ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

DJデミオにドラレコ取り付け 自分で簡単にできるよ

calendar

嫁さんの2017年式デミオのフロントにドライブレコーダーを取り付けました。作業したのは3ヶ月前なのですが、自分のクラブマンのリヤドラレコを取り付けたりしていて記事として書くのを忘れていたので、今更ですが思い出しつつ書いていこうと思います。

DJデミオのフロントドライブレコーダー取り付け難易度は低く、かなり簡単な部類。自分で取り付ければ工賃もタダなのでちょっと車イジリしてみようかな?と思っている人なら挑戦してみる価値があると思います。ドライブレコーダーはガラスに本体を貼り付けて電源プラグをシガーソケットに挿せば作動します。配線隠しもガラスと天井ライナーの隙間に押し込んでAピラーへ移動し、Aピラーの内装パネルに押し込みながら下までもっていけば見た目も悪くないでしょう。それでOKとするなら取り付け時間は10~15分。しかしここではもう少しスマートに、車のシガーソケットを使わずヒューズボックスから電源をもらう方法で取り付けます。

取り付けるのはユピテルのDRY-SV1050c。白い箱の方です。赤い箱のは間違えて買ってしまった旧型で画質が全然違う。開封した為返品交換できず、仕方ないのでクラブマンのリヤドラレコとして取り付けて使っています。

デミオのヒューズボックスは助手席の足元左側。アクセスしやすくスペースも広い為、配線隠しがしやすいのが良し。MINIクラブマンはグローブボックス奥にあり、作業がしづらい!

車載説明書を見てどこから電気をもらおうか?と考えましたが、空きがあるのでその中でエンジンONで通電する場所をテスターで探します。中には常時通電しているものもあり、それを電源に使うとバッテリーあがりの原因となってしまいます。テスターを挿し、エンジンOFFでは無反応、エンジンONで反応したのは6の位置だったので、そこから電源を取ります。ついでにアースできる場所も探すと、ちょうどいい場所にありました。

上の画像ではすでに6番に電源取り出しヒューズが挿してあり、右上にアース取り出しのクワガタも取り付けてあります。このアース、ネジは金属ですが遮音材やプラスチックが周囲に使われており、アースとして使えるか?と不安になりましたが使えました。テスターがあるとこういう時に便利です。(金属むき出しの左のネジは固くて回らなかった)7.5Aのヒューズを使っているのは地元のホームセンターにちょうどいいアンペアの商品が売っていなかったから。本来は2A~5Aでいいと思いますが、まぁ大きい分には問題無いでしょう。後で出てきますが付属の電源ソケットに2Aのヒューズが入っているので、本体はその2Aで守られているし。

デミオの室内ヒューズは背の低いタイプ。

amazonアソシエイト

電源とアースの取り出しに使うのはこちらのアイテム。シガーソケットはユピテルのドラレコを取り付けるならあった方が楽です。なぜならユピテルのドラレコは5Vで作動する設計。車の電源は12V。12Vを5Vまで減圧する機能が電源プラグに入っており、これを使わないと本体が壊れる(と思う)のです。クラブマンのフロントに取り付けたのはコムテックのドラレコで、こちらは12Vでも24Vでも作動する(本体の中で減圧しているのだと思う)設計なので付属の電源プラグをぶった切り、線を剥いてプラスマイナス繋げばOKでした。幸い電源に繋いでテストする前に気づいたので壊さず済みましたが、消費電力的にこっちの方式が有利なのでしょうか?

線を切っちゃった付属の電源プラグ。先端に2Aのヒューズが入っておりドラレコ本体を守っています。分解すると基盤と抵抗が入っていました。

スポンサーリンク

12Vを5Vに減圧するには付属電源プラグを使うしかないので、切った部分を剥いてつなぎ直し、車から出した電源とアースをソケットの先と横にハンダ付けし、絶縁テープでぐるぐる巻にしました。先端がプラス(ヒューズから出した電源)、横がマイナス(アース)。

これで通電して電源が入るので、電源をONにして液晶画面を見つつ取り付け位置を決め接着。両面テープは強力かつ使い捨てなので一発で決める必要アリ。ワイパーの拭き取り範囲内で、なるべく上の方、接着面は黒い部分にかかって目立ちにくいという理由で運転席側にしました。あまり中央寄りにするとカメラユニットが入る黒いボックスが映り込むので、ギリギリこれを避ける位置で、というのも大切です。

中から見た図。ガラスと天井のライナーの隙間はゆるいので簡単に配線が隠せます。電源が助手席側なので左へ配線を隠しつつ進んでいきますが、カメラユニットのあたりも特に問題なく隙間に隠すことができる。それからこのドラレコ、接着部分から本体の角までの距離が意外にあるのでフロントガラスの湾曲が大きな車は角(この場合は本体右上)がガラスと接触する可能性があるかも。まぁドラレコは中央に付けるもので湾曲が強くなるのは端っこなので大丈夫だとは思うのですが、デミオでもガラスと本体の隙間がギリギリなのは意外だった。

Aピラーから降りてきた線はドアを開けた時に見えるゴムの下に押し込んでいき、ダッシュボードと足元パネルのつなぎ目で横へ移動。あとは見えない部分で余った配線をまとめ、走行の振動でガタガタしないようテープで固定して完成です。

本体の接着を少しミスってわずかに右下がりに・・・しかし剥がしてやり直すことができない両面テープなので諦めました。この位置なら邪魔になることはありません。メモリーカードスロットが右側にあるので運転席側に取り付けるとカードが取り出しやすいというメリットもあります。マイクロSDはうっかり落とすと隙間に入り込んで回収不能になりますからね。(経験者)

そうそう、ユピテルのドラレコは説明書に「3週間に1回くらいメモリーカードを本体からフォーマットしろ」と書いてあります。面倒くさいなーと思いつつ3ヶ月フォーマットしないで使っていますが、ちゃんと録画されているので基本的にフォーマットは無視してOKな気がします。時々パイロットランプを確認し、録画できていないならフォーマットするくらいの気持ちでいいのではないでしょうか。パイロットランプがすぐ確認できるという意味でも運転席側で良かったかも。SV1050cのパイロットランプは小さいのです。

メニュー表示や各種設定も直感的に操作しづらいなーという印象。

私のクラブマンフロントに取り付けたコムテックHDR-751G。コムテックの方が各種設定が直感的に操作できる(と思う)。パイロットランプも大きく見やすく、デザインの好みはあると思いますが使い勝手はこっちが上ですね。付属シガープラグを使わなくてもいいし、24V車でも使えるし。

最後に少し話が逸れましたが、車のシガーソケットを使わずスマートにドラレコを取り付けるのが簡単なデミオ。ひと手間かけて純正品のように取り付けられると満足度も上がると思うしオススメです。

関連記事 ユピテルの円柱状ドラレコ比較 MINIクラブマンにフロントドラレコ取り付け

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す