ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

PS4 7月フリープレイのデトロイトは絶対やるべき

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PS4でオンラインゲームを楽しむ為にはPS Plusというのに加入しなければならない(1年5000円くらい)ワケですが、PS Plus加入者には特権として毎月ソニーが決めたゲームを3作品くらい無料でダウンロードして遊べるフリープレイというのがあります。ダウンロードできるのはその月のみですが、それさえしてしまえば月をまたいでもずっと遊ぶことができるのでなかなか良いサービス。

そして今月の1本(2019年7月)にDetroit  becom human(デトロイト ビカム ヒューマン)という作品があり、試しにダウンロードしてみたところ滅茶苦茶面白かったのでこの記事を書いております。発売は21018年5月、制作はフランスのクアンティック・ドリーム、販売はSIE。ジャンルとしてはマルチストーリーのアドベンチャーゲームで三人称視点で進んでいきます。舞台は2038年のデトロイト。AIとロボット技術が進歩し、人間そっくりのアンドロイドが販売され、プレーヤーは異なる環境で働く3人のアンドロイドとなりそれぞれの話を進めていく流れ。アンドロイドが自我に目覚め、自分という存在の意味や人間に対する不満や恐怖を感じるように進化するのはSF映画の定番。これをアンドロイド視点で描くのも珍しいものではないと思うのですが、デトロイトはシュチュエーションや描写が生々しく、ゲームという性質上自分でキャラを動かし、ヒントを見つけながら行動を選択し進んでいくので映画よりも物語に入り込める気がします。

グラフィックも綺麗。人物は実写寄りであり、かなりリアルですがCG感は否めません。が、主人公がアンドロイドなのでそのCG感が良い方に作用するんですよ。まつ毛や眉毛の1本1本、肌の毛穴まで再現された「精巧な作りモノ」。これがアンドロイド感を増幅させている感じ。反対に本物の人間には若干違和感がありますが、これは仕方ないところか。

(主人公の1人、マーカス。肌機能により肌は再現されているという設定で、この機能をOFFにするとグレーのテカテカボディーになる)

日本語はボイス、字幕共に対応しており、和訳は自然だし、どのキャラクターの声優さんもいい仕事をしています。知らない声優さんが多い中、老人訳の有本欽隆さんが個人的にはツボでした。ま、知っている人が有本さんしかいなかったのですがw

そして驚くべきは、ゲーム内の人間もアンドロイドも両方共、表情を非常に上手く再現している点です。激怒や号泣といった大きな感情は大げさに表現すればいいかもしれませんが、少し不安とか、ちょっと疑問に思うとか、そうい小さな感情が唇の震え、頬の動き、目の動きなどの動きで読み取ることができるんですよ。理不尽に人間に暴力を振るわれるアンドロイドは自我に目覚める前だと無表情。これが自我に目覚めつつある段階だと恐怖、怒り、苦痛、憤りといった表情を少しだけ表情に出すのです。モーションキャプチャーのマーカーを俳優さんの顔中にくっつけて撮影し、それを補正しつつゲームキャラに反映させるらしいけどとんでもない苦労でしょうね。

(主人の人間に暴行を受け続け、そのストレスと恐怖から主人を殺してしまったアンドロイドを取り調べる場面。目、頬、唇がフルフルする。浅い被写界深度も映画的表現です)

シナリオも素晴らしい。定番の題材には魅力があるからこそ定番になったのだと思わされます。通常アンドロイドは人間の命令を実行するものですが、虐待や差別などのストレスから自我に目覚めるアンドロイドをゲーム内では「変異体」と呼んでいます。3人の主人公の内2人はこの変異体であり、もう1人は変異体が起こした事件を追う警察の補佐をするアンドロイドというのも面白い。この3人はいずれ出会うことになるワケですが、人間から逃げる変異体を操るのもプレーヤー、それを追うアンドロイドを操るのもプレーヤーであり、それぞれの行動でストーリーは複雑に分岐します。アンドロイド有利で進めるなら警察補佐アンドロイドのプレーで失敗を繰り返す、みたいな感じですね。

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(フローチャートはいつでも呼び出せるので、どこで大きく分岐するかが分かる)

選択ミスで主要人物が死ぬのも特徴です。同じ死ぬにしてもどのタイミングで死ぬかで話は変わってきますし、あるいはすごく嫌な人間でついつい殺してしまいそうな奴でも、生かす選択をすると最後の方で物語に絡んできていい働きをしてくれたりとか、ストーリーの分岐するポイントが兎に角多い。それだけムービーシーンも作る必要があるし、声優さんのセリフ量も膨大だろうし、よくこんなゲーム作ったものだと感心しますよ。

(こちらは人間のトッド。ついつい殺してしまう代表ではないでしょうか)

戦闘シーンの操作も緊張感があっていいですよ。ボタンのマークが画面に出るのでそれを時間内に押すだけですが、出現してから成功判定までの時間がわりと短いしR2とかL1とか混じるので、慌てず、でも素早く判断する必要があります。戦闘の結果で生死が別れたり仲間が助けられるか決まることも多く、やり直しには再開ポイントからそこまでのストーリー時間をスキップできないこともあり緊張します。

マーカスが街のアンドロイドを変異させ仲間にしていく場面。これだけのキャラを動かす処理というのは大変そうですね。このマーカスがアンドロイドにも人権を与えてほしいという主張を人間に伝えるのに、平和的に行うのか、暴力的に行うのかというのが大きな分かれ道となります。私は両方共見ましたが、やはり平和的に進める方がハッピーエンドとなるみたい。

30時間くらいプレイして「あそこでこいつが死んだら(殺したら)どうなるんだ?」とか、「こっちの選択をしたらどうなった?」というのはほぼ試し、ストーリーはだいたい把握したので満足しました。細かい分岐は・・・流石に数が多くて全部試す気にはなれませんw もう7月も後半ですが、PS4を持っていてPS Plusに加入している人は是非ダウンロードしてみてください。SF好きにはたまらないはずです。

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