ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

F54 クーパーSDクラブマン 燃費報告22回目

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ベスパで通勤していたのであまり乗っていなかったクラブマン。前回給油したのは4月11日だったので約2ヶ月前。コロナウィルスの影響?で燃料は相変わらず安いのですが、最安値の時からは少し上がっていますね。期間が4月中旬から5月なのでエアコン無しで走っていることが多く、燃費は良好でした。では今回のデータ。

走行距離724.9km、給油量40.19L、車両燃費表示18.4km/L、満タン法燃費18.0km/L、平均速度30.9km/h、価格3899円(@97円)。単価が100円切っていると幸せw

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嫁さんのDJデミオを運転すると、どうも私はエコランに向いていない気がします。マツダの車って運転に点数を点ける機能があるじゃないですか。15分くらい運転してエンジン切るとディスプレイに点数が出るアレで、ステージ3で嫁さんの平均スコアが4.3のところ、私が運転した後は3.8とかなんですよ。スコア算出には燃費以外にもカーブ曲がる時の大人しさなんかもあるので、例えばアクセルの踏み方はメチャクチャ燃費重視で上手くてもハンドル操作が乱暴だとハイスコアは出ない仕組みなのですが、私は家族を乗せて大人しく運転しているつもりが嫁さんのスコアを出すことができないのですから、これはもう「嫁さんの方がエコランが上手くて丁寧な運転をしている」と認めざるを得ない。そんな私が運転して18km/Lを超える燃費で走るクラブマン。上手い人が乗れば高速道路無しでも20km/Lいくのかもしれませんね。

話は変わってロータリーエンジンのことを少し書きたいと思います。レンジエクステンダーで復活するとかという話ではなく昔のロータリエンジンについてです。

床屋でマツダ特集の雑誌を読んでいたら面白い記事がありました。昔、ロータリーエンジンを搭載したサバンナ スポーツワゴンやサバンナ バンが販売されていたというのです。車にはそこそこ詳しいつもりだけどそんな車があったのは知りませんでした。そしてさらに驚いたのがロータリーエンジンを搭載したマイクロバスがあったというのです。その名も「パークウェイ ロータリー26」。このマイクロバス、ロータリーエンジン搭載車のデビューは1974年で、それまでレシプロガソリン車とディーゼル車の設定だったものを「置き換えて」販売された、とありました。文面的にレシプロ車をやめてロータリー1本にしたと思ってしまいますが、普通なら3つのエンジンラインナップで販売しそうですよね。マイクロバスに不向きっぽいロータリー1本にするなんてあり得るのだろうか?

それはいいとしてこのパークウェイ ロータリー26、名前の通り26人乗りのマイクロバスです。重量は2835kg。エンジンは聞き覚えのある13B型で排気量は1.3L。基本的にRX-7に載っていたものと同じ654ccの2ローターということでしょうか。スペックは最大出力135ps/6500rpm、最大トルク18.3kgm/4000rpm。ロータリーエンジンといえば軽量コンパクトで高出力だけどトルクが細く燃費が悪いというイメージで、車体が大きなマイクロバスに搭載するなら軽量コンパクトというメリットはほぼ無意味。重要な低速トルクと燃費の良さはイマイチと、まったく不向きのはず。

エンジンを高回転まで回して(タコメーターは8000rpmまで刻まれている)走らせることになるので燃費はすこぶる悪く、レシプロエンジン車の燃料タンクが70Lだったのをもう1つ追加して140Lタンクとなっているか、エンジンブレーキの効きが弱いのでフットブレーキに頼るしかないなどなど問題が多いものの、振動は流石に少ないそうな。また、当時のマイクロバスで唯一の低公害車だったそうです。世界で唯一のロータリーエンジン搭載マイクロバス。生産台数は44台という希少性でカルト的人気を誇るパークウェイ26ロータリーは、ネットで調べるとちゃんと保存された個体があるみたいで2007年ではナンバー付きで公道を走れるようになっていたみたいですが、現在も公道走行可能なのかは不明。ナンバーがあると税金がかかるのでこれはどっちでもいいけど、末永くこの珍車を保存してほしいなーと勝手に思いました。

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