上げられて満足ですが、横に長いドア下が上手くできないのが悔しいです。綺麗にムラなく仕上げるコツは最初に均一に塗ることだと思うのですが、部品が大きいと一発で塗れず、液を足すことになる。そうするとムラができるのでボカすように伸ばしたり、拭きあげ時にもボカすように拭くことになるんだけど、硬化が始まるとタオルで拭いてもあまりボカせない。かと言ってベタベタの状態で拭くと拭きすぎでムラになる。塗る量、放置時間、拭く量。この3つのバランスが難しいのです。私は車に対しては神経質なところがあるので、普通の人が見ればこの程度のムラ気にならない、それどころか樹脂パーツが綺麗なのかくすんでいるのかすら気にしない可能性が高いですが、自分でやった作業が上手くいかなかったのは気になるので、もう少し均一に施工できるようになりたいものです。今度家のハイエースで練習してみよう。
余談ですが何もしていないMINIはこんな感じになる、という画像。
代車で乗ったF56、3年落ちですがこれですよ。青空駐車で南向きに停まっている時間が長かったのでしょうか。こうならない為にも年に1回くらいはワコーズスーパーハードでコーティングすると、全体が引き締まって見えると思います。
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