ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

VRでレースゲーム 3分で気持ち悪くなってダウン

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VRでレースゲーム 3分で気持ち悪くなってダウン

友人がハンドルコントローラーを買い、その土台を自作したと写真を送ってきました。彼はPCのVRゲームをプレイしているので、当然ハンドルコントローラーもVRでプレイする為に買ったのです。これは車好きとして遊びに行くしかない!ということで行ってプレイしてきました。VRゲームは1年前に彼の家で体験しているので今回で2回目の私。VRデビューの1回目は超人アスレチックみたいなゲームで見事に酔って半日は吐き気が止まらないという苦い経験でした。10mくらいジャンプできるそのゲーム、落下する時にフワッとなる(現実にはならないのですが)のがメチャクチャ気持ち悪く、少しVRゲームにビビっていたのですが車は飛ばないので大丈夫かもしれない!

彼の作った収納式運転席とハンドルコントローラー。折りたたむとベッドの下にすべて収納されます。座椅子の下の黒いクッションはバイブレーターでゲーム内と連動し振動。細かい部分ではペダルにもバイブレーターが付いており、こちらも振動するんですよ。ペダルは3つあるので左がクラッチですが、シフトレバーは別売りで今の所無し。ステアリングにパドルが付いているのでパドルシフトは可能で、この場合クラッチを踏む必要はありません。(設定でクラッチ踏まないとチェンジできなくすることもできるかも)

ゲームはプロジェクトカーズ2。とりあえず友人が86のレースカーでプレイするのをPCモニターで見ていましたが、この段階では上手いのか下手なのか、VRの世界ではどう見えるのか分からず。そして交代してもらい久しぶりにVRゴーグルを装着。これを付けると視野のすべてがゲーム画面。大型モニター、あるいは湾曲した横長モニターとは違います。視野がすべてゲーム画面となり、頭の動きにタイムラグほぼ無しで視野も動く、眼球のみ右を見れば、当たり前のように右が見える。そしてレースゲームでは使いませんが両手に持つコントローラーも自分の手の位置、動きに完全にリンクする(指の動きまでは再現できないけど)ので、少しうつむいて両手を見るようにすると仮想空間の自分の手がグリグリ動くのです。視野がすべて覆われているのと、自分の動きにアバターの動きがリンクする、この2つで本当に仮想空間に自分がいる、という気分になるんですよね。

さっそくゲームをスタートし直線を1速、2速とシフトアップしていきます。コースがまったく分からないので適当なタイミングでブレーキを踏みハンドルを切り込むと、なんか体にGがかかるような錯覚に陥る!しかし現実の私の体にGがかかることはなく、この違和感が凄いのです。通常のモニターでレースゲームをしても首が動くことはありませんし酔うこともない私ですが、VRだとコーナーリング時に首が傾いてしまうんですよ。現実ならGに対向するよう首に力を入れるけど、ゲームでGはかからないので無駄なことを無意識にしてしまうワケです。そして壁に接触しながらいくつかコーナーを曲がったところで吐き気がしてきて、これ以上無理するとヤバイそうなので「すまん、気持ち悪いからもうやめとく・・・」とゴーグルを外しました。ゲームスタートから約3分の出来事。これ以上やったら昼飯を吐いていたか、一日中気持ち悪かったでしょう。

VR酔いというのは人によって程度はマチマチだそうですがよくあることみたい。車酔いと症状は似ていて、主に吐き気と頭痛ですが、私は吐き気です。酔う原因も諸説あるそうですが、私が一番それっぽいと思うのは「今までの経験から予測される体の揺れやGと、実際の体の揺れやGが一致しないこと」これです。VRは体に揺れやGはかかるはずがありません。しかし脳は視覚情報からGがかかる!と錯覚してしまい、これを繰り返すことで気持ち悪くなるのだと思います。立っているより座っている方が体が安定するのでVR酔いは起こりづらいと言われますが、実際の運転経験があることと、ゲームがリアルになればなるほどこの錯覚は起こりやすくなるのでしょう。現実離れしたアニメ調のグラフィックのレースゲームだと酔いづらいかも。

