試乗させてもらった後期型JCWクラブマンの写真を撮らせてもらったので掲載していきたいと思います。枚数は次に試乗する方が待っていたので少なめ。ボディーカラーはカタログに多用されるレベルグリーンソリッドとチリレッドの組み合わせで、オプションの19インチホイールを履いています。
マイナーチェンジで見た目が変わったのはフロントバンパーの開口部、デイライトがリング状になる、テールランプがユニオンジャック風になる、ミラーキャップが少しカクついた、といったところですが、大きな変化ではなく本当に化粧直しといったところ。フルモデルチェンジか!と思うほど大きく変化し、それがカッコイイと前期型オーナーは悔しい思いをしますが、クラブマンは、というかMINI全般的に変化が少ないので安心。
このフロントバンパー形状はどうなんでしょうね?個人的はどっちが好きか?と聞かれれば前期型が好きだけど後期も悪くはない、という感じです。画像を見るとメイングリルで空気を取り込む為に穴が開いている部分が少ないのが意外でした。その分?タイヤハウス前の開口部にも冷却装置っぽいものが見えますが、これはオイルクーラー?サブラジエター?
ヘッドライトのデイライトがリング状になりウインカーを兼ねています。デイライトがウインカーになるパターンはボルボやアウディなどでも見られますが、今後はこれが主流になるのでしょうか。1つ、MINIの小さなコダワリを紹介すると、ウインカーからデイライトに戻る時、パッと切り替わるのではなく少しだけ時間をかけ、モワっと切り替わるんですよ。これが他メーカーとの違いだそうな。言われないと気づかない程度ですが、確かによく見ると切り替わり方が優しいのでした。
オレンジの車は後期型のクーパーS3ドア。こちらはグリルに光沢のある黒いカバーが付いており、前期型との変化が少なかった。
私のクーパーSDクラブマン。オプションのアディショナルヘッドランプ(補助灯みたいなの)は後期のクラブマンには付けられないかも。
個人的に悔しいのがテールランプのデザイン。これは前期型より後期型の方が圧倒的にカッコイイと思う。リヤは流れるウインカーになるという噂もありましたが、残念ながら普通に点滅するタイプとなっていました。
写真を暗くするとユニオンジャック風のスモールランプがよく分かると思います。ブレーキを踏んだ時のストップランプはユニオンジャックの中央が点灯するのですが、ここに前期型との違いがあります。前期型のストップランプはバンパーに内蔵されている部分が点灯しますが、後期型はテールゲードに内蔵された部分が光る。ではバンパーに付いているランプはいつ点くのかというと、テールゲートを上げている時のスモールランプ、ストップランプ、ウインカーとして機能するのです。私は夜の停車中にトランクを開けていると後方から追突される恐れがあるからバンパーにランプ類があると思っていたのですが、海外では長さのある荷物を積む時、テールゲートを開けっ放しにして走行することがあるらしく(日本でもたまにいるけど)、その時にランプ類が見えなくならないように、ということらしい。開く部分にランプ類がすべて集約される場合、バンパーにも予備のランプが必要なんですね。そういえばアウディQ5なんかもテールゲートとバンパーの両方にランプがあります。
前期型のテールランプ。鳥の目みたいで後期型が羨ましい。後期のランプに交換可能だと思われますが、費用が10万円くらいになるのでは?とのことで、5万円くらいなら交換しようかと思っていましたが、10万円となると諦めるしかない・・・ユニオンジャックはカッコイイけど無駄なお金を使わずに済んだと喜ぶべきか・・・
ちょっと手ブレしたけど横から。赤いルーフが目立つ。日本の規制を満たす為の樹脂フェンダーの出っ張りが私のクーパーSDより大きいのはJCWだから?19インチを履いているから?
上は後期のクーパー。樹脂フェンダーの出っ張りはありません。クーパーの場合はこのフロントグリルデザインがしっくりきます。ベージュのクラブマンは前期型で、サイドミラーの形状が変わったのがよく分かりますね。フロントにもソナーが付いた(パッケージオプションかも)のは喜ぶべきポイントだと思いますが、ポコポコと目立つのが玉にキズ。
このクーパーのボディーカラーは新色のエニグマティック・ブラック・メタリックというもので、黒のベースにブルー系やシルバーのメタリックというもの。太陽光の当たる部分はキラキラと美しいブルー、影の部分は深いブルーというステキなカラーでした。カタログではMINI Yoursのカラーとなっているので簡単に選べるのか不明ですが、もし選べるのなら嬉しいですね。
内装は見慣れた感じです。
メーターのグラフィックはJCW用でしょうか。ステアリングはクーパーSより太くなり、赤いステッチがカッチョイイ。パドルシフトは標準だそうですが、プラスチックもろ出しなのでもう少し質に拘ってほしかったですね。
シフトレバーは他の後期型MINIと同じデザインに。コマンドダイヤルのデザインも少し変わり、上面のタッチセンサーが無くなったそうです。マップ動かすのに便利だったに。
ドアも装飾パネルの柄が変わったくらい。オプションのイルミネーションパネルを付けると光り方が変わったそうです。ペダルがちらっと写っていますが私の安物ペダルカバーはこれを模したものなんですねw
上が私の車。ソックリです。アクセルのアルミ部分が反っていて接着が弱かったり、フットレストが左ハンドル用で形が合わず切って合わせたりしたけど。
シートはヘッドレスト一体型の専用デザイン。サポートはクーパーSと比べて大きな差はないように感じました。細かい部分では輪郭の薄いグレーの部分が前期型では赤だったそうな。赤の方が派手で私は好きだなー。
ということで後期型JCWクラブマンの写真を掲載しました。前期型クーパーSDオーナーとして一番悔しいのは、やはりユニオンジャックのテールランプですね。3ドアがマイナーチェンジした時からこうなるだろうとは思っていましたが、実際に見ると「なぜ最初からこのユニオンジャックにしなかったんだ」と思う。ボディーパネルや内装の変化は少なく、マイナーチェンジとしては妥当な変化だったと思います。フロントに関してはS系の場合は前期が好き、クーパーとワンなら後期が好きという感じで、私はアディショナルヘッドランプも含めた前期の顔が好きなのでホッとしております。残クレ購入なのであと3年乗ることになる我がクラブマンを、今後も好きでいられそうで良かったw
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