クラブマンの時も書きましたが私の住む地域で雪が降るのは1シーズン3回くらい。降り続くことはないので夜中に降った雪は朝に積もっているけど24時間後には溶けている事が多く、その日車に乗らなければノーマルタイヤのみでも生活できるのですが、一応スタッドレスを履かせるのは保険みたいなものですね。
さてロードスターに乗り換えて初のタイヤ交換。
ホイールハウスの隙間が異常に大きく車高が高く見えるロードスターですが実際の最低地上高はスポーツカーなのでやや低めでして、いつも使っているガレージジャッキと枕木のセットが入らないのは11月に確認済み。枕木無しなら余裕で入りますけどジャッキポイントに傷がついたり最悪曲がってしまうこともあるのでそれはいけません。なので廃材を使ってスロープを作っておきました。
板1枚だと高さが足りなさそうだったので2枚にし、登りやすいよう45°にカット。材料が足りなかったので奥の2段目は幅が狭くなってしまいましたが、タイヤの幅は余裕でカバーできているので問題無しです。
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12月中旬になり寒波が来るということでさっそくタイヤ交換していきます。スロープは1段2段と段階的にタイヤを乗せていく感覚が分かるので定位置に停めやすく、2段目に登った直後に停止すればOKというのが感覚で分かり誰かに見ていてもらう必要もありません。
フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン。アッパーアームとロワアームが地面と水平に近い角度で取り付けられている為、バウンド時にもリバウンド時にもタイヤのキャンバー角が一定に保たれるそうな。
リヤは5リンク。5本の棒で支えるということですがこの画像からは3本しか見えませんね。私もそこまで詳しい訳ではありませんが、フロント同様サスが伸びたり縮んだりしてもタイヤの角度が一定に保たれる=地面としっかり接地させられる設計なのでしょう。ちなみに前後50:50の重量配分であるロードスターはジャッキアップする際前も後ろも同じくらいの力で上がるのか楽しみにしていたのですが、ジャッキを当てるポイントがリヤはタイヤのすぐ前(上の画像で見えていますね)だけどフロントはドアヒンジのあたりとタイヤから離れている為、フロントの方が重く感じました。にしても1010kgの車ですから1540kgでFFのクラブマンのフロントに比べればすごく軽かったです。流石!
ナットは純正品をそのまま使い特に問題無く装着完了。マットブロンズのホイール、何気にカッコ良くない?
これはサマータイヤ用のホイールもブロンズにしたくなりますね・・・インチアップする気はないので16インチで探すならアドバンレーシングのRZⅡかなぁ。
ちなみにロードスターはノーマルだとホイールハウスの隙間が大きいのと同じくらいタイヤが奥まったように見える「ツラウチ」なのも気になるところ、スタッドレスになったら少し外に出ていい感じに見えます。ホイール変えるとこういう効果もあるんですね。
そしてスタッドレスにして1週間後、珍しく10cmくらい積もる雪が降りました。
雪道にもFR車にも慣れていない私はとりあえず交通量の少ない道でどのくらい走れるのか練習してきました。(写真の駐車場で練習していた訳ではありません)どのくらいのことをすると曲がらないのか、止まれないのかを経験しておくことは大切ですよね。タイヤが新品なこともあり圧雪なら大人しく操作する分にはまったく滑らず走れ、ちょっと無理をすると曲がれず外側にズルズルいくみたい。トラクションコントロールをOFFにして曲がりながらアクセルを踏むとフロントタイヤを中心にお尻が滑り、その滑る速度は思ったよりも早くツーッと回ってしまうのも体感できました。その際アクセルを全戻しせず少し戻してステアリン操作で修正するのが理想なのでしょうけど、その時の私は完全に全戻しでしたね。慣れていないとなかなかできないでしょうし、また雪が降って時間があれば安全な場所で滑らせてみたいものです。(もしもの時には速度を落とすことが被害軽減に一番有効なのだけど)
ということで2022年の記事もこれで最後となります。車がクラブマンからロードスターになり運転が俄然楽しくなってきました。来年もロードスターのお話を中心に週イチペースで更新していこうと思いますので、お暇な方は時々覗いていただけると嬉しいです。それでは良いお年を。
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