ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

ボルボが目指す、死亡事故を起こさない車

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ボルボが目指す、死亡事故を起こさない車

2019年4月19日、東京都で87歳の男性が運転する車が暴走し、2人が死亡、8人が負傷するという大事故が起きました。死亡したのは3歳の女の子と31歳の母親ということで、亡くなった方の無念さ、残された家族や知人の想いを考えると泣けてきます。「ご冥福をお祈りします」ほんと、これしかありません。

そんな時、ボルボがドライバーをカメラでモニターし、飲酒運転や疲労で注意力散漫になってくるとコールセンターから電話で呼びかけたり、速度を落としたり、最終的には車を停止させるシステムを開発し投入する、という記事を見ました。これが実現されていれば今回の事故で死傷者は出なかったでしょう。ちなみにドライバーの監視映像は記録はされず、あくまでもリアルタイムでモニターされているだけとのこと。

今回の事故を起こした車はまずガードレールに接触し、約70m先の横断歩道で男性をはね、さらに80m先で死亡した親子をはね、ゴミ収集車に衝突して止まったといいます。ボルボは室内のカメラでドライバーの目の動きや姿勢をモニターするそうで、このドライバーの状態を危険だと判断できてたとしたら、まず速度を一定以上出ないようにすることで大事故が防げますし、速度が下がれば緊急自動ブレーキで止まれる可能性も高まります。ガードレールに接触したり、信号無視したのもフロントカメラで認識していればドライバーが大事故を起こしかねない危険な状態だと車が判断しやすくなりそう。

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私は技術者ではないので偉そうなことは言えませんが、ドライバーの目の動き、フロントに付いている緊急自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロール用カメラの映像、アクセルとブレーキとハンドルの操作状況。この3つを総合的に解析すれば、その時のドライバーの状態はかなり正確に把握できると思っており、誤作動もほぼ無くこのシステムは成立しそうな気がします。ボルボの掲げる2020年までにボルボ車に関わる死亡事故をゼロにするという目標、これを達成する為の有効な手段の1つですからなんとしても納得できるレベルで装備してくれるはずだと期待しています。てか2020年って来年なんですね・・・

追記:ドライバーを監視するシステムは次の世代のプラットフォームを採用した車に搭載するとのことで、恐らく3、4年後になりそうです。

目の動き、前方の様子、運転の各種操作。この3つをモニターすれば、ドライバーの状態から緊急自動ブレーキの警告と作動タイミングを遅らせたり早めたりすることも可能で、これはしっかり安全確認して運転しているドライバーにもメリットがあると思います。前を確認しているのに警告音がピコピコ鳴るのは嫌なもので、そういうドライバーにはギリギリまで警告音を鳴らさないことができ、反対に注意力散漫なドライバーには早めの警告を鳴らすこともできますから。高速道路の逆走も、例えばゲート付近に「逆走注意」の看板を取り付け、それをカメラで読み取り車が逆走だと判断したら強制的に止めてしまうのも良いと思います。ゲート付近なら混雑はしても事故にはなりづらいですし、その際にハザード自動点灯でもしてくれれば親切。アメリカではいつか10歳くらいの子供が親の車で深夜ハンバーガーを買いに行き、無事買って帰ってきたなんて話もありましたが、こういうのも防げると思います。問題点は、そもそも安全意識の高い人が買うパターンの多いボルボよりも普通の車に取り付けてほしい機能だというところ。車両価格が上がるのは嫌がられますが、まずはボルボが「やればできる!」ということを証明し、それに習って他のメーカーもこういった機能を装備してくれると、多少時間はかかっても悲しい事故の無い時代が来るかもしれません。

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