写真も何枚か撮らせてもらったので、それを見ながらクラブマンと比べていこうと思います。まずは定番の真横ですね。車はROMチューンされたディーゼルエンジン搭載のクーパーSD オール4。FFのSDはありませんので必ず4WDとなり、お値段493万円。ボディカラーのメルティング シルバーメタリックは76000円の有償カラーです。クロスオーバーはボディカラーが他のモデルに比べて少ないのが惜しいですね。なぜ少ないのか・・・
試乗の記事はこちら。
F60 クロスオーバー試乗の記事でも書きましたが、ボディサイズはクロスオーバーの方が全長で45mm、全幅で20mm、全高で115mm大きいことになっています。しかし真横から見るとクロスオーバーの方が短く見えるのは全高プラス115mmのせいでしょう。クラブマンにはフロントフェンダー後方にエアアウトレットが。これはタイヤハウスに繋がっているので、エンジンの熱を逃がす為ではなく整流効果を狙ったものですね。
表には入っていませんがマツダCX-3がサイズとしては近そうです。ガソリン車ですがCX-3の試乗記事はこちら。
CX-3は4275×1765×1550mmのスリーサイズ、ホイールベース2570、XDプロアクティブ(FF)の車重は1270kg。かなり軽いですがカタログ燃費は23.0km/Lなので、ミニ(BMW)のディーゼルエンジンはパワーと燃費において優秀とも言えます。8速ATも燃費に効いているのでしょう。
グリルとヘッドライトの違いで顔つきも印象が異なります。けっこうマッチョなクロスオーバーに対して可愛らしさもあるクラブマン、という図式でしょうか。
クロスオーバーのインパネ全景は手ブレしていました・・・雰囲気だけなら分かるかと思って掲載しますが、これは失敗。
下はクラブマン。
もっと似ているかと思いましたが、写真で比べると真ん中のモニター部分以外はけっこう違うことに気づきます。クロスオーバーの方が室内の高さがある為、垂直に近い面が多く、そのせいでかなり違って見えます。
お気に入りのエンジンスタートスイッチ。赤くボワーンボワーンと光っていてカッコイイ。ちなみにこのエンジンスタートスイッチは上げても下げてもエンジンがかかります。止める時も同様。このクロスオーバーにはシートヒーターとフロントスクリーンの熱線が付いており、スイッチが全部埋まっていますね。トグルスイッチの両サイドはブランクですが、可変減衰ダンパーなどで使うのでしょうか?
クーパーSとSDはストライプが入るシートとなり、腰や太もものサポートがやや強くなるスポーツシートに。調整は手動式です。
後部座席もなかなか広く、ドアの大きさ、シートの高さなど含めて乗り降りはしやすい部類かと思います。
動画のキャプチャーなので画角が狭いですが、トランクです。ボディサイズからするとまぁまぁの広さではないでしょうか。コンフォートアクセス装備車はパワーゲートとなり、足をバンパーの下に出し入れすると自動で開いてくれ、閉める時もボタンでOK。
さらっとクロスオーバー クーパーSDの外装と内装を見てきましたが、ほどほどのボディサイズと実用的な広さを持つ室内で、4人家族で2泊3日くらいの荷物ならどうにか対応できそう。荷物が多くなると狭くなる可能性もありますが、そこは工夫して乗り切りましょう。ファミリーカーとして使える荷室の容量と走らせる楽しさ、見た目の楽しさをすべて満たしてくれる車というのは、そう多くはないと思うのです。そこのお父さん!嫁の説得もこれくらいの実用性があれば有利に進められるかもしれませんよ!
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