ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

懐かしいオープン2シーター

calendar

暇つぶしにAmazonプライムビデオでトップギアを見ているのですが、シーズン16の1話で小型オープン2シーターに乗ってイラク、トルコ、シリア、ヨルダンを旅するというのをやっていました。防弾チョッキと防弾ヘルメット装備でw 初回放送がいつなのか分かりませんが、ジェレミーが選んだ車はマツダ NBロードスター、ジェームズはBMW Z3、リチャードはフィアット バルケッタ。Z3のみATで他2台はMT車です。この年代とジャンルでMGFがいないのが元オーナーとしては残念だけど楽しんで見られました。

ジェレミーは過酷な長旅で壊れない耐久性が期待でき、意のままに操れるロードスターが最高と言います。ジェムーズのZ3は高級車だから快適な旅ができる。リチャードはFFでもバルケッタの走りはチョー楽しい。そんな理由でそれぞれ車を選んだところ、実際に壊れ修理してを繰り返したのはZ3とロードスターで、バルケッタはこれといった故障無く走りきったのには驚きました。偶然アタリの個体だったのかもしれませんけどね。

山岳路では意外なことにバルケッタが速いのも驚きです。可愛いというか、ちょっととぼけた車がキビキビと、そして安定してコーナーをクリアしていく姿が印象的でした。Z3はATのギヤ選択がイマイチかつ遅いせいで2台についていけないくらいで、ジェームズは「このギヤボックスにGOサインを出した奴はクビにした方がいい」とコメント。

で、最終的に3人がベストだと選んだ車もバルケッタでした。どうやらZ3は論外、ロードスターに乗っていたジェレミーは「こいつはなんの文句もない良い車だ」とした上で、でも感情移入ができなくて愛着が持てない。リチャードが乗っていたバルケッタは愛着が持てる、と締めくくります。マニアになってくると普通の良い車よりもちょっと変な車にハマるのは万国共通なんでしょうかね。

2代目ロードスター。NB型と呼ばれるもので、リトラクタブルヘッドライトの初代(NA型)が人気で中古車相場も高めですが、このNB型も悪くない。

スポンサーリンク

BMW Z3。画像はたぶん直4モデルで、直6モデルはリアフェンダーがモッコリとワイドになっていたような。

フィアット バルケッタ。イタリア語でバルケッタは小舟を意味するそう。MGFを買う時にバルケッタも考えましたが、当時は普通にカッコイイMGFを選びました。今見ると愛らしいデザインですね。

で、彼らが楽しそうに小型オープン2シーターを走らせているのを見て、「ああ・・・やっぱ車の楽しさが詰まっているのはMTオープン2シーターだな」と思った私は手頃な中古車を検索するのでした。しかしMTのオープン2シーターってホント少ないですね。現行車ではロードスター、兄弟のアバルト124スパイダー、ボクスター、後は軽のS660とコペンくらいしかないのではなかろうか。スポーティーさがウリのBMW、その中でもスポーツの象徴と言えるZ4にマニュアルの設定が無い(新型も旧型もない。Mロードスターにはある)のはどういうことか!

私としてはオープン2シーターにゴリゴリのスポーツ度は求めません。そこそこキビキビ走ってほしいけど基本はリラックスして流すくらいでいいので、2シーターでなくても例えばザ・ビートル カブリオにMTがあるといい感じなんですけど、残念ながらATしかありません。ミニ コンバーチブルのMTは旧世代だとあるけど今は無し。アルファ スパイダーも少ないながら存在しますが、最終型のはキザすぎるし、丸4灯のはキビキビ走るというより重々しくてブレーキの効きが悪かった印象が強い(昔V6モデルを1日借りた)のでピンとこないんですよね。直4モデルなら軽快なのだろうか?そうなってくるとバルケッタやMGFでもアリなのかと思い調べてみると、2020年8月現在、カーセンサーによる中古車台数はフィアット バルケッタとローバーMGF(TF含む)共に約10台。価格は40〜130万円くらとなっており、130万円払って買う気はありませんが50万円くらいならアリではないか?と思えてきます。コロコロ気が変わるので2年後は違う車に乗りたいと思っているかもしれませんけど、人生でもう一度くらいはMTのオープン2シーターを所有してみたいものです。バルケッタやMGFが2年後に残っているのか怪しいけど。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す