グラフィックはパソコンの性能とVRゴーグルの性能両方が高いほど綺麗になると思うのですが、友人曰くこのVRゴーグルはそこまで解像度の高いものではないから、普通のモニターで見た方がグラフィックは綺麗とのこと。確かに解像度はそんなに高くなかったです。しかし視野のすべてが3D空間で上下左右が自由に見られるVRは「自分がその空間にいる」感覚がまず強烈に感じられ、解像度は言われないとそんなに気になりません。何かを凝視すると分かるかな、という程度。ハンドルコントローラーのフィードバックはタイヤがグリップしている間と抜けた時で変化していた気がする・・・けどそのへんをちゃんと感じる前に気持ち悪さが全面に出てきたのであんまり覚えていないですw

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休憩して気持ち悪さが軽減したので、銃を撃つゲームもやってみました。歩兵となり敵を倒しつつ進むゲームで、自分の移動は手に持ったコントローラーのタッチパッドを行きたい方向に押すと歩きます。視野は首を動かせばそのように見えるし、その場で自分が180度回転すればゲーム内の真後ろを見て、そこで前進すれば最初のポジションから後ろに進むことになる。ただしVRゴーグルは有線なのでぐるぐる回ると体にケーブルが巻き付きます。なので移動とは反対の手に持ったコントローラーのタッチパッドの左右を押すことで90度横を向くという方法で行うことに。これも自分が歩かなければ酔いませんが、歩くとかなり気持ち悪いので5分が限界でした。現実の自分の足は動いていないのにゲーム内で歩いたり走ったりするのが苦手なのです。方向転換は平気なんですけど。特に気持ち悪いのが、タッチパッドを知らない間に触って歩いてしまった時。コントローラーを握るという動作があるのですが、これをやるとタッチパッドを触ってしまうことがあり、意図的に「歩くぞ」と思って歩くのはギリギリ耐えられても、意図せず後ろ歩きされると「うあああ!なんで俺は動いているんだ!」と軽く混乱し一気に気持ち悪くなりました・・・

移動さえしなければ、ということでシューティングレンジで銃を撃って遊んでみましたが、こちらは酔わないし面白かった。銃は非常にリアルに作られており、最初に渡されるのはM16A1とM9。ベルトで体にぶら下がっているM16のグリップあたりをを右手コントローラーで握ります。この握るというのはコントローラーの両サイドにボタンがあるので、これを押すくらいコントローラーを握ることでゲーム内でもその場所にあるものを握った扱いになるんですね。すると手に銃がくっついたような状態に。手首の方向や角度はゲーム内と完全にリンクしており、手首を捻ると銃の裏など細部まで見ることが可能。そして左手でチャージングハンドルを引くのですが、左手をチャージングハンドルの位置までもってきたらトリガーボタンを押しつつ引くような動作をすることでこれが可能。トリガーは指を動かしたという判断なので、チャージングハンドルを引ききったところでトリガーから指を離せばガチャン!とハンドルが戻り、ボルトが初弾を送り込みます。狙って撃つのは現実と同じ感覚でトリガーは右手トリガーボタン。1マガジン撃ききったら右手タッチパッド下を押すとマガジンリリースを押したことになり、マガジンが落ち、自分の着ているベストに付いた新しいマガジンを左手トリガーで手に持ち、銃にマガジンを挿して再びチャージングハンドルを引くと撃てるようになる、というなかなかリアルなものです。ボルトリリースボタンは設定してないのか作動しませんでした。セーフティ、セミオート、フルオートのセレクターも触ることで選ぶことができ、チャージングハンドルやセレクターは銃によって位置や操作方法が違うので、その銃に合った操作を要求されるのが面白い。撃つ時には左手を銃身にもってきて握る動作をすることで両手で銃を持った感覚になり安定します。狙いはM16らしい丸い穴のリヤサイトからフロントサイトを見るもので、通常のモニターでFPSをやると画面中央に玉が飛ぶけど、VRだとそうはならず銃を持つ手の位置により決定されるので、より「しっかり狙う」という感覚が強くなりますね。アイアンサイトで遠くの的に当てるのはなかなか難しいかった。ライフルは1つの長い板を両手で持つイメージですが、VRコントローラーは左右で独立しているのでそれをライフルのイメージで扱うことに違和感はあります。そういう意味ではピストルの方が感覚的にリアルに扱える気はしましたね。素早くマガジンチェンジしようとするとコントローラーが接触するのでほどほどにw

