ワタクシ、なんとなくカメラは好きで15年くらい前にデジタル一眼レフを買ってから何台か買い替え、現在はSONYα6400とSIGMA DP2 Merrillを使っておるのですが、ロードスターを買ってから車を撮るのが非常に楽しくなってきました。クラブマンのデザインも気に入ってそこそこ撮ってきたけどロードスターを撮る楽しさはワンランク上なのです。ボディラインが美しいく、ビル、山、海などどこに置いても映える気がするんですよね。納車してから半年ですが気付けばクラブマンの2倍は撮っていましたw
α6400で使うレンズはSIGMA19mm F2.8、SONY35mm&50mm F1.8という3本の単焦点レンズがほとんどで、それプラス気分によってDP2Merrillを使ってきました。それがここに来てもう少し望遠で撮ってみたいという興味が湧いてきて85mmレンズを物色し、安定のSONY85mm F1.8を購入。高価すぎずそこそこコンパクトで写りが良いという定評のあるレンズです。
とはいえフルサイズにも使える85mmのレンズですからAPS-C用の50mm F1.8 OSS(シルバーのレンズ)と並べるとデカいし重い!
口径もかなり違いますね。
α6400に装着するとちょっとアンバランスですけど使いづらいほど重くはなくて一安心。
85mmはセンサーサイズがAPS-Cのカメラで使うと焦点距離127.5°相当、画角19°となり、車全体を撮るなら15〜20mくらい離れる必要があります。さっそく試しにロードスターを撮ってみると、期待どおりボケ量は50mmF1.8より大きいですし背景も狭く写ります。当たり前ですね。しかし狭くなった画角に対して背景が「圧縮されている」という感覚は薄く、85mmは85mmであり画角の狭さはAPS-Cであるが故、といったところ。
上が85mm、下は35mmで撮影。どちらも絞り開放。
限られて空間だし背景のスッキリしている地下駐車場では85mmで全体を撮る意味はあまりないことが分かったw
こちらも上85mm、下35mm。部分的に撮ると85mmもいいけど35mmで撮った全体の方が好きだなー。
メーターを撮ってみるとなかなか良い雰囲気でした。
別の日、息子と藤橋方面へドライブへ行ったついでに使ってみます。
ぼかし入れたらのっぺら坊みたいで怖いですが、人物をバストアップで撮影すると背景が大きくボケるのでなんとなく良い写真に見え、85mmがポートレートに最適と言われるのがよく分かりました。ボケがざわついて見えるのは背景が悪かったからでしょうか。
しゃがんでいるけど全身を撮ると背景もどんな感じなのか分かるくらいのボケ量になるらしい。これは人を撮るのが楽しくなりそう。85mmで撮ったものはすべて絞り開放で、撮りまくってピントの合う範囲やボケ量を観察しております。
車の場合はどこか一部を切り取るような使い方が本筋のように思うのですが、いかんせん私はこれが苦手でどうしても「なんとなく撮っているだけ」という感じになってしまいます。
フェンダーのもっこり感を撮りたいのに、どう切り取っていいのか分かんないんですよ。上手い人の写真を研究して真似するところから初めなければ。最後に納車直後に50mmで撮影したのと85mmの比較をしてみましょう。
上が85mm、下が50mm(F6.0)。絞りが違うのでボケの比較にはなりませんけど、こうして見ると背景の圧縮効果というのはあるようなないような少しの差です。
かと言って135mmになると使うシーンが限られてきそうですし、85mmなら車を撮ってヨシ、人物バッチリ、スナップにも使えるのでバランスが良いのではなかろうか。車の一部を切り取る練習も兼ねてバリバリ使いながら慣れていこうと思います。どれだけ撮ってもフィルムや現像代がかからないのがデジタルカメラの良いところなのですから。
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