ぐっどすぴーど

40過ぎのオジサンが車の試乗をして感想を書くblog。youtubeで動画配信もしています。2022年9月、MT車に乗りたくてNDロードスター NAVY TOPを購入しオープンドライブを楽しんでいます。

43歳の子持ちおじさん、ロードスター NAVY TOPを選んだ理由を語ってみる(嫁さんはすんなりOKしてくれた)

calendar

reload

43歳の子持ちおじさん、ロードスター NAVY TOPを選んだ理由を語ってみる(嫁さんはすんなりOKしてくれた)

2022年5月にロードスターNAVY TOPを契約した管理人です。今回はなぜロードスターへ乗り換えることにしたのか?RFも含めてグレード選びは迷わなかったのか?ということをお話したいと思います。納期や値引きやオプションなどを記した契約時の記事はこちらからどうぞ。

ロードスターでもコペンでも、2シーターの車というのは実用性が皆無なので家庭を持つ人間としては「欲しいけど家族構成的に無理」ということが多いかと思います。まずはこれをクリアできなければ買うことができませんよね。(2台持ちできるなら別)私の場合は嫁さんと息子、そして父と母の5人で暮らしているのですが、私の車以外に330e、デミオ、ミラの3台があり、330eは車庫に置きっぱなしなので基本的にいつでも使えます。3人で出かけるなら330eに乗ればいいのですからクラブマンがロードスターになっても困ることがない、というのが非常に有り難い。

あとは嫁さんが小学校2年生の子供がいるのに5人乗りのクラブマンからロードスターへの乗り換えを許すか問題ですけど、これに関しても私の嫁さんは特に何も言いません。私が車好きなのは昔からなので理解している(諦めている?)し、家族で出かけるなら330eでもデミオでも良いと思っているみたい。我が家は皆仲良しなので普段から330eで5人乗って旅行行ったりしてますし、特に私の車でなきゃダメな理由は無いのです。そんな感じなので2シーターの車に買い換えられる土台はできているのでした。

クラブマンの残価である200万円を払って自分のモノにするという手もありました。今回契約したロードスター NAVY TOPの新車は344.6万円ですから支払いはずいぶん増えますし、クラブマンも気に入っていたので買い取るのもアリだったと思います。が、オープン2シーターでMTの車を所有できるチャンスが次に来るか分からない。ならばチャンスがある今買うべき!とバカな私は考えました。そもそもなんでオープン2シーターなのかというと、クラブマンはかなりスポーティーに走れる車で日常的に走るだけでもスイスイ曲がって楽しく、その楽しさを超える車というとかなり走りに振った車になります。ここで重要なのが「日常的に楽しい」ということで、ほどほどのパワーでいいから軽くてMTで操っている感を味わえる車というと・・・その筆頭はロードスターでした。スイフトスポーツやGR86もアリですけど、屋根が開くなら楽しさ倍増ですからさほど迷わずロードスターとなった次第です。オープン2シーターは過去にMG-Fに乗っていたこともあり、その楽しさは経験済み。興味のある方は「過去に乗っていた車 MG-F」をどうぞ。この時の彼女が今の嫁さんであり、私の車好きは昔から知っているのです。自身も子供が生まれる前はMTのコペンに乗っていたし、説得しやすい・・・というか、次の車ロードスターにするわ、と言ったら「おっ、いいんじゃない?」という反応が帰ってくる最高の嫁さんなのです。

ロードスター、最初は安いNC型を考えていました。しかし最近はNCも値上がり気味で状態の良さげな個体はそれなりのお値段ですし、NDも2015年の初期モデルなら安いけど7年落ちとしてはやっぱり高く、年式が新しくなると新車価格にどんどん近づいてきます。そこで新車を見てみると5月いっぱいの限定車でNAVY TOPというのが目に止まりました。レザーシートモデルをベースに紺色の幌にしたモデルで、こういった幌のカラーを変えたモデルは過去にもワインレッドとシルバーがありました。ワタクシ、ネイビーの幌にはちょっとした憧れがありまして、昔雑誌で見たマセラティ スパイダーのホワイトボディにネイビー幌が死ぬほどカッコよかった記憶があるのです。

(旧マセラティスパイダー。白ボディにネイビー幌の画像は見つからなかった)

スポンサーリンク

マセラティ スパイダーの販売時期は2001年から2007年なので私が25歳くらいの時ですが、カッコイイ!これがイタリアの「粋」というものなのか!と思ったものです。あとは基本的に幌が有彩色ならボディカラーは無彩色がしっくりくると思うし、その際コントラストがある程度あった方がお互いが映えると考えます。ネイビーの幌だと濃い有彩色ですから薄い無彩色のボディがしっくり来る、それは現在のロードスターのカラーラインナップではスノーフレークホワイトになった、という流れですね。

ネイビーの幌が気に入った!となるともう1つの選択肢として990Sがあり、実はここがかなり迷ったポイントでした。990Sは遮音材を減らしたりガラスを薄くしたりして軽さを追求し、その上でブレーキ強化、レイズホイールなどを装備したグレード。装備は簡素ですが必要にして十分でもあり価格も安いので魅力的でした。が、簡略化された装備の中にセンターディスプレイがあり、一等地にはセグメントオーディオが入るのですよ。

走りに特化したグレードとは言えあの位置にモニターが無いのは寂しいし、バックモニター取り付け不可、Apple CarPlay使えないなど実用性が下がっちゃうんですよね。ブレンボキャリパーやレイズホイールは魅力だけどロードスター1台で私の日常をすべて快適にこなすのに990Sの装備はちょっと弱い。走りの装備と利便性を天秤にかけた結果、値段は上がるけどNAVY TOPになったのでした。ネイビーの幌が欲しい!と思ったので990SとNAVY TOPで迷った訳ですが、こういうパターンの人っているんでしょうかね?

あと990Sで装備は理想的なんだけど幌は普通のブラックでいいのに・・・という人がいないか心配だったりします。走りに振ったグレードならば幌はブラックでいいと思うのですよ。ちなみに私はネイビーの幌が存在しなかったらSスペシャルパッケージのソウルレッドを買っていたと思います。

最後にRFとトランスミッションについてですが、私は以前幌のMTとRFのATに試乗したことがあります。(幌MTの記事はこちら。RF ATの記事はこちら。)その時に感じたRFならATもアリかもしれないというのは今でも思うのですが、今の私は「古典的な幌とMTの車に乗りたい気分」であり、今なら憧れていたネイビーの幌が選べる!ということでこのあたりの選択は一切悩みませんでした。RFは値段もコミコミ400万円を超えてくるでしょうから予算オーバーですしね。

ということで「日常で不自由無く使え、走る楽しさを満喫できる」車はロードスターだと思う。ネイビー幌に憧れていたこともあり買えるタイミングならば買っておけ!という勢いで決めたというお話でした。長々とお付き合いありがとうございます。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す