ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

ロードスター純正アルミペダルをPayPayモールで購入 取り付けは簡単かと思ったらゴムが固くて手が死にそうになる

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ロードスター純正アルミペダルをPayPayモールで購入 取り付けは簡単かと思ったらゴムが固くて手が死にそうになる

新車契約時のオプションでちょっと迷ったアルミペダルセット。アクセル、ブレーキ、クラッチ、フットレストの4点セットでマツダ純正価格は24300円とまーまーのお値段。前の愛車であるクラブマンと父のBMW 330eの時はアマゾンで中華製のバッタ物を5000円くらいで購入したので、ロードスター用ならいくらでもあるだろうと新車注文時にはスルーしていたのですが・・・調べてみると激安のは存在せず、あるのは純正品か純正じゃないけど同等の値段がするものだけでした。

BMW用のはこんな感じで見た目は普通に良い。左ハンドル用だったのでフットレストのプラスチックを少し削って加工しましたが5000円くらいなら安いものです。アルミペダルはやはり見た目が良く、ロードスターもスポーティーな車ですから是非欲しい!でも高い!と迷っていたところ、9月25日の日曜日がPayPay残高ポイントの付与率が高い日であり、ちょうどロードスター用のペダルセットがあったので注文したのでした。

通販では個別に販売されており、私の買ったエムアルというお店ではMT車の場合はアクセルが7370円、フットレストが4950円、クラッチとブレーキがセットで5830円だったので合計18150円でした。この時点でディーラーで頼むより6150円安く済むのに9月25日にPayPay支払いで注文すれば3899円ポイント付与されるのです!つまり14251円で買えたことになり、ディーラーより10049円も安く手に入ったことになる!やったね!

お取り寄せということでゆっくり待つかなーと思ったら1週間ほどで届き、さっそく取り付けます。

ついでにアクセルペダルをかさ上げしてみようと、ゴムシートをペダルの形に切っておく。

ゴムシートは昔の商用バンの荷室に敷いてあったものでいくらでもあるので使いたい放題。前回作ったクラッチストッパーのゴムもこれ。厚さは4mmくらいで、ペダルと合わせて7mm~8mmくらいかさ上げされることになります。

では取り付け。まずはアクセルペダルを車体から取り外します。ネジを隠しているプラスチックカバーをこじって外し、ボルトを2ヶ所緩めアクセルユニットがフリーになったらカプラーを外せばOK。電気信号を送るペダルなのでゲームのコントローラーと同じようなもの。

取り付けはペダル部分にドリルで穴を開けてネジのベースを埋め込みアルミペダルをのっけてネジを締める方式で、穴開け位置を合わせるシールが付属していますがズレている気がしたのでペダルを両面テープで仮止めし、穴の中央をキリでグリグリして浅いキズを付けます。

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そのキズを中心に細いドリルで穴あけし、徐々に大きくしてゴムベースが入るサイズ(7mmだったか)まで広げたら作ったゴムマットを置いてベースをグリグリ押し込み、アルミペダルをのっけてネジを閉めれば完成。

何気にゴムベースを押し込むのがしんどかったけど簡単な部類ですね。次はフットレスト。

正しい取り付け方法はカーペットをめくってノーマルフットレストの裏に付属の金属ベース(アクセル完成写真の右に写ってる黒い鉄板)を置き、その金属ベースにネジ穴が切ってあるのでボルトで締めて固定するのですが、カーペットをめくるのが面倒というか折れそうで怖かったので両面テープで貼り付けることにしました。金属ベースがずっしり重く200gぐらいありそうだったので、グラム単位で軽量化されたNDロードスターを重くするのは嫌なのです!と言っておこう。両面テープはこれだけしつこく貼っておけばいいでしょう。クラブマンのも3シリーズのも両面テープだったし。

最後はブレーキとクラッチですね。ゴムで包むように付いている純正ラバーを外し、逆手順で付けるだけなのですが実はこれが一番しんどかった。柔らかいゴムだと運転中に外れて危ないのである程度固くて厚いゴムなのは分かります。実際純正ラバーの取り外しもけっこう指の力を使い10分くらいかかりましたからね。で取り付けですが、アルミプレートがある時点でゴムの伸びる部分が少ないのですから辛い作業になるだろうと予想はしたものの・・・全然嵌まらメチャクチャ辛いです。コツとかはなさそうで、兎に角スタート地点を決めたらグイグイ広げて押し込んでいくのみ!上下左右のどこからスタートするかは力の入れやすい場所を最後にするのが良さそうで、私の場合は上からスタートして左側を下まで入れ、最後に右下という感じでした。

クラッチを嵌めるのに30分ほどかかり、最後のブレーキは握力が落ちてくるし指は痛いでさらに苦戦を強いられ、1時間くらい頑張っても嵌らなかったのでちょっとした道具を自作。

五寸釘の先を叩いて曲げたもの。この先でゴムをひっかけて引っ張るのですね。すでに嵌っている部分に入れてスライドさせようと作ったのですが、ゴムが固すぎてスライドさせるのは無理だったのでひっかけて伸ばす作戦に変更し、30分ほどかかりどうにか嵌めることができました。ちょっと感動。

ということで完成!時間はかかるし手は痛いしで、1万円出して納車時から付けてもらっていても良かったのでは?と一瞬思ったけど、自分で取り付けたほうが愛着が湧くし1万円浮いたのだからヨシとしましょう。しかしですね、このロードスター用のアルミペダル、乗り込むとドライバーからほとんど見えないんですよ。ミニバンみたく椅子に座るような姿勢だと足元がよく見えるけど、着座位置が低く足を投げ出すようなロードスターだと見えないらしい。ま・・・まぁドアを開けて乗る時には見えるしいいよね!

それからアクセルペダルが8mmほどかさ上げされることで運転感覚はどうなったかと言うと、まったく変化を感じません。ブレーキも2、3mmかさ上げ状態になったからかな?ハッキリ違いを体感したいならあと10mmくらいは上げないとダメかと思うのですが、そうなると付属のネジの長さが足りないし見た目に違和感がありそうで悩みます。これについては新たに手を加えたら追記するとして、こんかいはここまでにしとこう。

2022/10/23追記:アクセルペダルを10mmかさ上げしました。見た目と通常運転時の違和感ゼロ、ヒール&トゥは少し試したところ踵が触れやすくなったのでいい感じだと思い、このまま練習していこうと思います。アクセルペダルかさ上げの記事はこちら