そして最後にVR Chatというゲームをやってみます。自分のアバターを作り、誰かが作った部屋でおしゃべりしたりミニゲームをするのですが、これが実は一番おもしろかった。クラブの様な薄暗い部屋で壁のLEDがフラッシュし、無数のレーザーが出まくる空間でノリの良い音楽がかかっているので踊ったり他のアバターを見ているだけで楽しいのです。グラフィックはアニメ調でもちょっとリアル志向でも、動物でもなんでもアリみたい。中身は外国人のおっさんが多いそうですが、可愛らしい女の子のアバターが目の前まで近づいてきて手を振られるとちょっとドキドキします。椅子に座ってダンスフロアを見ている時、ふと左を見るといつの間にか女の子が座っていてこっちをじーっと見ていたのにも驚きました。「見られている」という感覚が平面モニターでゲームしている時よりずっと強く感じられるのです。

忘れていましたが使用している機器はHTC製のもの。基本的には頭に付けるゴーグルと両手のコントローラー、そして部屋の対角線の高い位置に設置するセンサーによって遊ぶものです。センサーから赤外線が出ており、それをコントローラーやゴーグルのセンサーが受けて位置と角度を補足、WiFiでPCへ飛ばしてゲーム内に反映させているのです。手のコントローラーにもゴーグルにも何箇所もセンサーがあるので正確な位置や方向が判別できるんですね。で、頭と手にこのようなセンサーがあるのですが、基本的に足や体にはありませんので、例えば自分がしゃがむとアバターもしゃがむのですが、これは頭の位置が通常より下がったのでしゃがんだのだろう、と判断されているだけ。匍匐のように寝そべるのも同じですね。ここでセンサーの数を増やすと、より正確に自分の動きがアバターに反映されることになります。上の画像でサンダルとベルトに付いているものがそれで、これを付けると足と腰の動きをアバターに反映させることが可能となるのです。ちなみに1つ1万円以上するらしい。これをすべて装備してステージで踊りまくるのはなかなか楽しく、気づいたら1時間以上経っていたなんてことも普通にありそう。ちなみにVR Chatはアバターを歩かせる時、タッチバッドを行きたい方向に押してトコトコ歩くモードと、トリガー長押しで行き先マーカーを出し、指定した場所でトリガーを離すとワープする方法の2種類があります。後者だと画面が切り替わるだけなので私でも酔うことはありませんでした。

VRゲームはすごい可能性を秘めていますが、酔うと辛いだけなので難しいシロモロですね。私も一時期PSVRを買おうか考えたけど、買わなくて良かったです。買って遊ばない(遊ぶと辛いので遊べない)のはお金の無駄ですからね。VRの車ゲームならコルベットC1とかでゆっくり綺麗な場所をドライブするだけとかならやってみたいかも。あとは動かなくても良い釣りゲーム。景色の良い場所でぼーっとウキを見ているのもいいし、ルアー釣りも両手のコントローラーでキャストしてリールを巻く動きができそう。できれば簡易的でいいので釣り竿とリールがあり、竿先から糸を出してその先にモーターでも付ければ、魚が引く感覚も味わえそうです。これ最高だと思うんだけどなぁ。

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