ぐっどすぴーど

40歳手前のオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2017年12月、F54クラブマンSDとDJデミオディーゼルが我が家に加わり、家の車がPHVとディーゼル車になりました。

ボルボ V70 代車で試乗

calendar

reload

ボルボ V70 代車で試乗

V60の1年点検で代車がV70だったので、その感想です。新世代のV90が発売され、完全に1世代前のモデルとなりましたが、果たしてその乗り味は?

この形のV70のデビューは2007年11月です。エンジン、トランスミッション、外観、内装などなど変更されながら、実に9年間も販売されたモデルなんですね。エンジンはNA3.2L、やターボの2.6L、3Lなどが初期モデル。2011年2月に1.6Lターボ、2Lターボの新生代エンジンを搭載し、これにDCTを組み合わせます。モデル最後に販売されるクラシックは2015年7月発売。ん?2015年?2年弱もクラシックを販売していたのか!?V90が海外で発売されてから1年くらい遅れて日本で発売になっているので、クラシックを長い期間売ることになったんでしょうね。(V90は2017年2月発売)

代車は2015年に登録されたT4で、走行距離16000kmです。ユーザー買い取り車でしょうか。

最近のモデルなので2Lエンジン+トルコン8速ATかと思ったら、T4は1.6Lの6速ATでした。6速ATということはDCTでしょうか?低速時にギクシャクしなかったのでトルコンだと思いこんでいました。私のV60とは設定が違うのかな?低速時のスムースさはこのV70が断然いいです。シフトアップの歯切れはV60の方が良し。エンジンブレーキの効きがV60は普通なのですが、V70はほぼ無しというくらい空走するので、燃費はいいのかもしれませんが、慣れないと変な感じでした。

全長4815mm、全幅1890mm、全高1545mm、車重1660kg。エンジンは180ps&24.5kg-mというスペックですが、なかなか力強く走ります。エンジン音は上手く抑えられていますが、けっこう元気な音質なので、「なかなか力強い」という印象になるのかもしれません。同じエンジンとトランスミッションのV60が燃費10~11km/Lくらいなので、同じくらいは走るのではないでしょうか。

グリルのレーダー部分(ボルボマーク左)にシルバーのラインを入れ、なるべく目立たないようにしてあるのが良いですね。

これがステーションワゴンだ、という感じのサイドビュー。ルーフレールが似合いますね。これは標準装備なのかな?握って車体をゆすってもビクともしない、非常にしっかりしたルーフレールでした。ホイールベースは2815mm。スタッドレスタイヤを履いており、ホイールは純正ではありませんでした。

ランプ下部やVOLVOロゴの下にメッキの装飾が入るのが後半に販売されたモデルの特徴。リヤガラスの面積が広く、ルームミラーを見た時の視界の広さが新鮮に感じられます。

内装は2011年の1.6Lエンジンのデビューあたりで大きく変わった部分です。それ以前のモデルは純正モニターがダッシュボードから電動で上がってくるもので、モニター周りとセンターパネルのデザインが大きく異なります。

センターパネル拡大。フチの半光沢のシルバーとウッドの組み合わせは好きです。

ドリンクホルダーカバーも同じウッド調。V60は黒いプラスチックになる部分ですね。開けるとドリンクが横に並ぶのは、車体の幅が広いからでしょうか。(V60は縦に2つ)

スポンサーリンク

運転席ドアの内張り。ややのっぺりした印象。アームレスト部分は柔らかく、腕を置いた感触は気持ちいいです。ドアを閉めた時の音がボルボは良いイメージでしたが、今回は「バンッ」という感じであまり重厚感がありませんでした。V60の方がドムッと音に重みがあります。

ベンチレーション、というかクーラー?付きのレザーシート。久しぶりに柔らかめのシートに座りました。フワフワとまではいかないまでも、ここ最近乗った車で一番柔らかいです。革が柔らかいのも手伝っていますね。ベンチレーションはお尻がヒンヤリするのでエアコンの風のような気がします。V70はシートの高さ調整を一番低くしてもけっこう高いなーと感じました。乗ったり降りたりという動作にはちょうどいい高さ。

メーターはV40や後期のV60と同じユニットですね。

荷室はこれだけのボディサイズなのでフラットで広いです。オプションなのか標準なのかは不明ですが、オートテールゲート付きで、これは楽でいいなーと思います。後部座席の広さは、そこそこ広いという感じ。ミニバンタイプに比べれば狭いですけどね。後部座席もシート高が程よい高さで乗り降りがしやすいのは良い部分。BMW3シリーズの後部座席は低くサイドサポートが大きいので、乗り降りがドッコイショですが、飛ばしても体は安定します。反対にV70のサイドサポートは前も後ろも弱めなので、飛ばす車ではないということですね。

サブトランク。この下にスペアタイヤを入れる空間があるので浅めです。実際にはスペアタイヤは入っておらず、パンク修理キットなのでここをもっと深くすることも可能だと思うのですが、コストダウンでしょうか?ダンパーで天板を保持できるのはいいですね。V60はダンパー無し。

画像で全体を紹介しましたが、乗った感想です。

エンジンは最初に書いたように十分なパワーだし、遮音もまずまず良いです。DCTの悪癖も感じずゆったり乗れるのは、V60とV70で異なるプログラムなのか、その年式で異なるのか不明ですが、この車は文句なしでした。ロードノイズの遮断もなかなか高いレベルです。

乗り心地&ハンドリングは、ソフトでゆったり。低速では柔らかいと感じる足回りですが、速度が上がってくるとビタっとしてくるので、高速クルージングは快適だと思います。曲がる時は傾きが大きく、速度が上がると外側のフロントタイヤ1本で曲がっているような感覚になり、あまり気持ちいいものではないですね。同乗者が車に弱い場合は酔いやすいかも。こういう車なので、ゆっくり走るのが似合うと思います。ステアリングにパドルシフトも付いていますが、エンジンブレーキが欲しい時に使うくらいでしょうか。

飛ばして乗ることはない。ゆったりした乗り味の車が欲しい場合には、柔らかいレザーシートで気持ちよく乗れる車だと思います。しかしデビューが2007年と9年前の車なので、高年式でも車全体が「ゆるく」感じるのは設計の古さでしょう。最新のV90の乗り心地は悪いこともないし、飛ばして曲げても余裕で対応してくれるので、これがシャシーとサスペンションの進化なんですね。足回りを柔らかくすれば乗り心地が良くなるのはだいたい正しいのですが、そこそこ固めても乗り心地は悪くならない、というのが最新の設計と技術ならできるのだと感じました。V70からV90への進化は2世代分くらいありますね。

2017年 V90も試乗しています。よろしければこちらからどうぞ。

静粛性テストのページから結果のみを移行しました。どんなテストなのかはこちら

結果は84.0 84.2 83.9 82.8 83.4 83.2 83.7 84.5 84.4 84.8 83.9 84.0 84.5 82.2 82.4 82.8 83.2 82.6 8.63 83.4(単位db)で、平均値は83.57。

スタッドレスを履いていましたが、最近のスタッドレスは静かなのでそのまま掲載。非ランフラットのレグノを履くBMW E90 323iが85.0dbで、それよりも静かだと体感できる差があり、静粛性にはかなり気を使った作りなのだと思います。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す