ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

新世代ボルボは高くなったなぁと思っていたら、そうでもなかった

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現行型のボルボV60、いいなーと公式ページの見積もりシュミレーションを眺めているのですが、お値段も素敵な額となっています。クラブマンの前の愛車が旧V60だった私からすると、「あれ?こんなに高かったっけ?」という感じで、V60購入時の注文書を引っ張り出してみました。値引きが大きかった記憶がありましたが、果たして新旧のV60の価格差はどのくらいあるのか。

まず注文書がこちら。購入したのは2013年の春で、消費税が5%なんですね。そんなに前になるのか・・・という感じ。ちなみに5%から8%になったのは2014年4月1日。

グレードはT4という一番安いもので、車体価格が399万円。現行型V60はモメンタムT5というのが一番安いモデルで、その価格は499万円。ちょうど100万円の差です。なかなかの値上がりっぷりに感じますが、私の乗っていたT4は1600ccで180馬力だったところ、現在のT5は2000ccで254馬力なので、単純に1馬力あたりの価格を出してみると旧型は1馬力22166円、現行型は19645円となり、意外にもパワー重視で見れば安くなっていることが分かりました。それから私が買った時にはシティセーフティーと呼ばれるレーダーとカメラによる衝突被害軽減&アダプティブクルーズコントロール機能はオプションだったところ現在は標準装備なので、これで20~30万円くらいは価格差が詰まるはず。ここまでは車体のみの話。

注文書の車両本体価格の下にマイナスで約45万円と40万円というのがあり、これが値引きでした。2つに別れているのは車体本体からの値引きとオプションからの値引きだったと思う。付属品価格1、2というのはメーカーオプションとディーラーオプションで、前者はメタリックペイント、シティセーフティー、レザーシート、ナビ、スマートキーの5つ。後者はスタイリングパッケージ(ちょっとしたエアロパーツ)とスモークフィルム5面。オプション総額約110万円はなかなかの価格です。が、私のV60購入時は後期型が発表され、半年後には日本でも発売されるというタイミングでした。前期と後期では顔が全然違っているので、ディーラーとしては前期の在庫は売ってしまいたい。ということでシティーセフティーとレザーシート無償提供サービス中だったと記憶しています。そもそも当時のボルボはレザーシートの在庫車が多く、ファブリックシート車はタイミングを逃すと受注生産となり納期が遅れるので、レザーシート付きの個体を同額に近い値引きで売っていることが多かったような気もする。シティセーフティも同じような感じですね。ただ、こういうキャンペーンはどちらか片方というのが多い中、両方やっていたのは最後の在庫処分が近かったからかもしれません。

上が前期型、下が後期型。後期の方がシャープでカッコイイと言う人が多いのでは?

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ここまで特に交渉しなくてもサービスがあり、スタイリングパッケージとウィンドフィルム分も値引きできないか交渉したところOKが出たのでハンコを押したのでした。そうそう、下取り車のXC70も買取店が90万円だったところ、ディーラーは110万円と言ってくれたのも大きかったですね。ということで諸費用を含めて総額455万円、下取り額をマイナスして345万円の支払いだったのが旧V60でした。

現行V60 T5モメンタムの場合はナビやセーフティー系装備が標準なので、特にオプション無しで乗ってもアリだと私は思っています。値引きがゼロということはないでしょうから登録諸費用分を相殺するとして、支払い総額はそのまま車両本体の499万円くらいか。あれ?そうなるとオプション付けた旧型の455万円と44万円しか変わらず、消費税3%分の差15万円を差し引くと29万円差にしかなりません。諸費用が値引きで相殺できなくて総額520万円になっても50万円差ですから、常識的な値上げの範囲内だと思えてきました。これを高く感じたのは、やはりスタートプライスが100万円上がっている影響が大きいのでしょう。

(画像はインスクリプション。ボンネットの長い車は格好良く見えるものだと実感します)

その上でこのシュっとしたデザイン、家族に愛されそうなイメージ、そしてメルセデス・ベンツやBMWに飽きた人への請求力もプラスされますから、販売台数が伸びるのもうなずけますね。欲を言うならエンジンをT4という低出力モデルを50万円安で出してくれれば最高です。200馬力あれば十分だと思うので。

現行V60に試乗した感想はこちら

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